鹿沼に古本喫茶オープン パン店経営の福田さん しおりに感想やメッセージ
SOON下野新聞デジタル2022.6.2
【鹿沼】西沢町でパン店「一本杉農園」やカフェなどを営む福田大樹(ふくだだいき)さん(33)がこのほど、同所の南摩小西側に古本喫茶「くらしのら」を開店した。「地域に暮らす人たちが大切にしてきた本と、次の読み手をつなぐ中継地点」をコンセプトに、本の所有者や店舗利用者がエピソードや感想を記したしおりを見ながら、本の閲覧や購入ができる独特の仕組みで運営。福田さんは「本を介して新たな形の交流が生まれる場になればいい」と話している。
福田さんは生まれ育った南摩地区の活性化を目的に「偶然の出会いや予想外の発見が起こるような面白い場所を作りたい」と新たな出店を計画した。パン店の従業員らとアイデアを出し合って店の形態を検討。個々で楽しみ方が異なり、所有者の背景も垣間見える「本」を切り口にした古本喫茶の形態を企画した。
👇地図上「アーナジャーナ」の場所です。