娘のために望まない治療を受ける患者
1.職業
2.業務分類
3.施設内看護の年数
4.訪問看護の年数
5.経験内容
私は卵巣がんで深刻な病状にある女性のケアをしている。 彼女の担当医は、成功の見込みの高くない、きわめて侵襲性の高い化学療法をちょうど開始したところである。 私が傍らにいるとき、彼女は、ただやめて欲しいと切に願っていることを打ち明けてくれた。彼女は起こり得ることを理解しているが、とても衰弱して疲れ切っており、ただその化学療法が終わることだけを願っている。彼女の娘が毎週、訪問してきて、母親に治療を続けるように促すので、そうしているのである。患者がアンビバレントな感情に葛藤しているとき、〔患者の〕真の望みをどのようにして推し測ればよいのだろうか。
#家族 #望まない治療 #意思決定
6.出所
Smith,Ladd,Pasquerelia, Ethical Issues in Home Health Care,2nd ed. 2008,p.43