こんにちは、長野大学です!
今日は、長野県が実施する「誰もが働きやすい現場環境づくりに向けた現場点検」の様子をお届けします。人口減少や担い手不足が進むなかで、若手や女性、高齢の技術者など、誰もが安心して働ける建設現場をつくることが大きな課題となっています。今回の点検は、その第一歩となる重要な取り組みでした。
今回、長野大学は発注者として新棟建設事業の概要をご説明しました。学生たちの学びの場となるキャンパスの未来像や、新棟が果たす役割を共有することで、点検に参加された方々にも本プロジェクトの意義を感じていただけたのではないかと思います。
続いて、施工を担当する北野・宮下・エーシーエ共同企業体(JV)より、現場での環境改善の取り組みが紹介されました。特に今回は、夏期の現場環境に欠かせない 熱中症対策 に焦点をあててご説明いただきました。
新棟建設現場で行われている対策の詳しい内容については、こちらの記事でご紹介しています。
👉【2025年9月10日】命を守る最前線!! - 新棟建設工事の熱中症対策
働く人の命を守る最前線で、どのような工夫が行われているのか、ぜひご覧ください。
今回の現場点検には、長野県建設業協会女性部会、長野県丸子修学館高等学校の3年生、北野こまち会、長野県職員建設女性の会の皆さまをはじめ、長野県上田建設事務所や長野県建設部技術管理室の方々も参加されました。
多様な立場から現場を見ていただくことで、より広い視点から「誰もが働きやすい現場環境」について意見が交わされました。現場での取り組みを点検しながら、改善すべき点や他の現場にも広げられる好事例についても議論され、学びの多い時間となりました。
その後、実際に現場を歩きながら点検を行いました。チェック表に沿って安全や環境改善の取り組みを確認し、意見交換を通じて新たな気づきや改善の可能性についても話し合うことができました。
あいにく当日は雨模様で、じっくりと見学いただくことができなかったのが少し残念でしたが、それでも現場の雰囲気を感じていただけたのではないかと思います。
今回の現場点検は、建設業界で働くすべての人にとって「よりよい環境づくり」を進めていくための大切な機会となりました。若手や女性、高齢の技術者を含め、誰もが安心して力を発揮できる現場が広がっていくことを、私たちも強く願っています。
これからも長野大学新棟建設は、多くの方々とともに未来を築いていきます。どうぞ引き続き応援をよろしくお願いいたします!