3月のコラム(ユータ)

Post date: 2013/03/22 4:53:10

アジアカップお疲れ様でした!!!

暑い熱いバンコクのアジアカップの興奮の余韻にまだまだ浸っている優太ことSUSHIです。大会運営に携わっていただいたメンバーの方、ありがとうございました。 また今回は、残念ながら参加できなかったメンバーもご声援ありがとうございました。

沙織さんからコラムの指名をいただき、三浦さんになんとか許可いただき、 こうして思いを綴る機会をいただきました。有難うございます。

沙織さん、得点王、ファール王おめでとうございました。

アベック優勝とはなりませんでしたが、Jsは最高と確信した大会でした。 全員が一丸となって大会を戦い抜いたと思っています。 男子はコートの5人だけでなく、ベンチからの応援にJsほど迫力があるチームは他にいなかったでしょう。その一員であることに実はとても幸せを感じていました。 女子に関しても、ケガ人が多く8人で大会を戦い抜く過酷な状況でしたが、勝ちにこだわる姿勢に感動をさせていただきました。りかさんが足引きずりながら、ルーズボールを追いかけているときは、思わずタクシーを呼んで追いかけてもうようにお願いしそうになったくらいです。

今回は、男女共に3位ですが、次のアジアカップは既に始まっています。 次回は記念すべきアジアカップ10周年、しかも香港開催、さらにはJs20周年(の次の年)!!

Js史に残るこの大会、勝たずにはいられないでしょう。どうしても勝ちたい。

「神明は平素より鍛錬に励むものに、戦わずして既に勝てるものに勝利の栄冠を授くると同時に、一勝に満足して治平に安ずるものより直ちに此れを奪う。」

これは、小説「坂之上の雲」の一節からですが、私にはチャンスを得て勝つ為には、日ごろの積み重ねしかなく、継続した努力のみが突然くるチャンスをものにできる。 従って、常に備えを怠ってはならないという風に捉えています。

転じて、バスケで勝つということは、日々の練習の1回1回、さらには1本のシュートの積み重ねの延長にあるものと信じています。残り数秒で僅かな点差を競う場面に、今後も何度も何度も遭遇すると思います。その時は、必ず疲れきっていているはずで、その時に試合の結果を左右する次の1歩、もう1回の跳躍、1本のシュートが出るのは、次に参加する練習の成果なのかもしれません。

仮に今回の男子の試合を例に挙げると、

今回の優勝は広州チームさんですが、準決勝、決勝も点差はほぼワンゴール差程度。 そう考えると、メンバー1人1人の僅かな成長が香港Jsを優勝へと導くのではないでしょうか。

今大会Jsの最後の試合の終わりを告げるブザーが鳴った瞬間、優勝できなかった悔しさと共に、形容し難い感情に襲われました。そして、涙が止まらなくなりました。 日本帰国への寂しさと同時に香港生活=Jsの思い出がフラッシュバックしたからです。

今思えば、本当にあっという間9ヶ月でした。 香港に来たばかりの僕のJs生活は、 やっさんこと安香川さんをナンパしたことで運命の歯車が動き始めました。 りえさんと迷いましたが、りえさんをナンパしていたら、仮にJsに入れても嶺さんは色々面倒くれなかったでしょう。良い判断でした。

在籍期間僅か9ヶ月ですが、僕が思うJsの良いところは、 年齢も性別も能力も関係なく、バスケがやりたい、バスケが好きな人の為がどこまでもバスケに対して誠実に真剣であることです。

飲みの席で、作戦盤が出てできた時には、「どこまでもなやつらだぜ!」と興奮しましたこともありました。 これは、20年の歴史を持つJs、それは創立から今までの諸先輩方が築き守ってきたものであり、この先もずっと所属した人たちが守っていきたい歴史だと思います。

高校を最後にバスケ辞めると決めた時は、もうここまで熱くなることはないと思っていましたが、一度チームに入り、約10年ぶりに新しいバッシュを買い、ぎこちないシュートフォームでシュートを放つと、どうしても楽しいものです。

4月からは神戸ですが、 また、おじ様をナンパしてチームに入ってバスケをしたいと思います。 日本に帰ってもバスケをしていれば、Jsとつながっていられるような気がします。 そして、もし参加させていただけるなら来年のアジアカップも、 みんなといっしょに戦い、今度こそは優勝を勝ち取ります。

バスケは、楽しく、熱い。

Js Love ユウタ