4月のコラム(ウラタさん)

Post date: 2013/05/02 4:30:19

熱血好漢ユータからバトンを引き継ぎました、浦田です。丁度先日の納会で2年間の爺's Capを降板しましたので、この2年間の爺'sを振り返りたいと思います。

2011年4月、安カ川前Capから大役を引継ぎ、といっても爺'sは、前JSPG Capナオの発案で(再)結成されましたが、主な活動はローカルの公式戦に参加するのみでJ'sの中では存在感の薄い、脆弱なチームでした。当初の公式戦は略全戦全敗、それもジョンやコーンといった助っ人に頼って初めて試合が成り立つという状況でした。

しかし、その年10月、BKK鈴木さん、石村さん、シンセン池田さん、荒谷さん、J's島田さん達の一方ならぬご尽力で第一回シニアアジアカップが開催される運びとなりました。我爺'sは8人で参戦し、10分4Qを2試合、老体がボロボロになるまで戦い続けましたが、勝利への執念に勝るシンセン、BKKに敗れ、ここでも虚無感を味わいました。特にシンセンシニア「オジヤンズ」には当時全戦全敗で、「オジヤンズはこの数年負けた事が無いんだよね」と池田さんに言われ、歯痒い思いをした事を昨日の事のように思い出します。

尚、発足当時の爺'sの問題点は、基本的にどこから爺'sかという定義が無く、公式戦に合わせ、ある時は46歳、ある時は39歳で区切りをつけていましたので、チーム意識が希薄でした。今はシニアアジアカップの規則を引用し、その年に39歳になる方というのを基準にした事で、チームの定義が明確になり、団結力アップに貢献しました。その意味でも、シニアアジアカップ発足の意義は本当に大きかったと言えます。

さて、爺'sが大きく進化したのは、2011年のクリパからです。顔黒のシャネルズ、アタックNo1爺's編でJ'sの中に衝撃を与え、その頃から爺'sの一体感と存在感が醸し出されるようになりました。そして2012年新春、花の71年組、嶺ちゃん、NJが合流、その1月には、初参加嶺ちゃんがシンセン交流戦で大ブレークし、遂にオジヤンズを撃沈。その後、キム兄、伊勢谷さん、ムーディ高橋、鉄人諏訪が加入。ローカルの公式戦でも半分位は勝てるようになってきました。

そして同年10月、第2回シニアアジアカップで3チームが2勝1敗という三竦みの中、僅差で逆転優勝。勝利の美酒を大いに痛飲することができました。また、チャイナカップ in 香港では各コートの試合運営を担当。おやじらしさの差配で、大会を成功裡に終わらせる事に貢献しました。そしてこの2012年の有終の美は、クリパでの出し物です。SMAPのSoftbank PV、セーラー服姿の爺's + H嬢も披露、抜群の団結力と奇抜性を発揮し、遂にJ'sの中でも優勝を頂く事ができました。本当に2012年は最高の年でした。

高齢化と共に大きくなってきている爺'sですが、今年は、卓ちゃん、親分健さん、そして遂にあの戦う貴公子Shoも爺'sに合流と聞いています。これはもう並みの爺チームではありません。りっぱな戦う集団になってしまいました。今年の爺'sの2大目標は、10月のシニアアジアカップの完全優勝と来年2月のアジアカップ香港の安定運営ですが、是非、ローカルの公式戦で上位を狙ってほしいと思います。

少し話は変わりますが、爺'sが日本人小学校のバスケ同好会のコーチをボランティアで遣っている事はご存知ですか? ある意味、日本人倶楽部には公認の同好会としてJ'sの活動を支援して頂いている恩返しという意味合いもあるのですが、毎週水曜日の午後(本年一学期は16時から18時、二学期以降は14時半から17時)日本人小学校香港校で小学校4年から6年生でなる同好会を応援しています。本当に初めてバスケをする子供を教えるのですが、パス・キャッチから、2メン、3メン、ランニングシュート、レイアップ、5対5まで、一緒に遣りながらの指導です。この運営は、永く爺'sの佐野さんの双肩に頼ってきた部分が大きいのですが、同好会の時間が仕事と重なる場合も多く、今は数名の方々にお願いし、日程を調整して進めております。今年も5月から新年度バスケ同好会が開始される予定ですが、コーチの差配に大変苦労しております。本コラムを読まれた方で、我こそもと思われた方、是非ご協力お願いします。

爺'sは単身赴任者も多いことから、JIF会と称した、ゆるーい飲み会を不定期に開催し、爺's内部の意思疎通を図っています。この2年間で都合12回JIF会を開催しました。JIF会の由来を良く聞かれますが、TGIF (Thanks God, it's Friday)をパクッて、Jijis, it's Fridayがその由来です。今後もこの名称を続ける必要性はまったくありませんが、ゆるーい飲み会は是非継続して頂きたいと思います。

万人が感じることですが、寄る年波には逆らえません。40歳に近くなれば、走力、跳力が衰えてきます。しかし、何歳になっても、衰えても、一緒にバスケが出来る、そんな受け皿があると言う事は本当にありがたく、爺'sの重要な使命だと思っています。そのために、本年も副Capとしてもう少し爺'sを支えていきたいと思います。皆様、よろしくお願いします。