ある夏の日、長野大学の新棟建設現場に、上田市内の中学生たちがやってきました。
彼らは、上田市役所学園都市推進室・建築課・建築指導課、そして**宮下組(JV)**での職場体験の一環として、長野大学の現場を訪れました。
長野大学では、建設業に携わる人々の仕事について、まずは全体像から説明。
「建設現場にはどんな人が関わっているのか」
「発注者と受注者の役割って?」
といった基本的な知識から、新棟建設の具体的な仕組みまで、幅広く学んでもらいました。
話を聞くなかで、生徒たちが驚いていたのは、職人さんたちが“工程ごとに専門分野で分かれている”こと。
– 鉄骨を吊り上げ、組み立てるとび職
– 建物の位置を出すすみだし職人
– 鉄筋を組み立てる鉄筋工 など
「一つの建物を建てるのに、こんなに多くの“プロ”が関わっているなんて…!」と、建設の奥深さを実感した様子でした。
そして、いよいよ実際の建設現場へ!
間近で見るクレーンや重機の動き、作業員の連携――普段はなかなか見られない光景に、生徒たちの目も輝いていました。
安全装備をしっかりと身につけて、リアルな“現場の迫力”を体感してもらいました。
現場見学のあとは、熱中症対策として職人さんたちに人気のかき氷タイム!
この日は、マンゴー、抹茶、レモン、カルピスなど、さまざまなシロップが用意されていて、
「どれにしよう!?」と迷いながら選ぶ姿も微笑ましく、
冷たいかき氷を頬張る生徒たちは笑顔いっぱいでした。
建設の現場に触れたことで、「将来はこういう仕事に関わりたい」と思ってくれたら嬉しい限り。
長野大学の新棟建設現場が、地域の未来を担う中学生たちにとって、学びと発見の場になったことを、心から嬉しく思います。