自殺を予告するメモを見つけたとき
1.職業
2.業務分類
3.施設内看護の年数
4.訪問看護の年数
5.経験内容
私は最近亡くなった自分の患者のことで、とてもうろたえている。彼は若い、睾丸がんの患者で、両親と一緒に住んでいた。彼はほぼ毎日、私に電子メールを送ってきた。彼は自分の健康状態についての疑問を抱いているだけのこともあれば、とても個人的な考えを話すこともあった。私たちは死について、多くのことを話した。一か月ほど前、私は彼が自殺を考えているのではないかと疑い、ソーシャルワーカーに彼と話をしてもらった。その後、彼は不安が和らぎ、穏やかになったように見えた。彼の病状は安定しているように思われたので、彼が先週の金曜日に亡くなったと聞いたとき、私は驚いてしまった。翌日、彼から来た私宛の電子メールに、自殺のメモを見つけた。私は、誰もこのことを疑ってもいないと分かっている。自分の知っていることを誰かに教えるべきなのだろうか。
#自殺 #守秘義務 #開示義務
6.出所
Smith,Ladd,Pasquerelia, Ethical Issues in Home Health Care,2nd ed. 2008,p.57