事例087

家族間の確執に介入するべきか

１．職業

２．業務分類

３．施設内看護の年数

４．訪問看護の年数

５．経験内容

誰かが病気になった時に、仲違いをやめることのできない家族を、私は理解することができない。家族同士の仲がうまくいっていないときは、本当に骨が折れる。私は、 実母に会いたいと希望する狼瘡の患者を受け持っているが、彼女の夫はそれを許可することを拒んでいる。彼は 何年も前に起こった何らかの出来事のために、妻の実母を許すことができないでいるのだ。私は彼女を助けてあげたいと思っているが、家族間の確執のただ中に立ち入ることはしたくない。自分の患者に対する私の責任は、どの範囲にまでわたるのだろうか？

#家族 #責任の範囲

６．出所

Smith,Ladd,Pasquerelia, Ethical Issues in Home Health Care,2nd ed. 2008,p.45