11月のコラム - 新米ママ

Post date: 2016/11/23 10:23:49

歩くスカイツリーこと、古川あきこちゃんからご指名をいただき、今月のコラムを担当することになりました、元女子キャップの要です。

昨年のシンガポールアジアカップ後、J's活動を産休・育休しているので、新しく入られた方は、誰?という感じかと思いますが、そろそろJ's復帰しようと思ってますので、その際はよろしくお願いいたします。

昨年度は期中で、キャプテン業の引継ぎや挨拶もそこそこ、現キャップのちえちゃんにキャプテン交代をしてもらい、皆様にはご心配とご迷惑をおかけしました。この場をお借りしてお詫び申し上げます。

おかげさまで今年3月に無事長男を出産し、現在絶賛育児中です。

J'sに長らく伝わるジンクス・・・・『J's会計担当になった人は妊娠する』を4年越しで実現し、ジンクスを引き継げてほっとしております。

現在の会計はひとみ・・・ん?!まさか・・・もしや・・?! 密かに期待しております。

それはさておき、今回のコラムでは、『子供が生まれて初めて知った事』を書きたいと思います。バスケの話は復帰してまたバトンが回ってきたときにでも。

『子供が生まれて初めて知った事』

① 分娩台でリスペクトを叫ぶ

痛さで意識がモーローとながら耐えた陣痛、12時間。その後帝王切開でざっくりお腹を切って、やっと会えたわが子。

手術台の上で術後のお腹を縫われながら、

『こんな壮絶な経験乗り越えた、世の中のお母さん達すごいよ!!!!そのへんを歩いているおばちゃん達もこんな経験したなんて問答無用でリスペクト!!!母偉大!!!3回もやりきった沙織には、これから敬語で話そう・・・』と心からのリスペクトを、全ての母に捧げました。

隣のお母さんが愛おしくなる、初めての経験でした。

② 産んだ後も超痛い

まわりから出産の痛みは散々聞かされていたけど、産後膨らんだ子宮が戻る痛みがあんなに痛いなんて、知りませんでした・・。誰か教えといてくださいよ・・・ってレベルです。

帝王切開の傷口も半年くらいずっと痛く、思い出しても痛い・・。そのほかにも目は見えにくくなるし、髪はごっそり抜け、突然乾燥肌になるし、命をかけた出産、というのは産後も続いていました。

③ 『死なせないようにしよう』から育児スタート。

産む前までは育児書を読みながら

『たくさん話しかけて、表情豊かな子に育てよう』とか

『いつも笑顔で接して笑顔育児を!』なんて考えていました。

でも実際は、取り扱い説明書のない未知の生物を前に、毎日毎日『この子を死なせないように』とばかり考えていました。

初めてのしゃっくりにナースコールを押したり、初めての嘔吐に、震える指で『香港・救急・赤ちゃん』と検索したり、彼が触れるもの全てを消毒しようとしたり。

おかげさまで息子は今日も元気に生きています。生きているだけで100点満点。

④ 目の中に入れても痛くないほどかわいいわが子の指は、目や鼻に入ると実際痛い。

子どもは抱き上げたら顔の鼻や目をものめずらしそうに、つかんだり引っかいたりしてきます。

赤ちゃんの指は細く、つめは鋭い上、力も手加減しないので強い。目や鼻を突かれるとめっちゃ痛いです。恐るべき破壊力をもった攻撃でも、親に拒否権はありません。されるがまま。痛い。

⑤ 泣いても笑って怒ってもウンチしても吐いてもかわいい。

ウンチをしたら良くできたと喜び、寝起きの顔面に嘔吐されても、すっきりとした笑顔を見ればかわいいと抱きしめ、ギャン泣き姿は写真に収める。わが子・・・何してもかわいいです・・。

ちなみに世間一般にこれは『オヤバカ』という病気に感染している状態だそうですね。初期症状は『うちのこパンパースのCM出れる!』らしいです。これは大変だーー!

⑥ 毎日が奇跡とギャグの連続

息子を授かった事もそうですが、元気に育ち、成長していく毎日はまさに奇跡。そしてギャグの連続。なんでこんな事が起きるの?!という事ばかり。

ちなみにお乳飲みながら出す、泣きながらおならする。赤子の新陳代謝ってどうなってるの?!

まだまだありますが、今回はこの辺で・・・。

息子ともどもこれからもよろしくお願いします!