患者が精神治療と引き換えに親権を失ってしまう場合
1.職業
2.業務分類
3.施設内看護の年数
4.訪問看護の年数
5.経験内容
私の患者は、以前、希死念慮を表出した後に診断された不安障害の治療を受けていた。2週間前、彼女は娘を産んだ。彼女の夫は、彼女が病院から帰宅した直後に家を出ていた。私はアセスメントをを行うために彼女の家に行った。彼女の家は、真っ暗だった。彼女に問診をしていたとき、彼女は「私は途方に暮れている」と言った。私は、産後うつを発症しているのではないかという懸念を伝えたが、彼女は、治療に同意すれば娘の親権を失うのではないかと気がかりであると言った。たとえ彼女が、十中八九、娘の監護権を失うであろうと思われても、私は強制的な治療を推奨するべきだろうか?
#善行原則 #無危害原則 #看護師の責任 #親権 #メンタルヘルス
6.出所
Smith,Ladd,Pasquerelia, Ethical Issues in Home Health Care,2nd ed. 2008,p.167