患者が世帯主から要介護者になることを受容できない
1.職業
訪問看護師
2.業務分類
3.施設内看護の年数
4.訪問看護の年数
5.経験内容
Gさんは年配の白人男性。妻のサポートがなければ、日常生活に支障をきたし、また、薬もきちんと服用することができない。しかし、彼はこれまで世帯主の役割を担ってきたことから、その役割を妻に譲り、服薬や日常生活で必要な事柄に関して妻の指示に従わなくてはならないことに違和感を抱いている。訪問看護チームは、Gさんと看護目標を取り決めたならば、主にGさんが得られる成功や彼が行うことができることをサポートしていく意向である。また、訪問看護チームは、看護目標を達成するために円滑な協力体制を築くことが必要になる。
6.出所
Leslie Neal-Boylan, Case Studies in Nursing. Clinical Case Studies in Home Health Care, Wiley-Blackwell, 2011. p.57.