社会の変化を考慮すべき
衆院選挙制度
輿水氏 与野党協議会で見解
自民、公明、立憲民主など与野党6党による「衆院選挙制度協議会」 が5日、衆院第2議員会館で開かれ、今後の選挙制度のあり方について議論した。公明党から輿水恵一衆院議員が出席した。
協議会では現行の小選挙区比例代表並立制に対する識者の評価、諸外国の選挙制度や経済協力開発機構(OECD)国の下院議員選挙における投票率などについて、国立国会図書館から調査結果の報告を受けた。
輿水氏は、現行の小選挙区制の弊害などを踏まえ、「(定数2以上の)大選挙区制について議論を深めていくことも意義があるのではないか」と提案。また、人物本位の候補者選択を重視する日本の傾向や、人口減少などの社会の変化も考慮して選挙制度を検討して行くべきだとの考えを示した。 公明新聞2023.6.6