6月のコラム - 三銃士

Post date: 2017/06/16 10:15:33

みなさん、おはようございます。キタズミです。

そこまでバスケの知識もなく書くこともないので、僕が香港にいる前に通っていたUCLA関連のバスケネタをかかせて頂きます。

● カレッジバスケ

アメリカにおけるカレッジスポーツの人気の高さは日本の比でなく、夏の甲子園的なのりで、大学試合がテレビでバンバン放送されています。その中でも、カレッジフットボールとカレッジバスケはやはり人気のコンテンツです。NCAAカレッジバスケットボールの優勝決定戦は、毎年3月に行われることから、March Madnessと呼ばれ、学生のみならず地元民、スポーツファンと多くの人の注目を集めます。そもそもこのトーナメントにでるのがめちゃめちゃ大変で、参加校は350校で、それが32ディビジョンに分かれてシーズンを戦い、ディビジョンの優勝校32校にレギュラーシーズンでのランキングの上位校36校が加わり、その68校が勝ち残りのトーナメントを戦い、その年の全米トップを決めます。その大会でUCLAは過去最多優勝の11回を誇っています。ただあくまでこれは過去の栄光であり、95年優勝して以来、長らく遠ざかっています。

● UCLA

UCLAは、University of California, Los Angeles の略で、その名通りロサンゼルスにある州立大学で、学生が40,000人程度の総合大学で、スポーツの名門でもあります。

UCLAバスケットボールチームはBruinsといい、日本語的には『くまちゃんず』というところでしょうか。ただこのくまちゃんずは上述の通り最多11回の優勝を誇ります。名将ジョン・ウッデンが70年代に7連覇を含め10回の優勝しており、数多くのNBA選手を輩出しています。古くはカリーム・アブドゥルジャバー、現役のスター選手では、ラッセル・ウエストブルックケビン・ラブザック・ラヴィーンとなります。

メインの会場であるPauley Pavilionは13,000人ほど収容する会場であり、通年パスでいい席を買うと、寄付金込みで5,000ドルぐらいします。しかし、全米有数のチームKentucky戦や地元のライバル校USC戦などでは学生地元の人で満員になります。学生だけでなく地元の人がたくさん足を運んでいるのが、アメリカにおけるバスケの裾野の広さを感じさせました。またそれこそ現役NBA選手やハリウッドセレブとかも観覧に来ていました。応援に駆けつけたラッセル・ウエストブルックが観客全員に謎のサングラスプレゼントというのもありました。

2015年12月、当シーズン圧倒的な強さだったKentuckyを倒した際に観客がコートになだれ込む

(2015年12月、当シーズン圧倒的な強さだったKentuckyを倒した際に観客がコートになだれ込む)

この会場はまたNBA遠征チームの練習場所としてもよく使われます。レイカーズ、クリッパーズのホームコート、ステープルセンターに程近いことから、年間でも結構多くのチームが来て、出待ちのファンが並んでいることがありました。自分もキャブスのレブロンを一目近くで見ようと出待ちしました。

アービングはサインとかに応じていたが、JRスミスと一緒に出待ちを無視するレブロン

(アービングはサインとかに応じていたが、JRスミスと一緒に出待ちを無視するレブロン)

● 注目選手

2016-2017シーズンはUCLAは全米ベスト16に終わりました。レギュラーシーズンが非常に好調で、優勝あるかも??という期待もあったことから、少し残念ではありますが、健闘した1年だったように思います。チームを牽引したのは、ルーキーのロンゾ・ボールでした。

シュートフォームは結構独特ですが、スリーの成功率は高く、身長も198とダンクも普通にできます。ジェイソン・キッドと比較されることが多いようです。

今年のNBAドラフト(6/22)にアーリーエントリーしており、上位指名確実の選手です。お父さんが、「カリーより偉大な選手になる」と新聞で発言して炎上気味になってるのも注目ポイントです。

● 終わりに

徒然なるままに書かせて頂きました。もしロスに旅行の際は、是非UCLAに足を運んでみるのは如何でしょうか。そこで試合を見るもよし、運が良ければNBA選手にも会えるかも。

キタズミ