2013/12/31
去年はやらなかった家の大掃除を今年はやった。家中隅々とは行かないが、やはりさっぱりした。
今年はPU課題の最終年で、ユーザーを増やせとの指令に応えるため、色々手を広げて大変だった。特に後半は出張ばかりで、科研費の書類作成も重なって超多忙。データを論文にまとめる時間は残念ながら無かった。来年はもう少しじっくりとやりたい。近接場も海外に抜かされているので、ここが踏ん張りどころ。課題山積である。う~ん。
研究以外で良かったことと言えば、中学生になった息子の話を聞くのが面白いこと、Red SoxがWorld Seriesに勝って野球を楽しめたこと、今年始めた登山、ジョギング、筋トレが楽しいことか。特にフルマラソンはぜひ挑戦したい。
2013/12/28
半年間のジョギングの成果を試すべく、三宮から西へ走り始めた。目標は約18km先の舞子(海峡大橋)までたどり着くこと(神戸マラソンのスタートから折り返しに相当)。週3回、5km走ってきたので18kmぐらい何とかなるやろ、と思っていたが・・結果は散々。ちょうど10kmのJR須磨駅前まで65分でたどり着いたところで力尽きた。こんなに体力が無いとは・・・鍛え直しである。
2013/12/26
実験室の大掃除。
2013/12/22
この冬の初スケート。久しぶりなので、最初は怖かった。5時間滑ってへとへと。
2013/12/21
10月以来、初めての「何も仕事をしなくてよい」週末。3ヶ月ぶりの六甲登山。またアイスロードから入ったが、今日はアイスロード入り口にある、旧六甲ロープウェイ下駅跡の廃墟を、初めてじっくり観察した。
(写真上)東側から見たところ。
(写真下)下流側から見たところ。
このロープウェイは第2次大戦末期、軍事物資の供出で運転休止して、終戦後も再開することなく、そのまま放置されている。(詳しくはここ。ロープウェイ運転中の下駅の写真もある) 当時の写真と現状を比べると、終戦以来の時の流れを感じる。かつては順番待ちの家族連れが行列を作り、何時間も待ったという。当時の人たちはどんな服を着て、どんな会話をしながら順番を待ったのだろうと想像しながら、しばし廃墟を眺めたあと、登り始めた。
登り初めて5分ぐらいのところにある、ロープウェイの支柱の土台跡。この辺りの登山道は両側の崖が妙にきれいに切り立っているのだが、元々ロープウェイを通すための切り通しになっていたことに初めて気付いた。
この後、アイスロードから外れて「真水谷」と呼ばれる支谷に入った。登山道ではない沢登りに初めて挑戦。数カ所ある堰堤を越えるのに骨が折れたが、難所には固定ロープがあり、無事源流まで上がって山上の道路にたどり着くことが出来た。(上のサイトにある崩落箇所を迂回せず、そのまま源流へ上がった。かなり怖かった。)山上は雪。摩耶山まで歩いて、ロープウェイでおりようとしたら、何と運休中。仕方なく歩いて降りて、最後はケーブルで神戸高校の横まで降りた。
これは摩耶山の頂上より、大阪、六甲アイランド方面。ここは本当に眺めが素晴らしい。ケーブルが運休中のおかげで人も少なかった。
2013/12/18
最近ウェブで見つけた記事。
"How journals like Nature, Cell and Science are damaging science"
(上の記事に対する解説)"Nobel winner declares boycott of top science journals"
よくぞ言ってくれた。ブラボー!
2013/12/13-15
SPring-8出張。今年度最後、かつ5年間のパワーユーザー課題最後のビームタイム。Yb系の高圧FIRと近接場分光の両方。高圧は室温だけだったので、難なく終了。近接場は、ビームスプリッターをBruker FTIRのものに変えてみたところ、干渉効率は前よりもかなり高くなった。続きはまた来年度。
それにしても、10月以降で海外2回を含めて出張が8回、この間に科研費書類作成もあった。こんなに忙しかった3ヶ月は過去に記憶がない。おかげで筋トレもジョギングも途切れがちで、イマイチ継続効果が無かった。しかも山も一度も登れてないし、スケートもまだ一度も行けていない。今から来年春まで、じっくり鍛えよう。
2013/12/5-10
SPring-8出張。Yb系の高圧赤外分光で。試料のDACへの仕込みは院生の努力で非常にうまく行ったと思ったのだが、何と16 GPaでブローアウトしてしまった(ガスケットが広がって圧が抜けてしまった)。こんな圧で抜けたことは今まで一度も無い。まあこんな事もあるとは言うものの、原因が全く分からない。帰ってから原因究明に努めよう。
研究交流施設に出ていた掲示。この地域に熊がいることは知っていたが、ここまで出てくるとは。
2013/11/20-24
SPring-8出張。近接場分光の実験で。WIRMSで仕入れた他施設の情報を元に、色々と改善策を考える。
2013/11/10-14
WIRMS参加、発表(オーストラリア、ローン)。生まれて初めての南半球。ほぼ1日かかって移動して、時差がほとんど無いのが不思議。
学会会場になったホテル前のビーチ。この海の向こうがタスマニア島、その向こうが南極。
自分の発表は相変わらず高圧赤外分光。それより、ALSの近接場のデータにびっくり。去年見学に訪れた時はまだやり始めたばかりと言ってたのに、ものすごいペースでデータを出している。市販のFT-IRを巧みに改造してAFMを組み込んでおり、感心した。色々教えてもらって、とても有用な会合だった。うちも早く何とかしないとな。
学会最終日はAustralian Synchrotronを見学した後、メルボルン市内で解散。夕方にダウンタウンをブラブラしたが、セブンイレブンの多さにびっくり。そして夜はメルボルン交響楽団のコンサートへ。
かつて岩城宏之さんが音楽監督を務めたオケだ。コンサートホールの近くにはIwaki Auditoriumという小ホールもある。プログラムはハチャトゥーリアンのバイオリン協奏曲と、ショスタコービッチの交響曲10番。指揮者もソリストも知らない人だったが、気持ちの入った良い演奏だった。
これはコンサートホールの隣を流れる川。何となく、中之島の辺りに似ているような?
コンサートを楽しんだ翌朝、早朝の飛行機で帰国。朝昼晩と3食とも機内食で夜10時に関空着、時差ボケ全く無し。やはり不思議な感覚。自分は海外の旅先ではあまり熟睡できない方だが、今回は学会中もメルボルンでも毎晩熟睡。時差の有無と関係あるのだろうか?
2013/11/1
日本赤外線学会研究発表会参加、発表(防衛大学校)。
おみやげ。防衛大の売店には、すごくたくさんの防衛大グッズ、自衛隊グッズが揃っていてびっくり。
2013/10/31
祝・レッドソックス ワールドシリーズ制覇。2004年、2007年に勝った時はいずれもあっさり4連勝であまり面白くなかったが、今回は見応えあった。やはり、1勝2敗で迎えた第4戦をものにしたのが大きかったと思う。それにしても、今回はALCS, WSともあまり打てない(相手の投手がいい)中で、ここと言うところで誰かがclutch hitを打つ勝負強さがあった。チームのchemistryが良いと、そうなるのだろうか。上原も凄すぎ。スプリッターをあんなにコントロール出来る投手は他にいないのでは。10月に入ってポストシーズンの間は、本当に楽しめた。
WSの前に、ボストン交響楽団とセントルイス交響楽団による"Orchestral World Series"というビデオがYouTubeに出ていた。何気なく見ていると、途中で小澤征爾さんが登場してびっくり。病み上がりにも関わらず、恐らくボストンのWS進出に居ても立ってもいられず応援に駆けつけたのだろう。シリーズMVPになったOrtizのジャージーを着て、ノリノリである。
ボストンの奏者が演奏しているのは、シンフォニー・ホールの屋上。自分はここから歩いて5分ぐらいの大学にいたので、めちゃ馴染みのある風景である。なつかしい。
2013/10/23-24
フィリピン物理学会の年会に参加。ある先生の紹介で招待講演によんでもらったので、初めてフィリピンへ行ってきた。場所はリゾート地セブ島の中心都市、セブ・シティにあるUniversity of San Carlos。その歴史は前身の学校を含めると、1595年にイエズス会が設立した学校まで遡るらしい。例によって高圧赤外分光の話をしてきた。
学会があったのは、郊外にある新しいキャンパス。その入口で。
仕切りのない不思議な教室。右側は吹き抜け。
2013/10/20
日曜朝から、3勝2敗で王手をかけたALCS第6戦。3回まで観た所で用事で外出。この時点で相手の先発Scherzerはまずまずで、今日も苦労しそうな雰囲気だったが、帰ってきたら5-2でリードしていた。どないして5点も取ったんや?と思ったが、7回にVictorinoがリリーフ投手からgrand slamを打っていた。直ぐに上原が出てきて、あっという間に試合終了。Red Soxワールドシリーズ進出。 しかしTigersは強かった。先発はRed Soxより良かったし、総合力では上だったかもしれない。ちょっとした運がBostonに味方した場面が多かった。Victorinoのgrand slamも、直前の相手のエラーが無ければダブルプレーで攻撃終了だったはずで、その場合1-2で負けて、明日の第7戦でVerlanderに当たったはずだ。(しかもそのエラーをしたのが、シーズン途中にRed SoxからTigersにトレードされたIglesiasだったのが皮肉。)Detroit第2戦のOrtizのgrand slamも、closerが出てきていきなり真ん中へ失投を投じるなど、出来すぎである。それにしても、1点差の緊迫した試合が多く、見ごたえあるALCSだった。WSの相手は2004年と同じCardinals。今年はもうしばらく野球が楽しめそう。(これで科研費書類が無ければ言うことないのだが・・・)
2013/10/10-15
SPring-8出張。Ce系の高圧低温遠赤外実験。実験はうまく行ったが、スペクトルの圧力変化はとても小さかった。電気抵抗の結果からは、かなり混成が強くなってそうにみえるのだが。なかなか狙った通りにはいかない。
2013/10/10
一昨日神戸に帰ったと思ったら、今日はもうSP8にいる。変な感じ。
昨日はRed SoxがRaysを下してALCS(ア・リーグ優勝決定戦)へ進出。Division Series第3戦を落とした後の第4戦は、チャンスに得点できない息の詰まりそうな展開だったが、終盤に渋い点の取り方で勝ち越して、最後は上原が締めた。(正直、Victorinoがこんなに活躍するとは思わなかった) 宿敵Raysを下しての進出で、本当にスカッとした。
2013/10/3-8
SPring-8出張。(2年続けて誕生日をSPring-8で迎えた) 高圧低温はいつも通りだが、今回は近赤外の実験でいつもと勝手が違う。干渉縞を避けるために圧力媒体はKBr。初めての近赤にしてはうまく行った。
この間MLBのDivision Seriesがついに始まり、Red Soxはいきなり2連勝。Tampa Bay Raysには過去5年間ずっと苦しめられてるし、早々と地区優勝を決めて試合間隔が開いたRed Soxに比べて、Raysは終盤に勝利を重ねてWild Cardを勝ち取り勢いがあった。よってかなり心配していたが、Red Soxは全くブランクを感じさせず、この2試合は実に強かった。上原投手も相変わらずの快投ですごい。このまま行ってくれるといいのだが。
2013/10/1
後期授業開始。ちょうど火曜日なので物理学B2もこの日に開始。この授業は、大学の研究室で1年上だった先輩の息子さんが受講している。何か、すごく歳を取ったような気がする。
2013/9/31
久々に六甲登山。家の近くのアイスロードから山上へ上がり、その後はシュラインロードで裏六甲へ。先日の台風で崩落した箇所があり本来のルートを行けなかったので、古寺山山頂経由で、唐櫃方面へ抜けた。このルートはかつて「唐櫃道」とよばれ、六甲の山越えルートの中でも最も古いものの一つで、江戸時代から使われているらしい。古寺山山頂の展望岩からの眺めが絶景で、加古川、姫路の工業地帯や播磨灘までが一望できた。
2013/9/25-28
日本物理学会(徳島大学)参加・・・のはずが、初日早朝に身内の不幸があり、急遽引き上げたので、徳島に1泊しただけで学会には全く参加せず。学生の発表は何とか終わったらしい。
2013/9/21
レッドソックスがアリーグ東地区優勝。めでたい。去年の最下位からの優勝はWorst to Firstというシャレで伝えられている。全くその通りだ。ポストシーズンはどこまで行くかな。10月に入ると授業が始まりマシンタイムも続くが、当分は試合が気になって落ち着かない日々が続きそう。
2013/9/17
SPring-8へ。後期に備えて検出器のテストと、FEを視察するため。BL43LXUができて以後、初めて収納部に入った。
BL43IRが右上(M0)から左下(M1, マジックミラー)へ。中央から右下へ突き出ている細いダクト(CF70)がBL43LXU。両者は確かにクロスしている。このBL43LXUのビーム経路のあちこちに出入りしている冷却水のラインが、BL43IRに伝わるノイズの主要な原因。手で触っても、確かに振動を感じる。色々対応が取られてずいぶん軽減はしたのだけど、まだまだ振動は残っている。(冷却水が流れ出すと、明確に振動が観測される)
2013/9/7-8
SPring-8シンポジウム参加、発表(京大宇治キャンパス)
2013/9/6
SPRUCサテライト研究会出席、発表。(京大宇治キャンパス)
2013/9/5
SPring-8産業利用報告会(兵庫県民会館)出席。
午後から情報収集だけ。SRを使ったリチウム電池電極の評価、透明電極の評価、エピ層の評価、etc. どうもどんぶり勘定の話が多い。応物学会とか行くと、こんな感じなんやろな。結局、企業が作るデバイスは、動作してなんぼのもんなわけで。でもまあ、勉強になった。最寄り駅は元町なので、昼飯は何年かぶりで駅前の天一でラーメンを食べたら、夜まで胃がもたれた。天一のこってりさに耐えられない年になったか?
2013/9/4
朝、家の玄関を出るとすぐに見える大阪方面の眺めが、いつもと違う。すぐにエレベーターで最上階(12F)へ上がって撮ったのが下の写真。(うちは6Fで、目の前の発達科学部の校舎がじゃまでよく見えない。)
シルエットで浮かび上がっているのは、大阪中心部のビル群。向こうの山は生駒山。大阪・神戸の上空に雲がかかり、東大阪方面では雲が切れたために、こうなったらしい。毎朝眺める景色だが、こんなのは初めてだった。
その後午前中は人間ドック。去年のドックで「あと1cmでメタボ腹」と言われた腹回りが、5cmも減っていた。ジョギングと筋トレの成果である。無関心を装いつつ、内心ガッツポーズ。体脂肪率も15%でいい感じ。
大学へ戻ると、午後は猛烈な雨。しかし夕方は雨が上がり、きれいな夕焼けになった。
3号館の屋上から撮影。正面が六甲アイランド方面。街だけでなく海まで夕焼け色に染まって、あまりにもきれいだったので、しばし見とれてしまった。
2013/9/2
猛暑が終わったのは良かったが、今度は雨ばかり。2学期初日の息子は、学校に着くと同時に警報で下校になり、帰ってきたらしい。早くスカッと晴れないかな。
2013/8/25
朝から大雨で気温がぐっと下がり、夜のジョギングはとても気持ちよかった。タイムも伸びた。この1ヶ月ぐらい、どうもジョギングがしんどかったのは、単に暑すぎただけだったのかも。
2013/8/24
小学生を相手に「夏休み自由研究 虹スクリーンを作ろう」という講座をやった。(大学ではなく、コープこうべ主催の講座)高校生相手に話をしたことは何度もあるが、小学生は初めて。参加者は16組の親子で、意外なことにお父さんよりお母さんの方がずっと多かった。ちょっと緊張して早口でしゃべりすぎたと思うが、初めてにしてはまあまあかな。来年もぜひと言って頂いたので、次回はもっと上手くやろう。
2013/8/17
阪大時代の先生の還暦祝いで、千里阪急ホテルへ。久しぶりに千里中央の駅に行ったが、昔と変わってしまっていて、迷ってしまった。(ホテルは駅のすぐ前なのに、改札を出たところの景色がすっかり変わっていて方向が判らなかった。昔はバイトで毎週ここを通っていたのに・・。)
2013/8/5-9
強相関電子系国際会議(SECS 2013)出席。(東大本郷キャンパス)
めちゃくちゃ暑かった。会議の中身は、相変わらずQCPが多いが、Topological Insulatorが色んな所で出てくるようになり、もうちょっと勉強せなあかんかなと思った。最近モーチベーションが上がらなかったので、いい刺激にはなった。ここ何ヶ月が続けている夜のジョギングが4日も途絶えるのがいやだったので、3日目の夜に、ホテル(東京ドームの近く)から上野公園まで走って、公園内をぐるっと回って帰ってみた。夜も暑かったが、気候さえ良ければ、上野公園はジョギングには最適の場所だと思った。
2013/8/3
朝から絶好の登山日和なのに、統計物理学の期末試験の採点を終わらせて成績を出すため、やむなく休日出勤。朝から始めて、夕方になってやっとウェブの教務システムに掲示を出して完了。やれやれ。しかし・・・来週のSCESの準備は全くできていない。明日も出勤かな・・。
今夜は日本中で花火大会らしいが、神戸港の花火も今夜だった。うちのベランダより。音が届くまで20秒以上かかるので、見た目と音が全く一致しない、不思議な花火。
2013/7/24-25
赤外線学会の研究会参加。(JAXAつくば宇宙センター)
研究会の後は見学ツアー。通常のツアーでは入れない、衛星実物を組み立てているところも見せてもらえた。でも、やっぱりヒューストンのNASAで見たのよりは、すべてにおいて規模が小さい。
2013/7/14
SPring-8で実験中なう。(d電子系の高圧低温遠赤外) 今回は研磨試料なので干渉縞の問題はほとんど無く、DACの仕込みはすんなり完了。しかもフォノン分光なので、スペクトルの再現性も非常によい。順調に実験をこなしていたら、昼過ぎから凄い雨と雷。
せっかく調子が良いのに、またいつ落雷でビームが落ちるか、とびくびくしながら実験していたが、幸いビームは落ちず。(照明は2度、ふっと暗くなったが瞬停というほどではなかったらしい) 上のレーダー画像に写っている東西に長い雨雲が南に通り過ぎた後、気温が7度ぐらいも下がって、めちゃ涼しくなった。
2013/7/6
今日も六甲山へ。急に思いついて、山登りの好きな父を誘って2人で登った。息子が山に登っていると知らなかった父は、急に誘われて何事かと驚いていた。親子で山登りなんて、小学生の頃以来である。父は76歳だが、去年は富士山に登ったし、毎週あちこちの山や湖を歩き回っており、めちゃ元気である。先週同様、住吉道から六甲最高点を目指したが、最後は先週の尾根筋ではなく、よく知られた「七曲り」という道で上がった。あいにくの天気で山の上は濃霧。しかし濃霧の山も幻想的でなかなか良かった。
2013/6/29
今日は住吉川に沿った「住吉道」をゆっくり上がり、その後は尾根筋に沿った狭く急なルートで六甲最高点へ。登山が面白くなってきたのでちゃんとした登山靴を買って出かけたら、普通の運動靴よりもずいぶん登りやすい。尖った岩を蹴飛ばしても平気だし、長い下りでも足が痛くならない。良い買い物をした。
2013/6/23
今日も最近はまっている六甲登山。といっても朝からあいにくの雨だったのであまり上には登らず、鶴甲から東へ→御影の山手→渦が森の一番上→住吉山手あたりと、山道と市街地を交互に歩いた。びしょびしょになったが、雨の山もおもしろい。最後は住吉川に沿ってJR住吉まで下った。住吉川を歩いたのは初めてだったが、とてもきれいに整備されて市民の憩いの場になっていることにびっくり。
2013/6/20-22
SPring-8マシンタイム。近接場分光で。今回は偏ったフィリングであったため、信号はうまく出なかった。(上手く出ない理由がフィリングであることに気付くのに、ずいぶん時間がかかってしまった。以前考えて判っていたはずなのに。いけてない。) 収穫は、PV型のMCTがかなり良いことが判ったこと。(と言っても、自分の手柄ではなく、JASRIで購入されたもの。Keilmann達が使っているのと同タイプ。) PC型のMCTと、ずいぶん違う結果になってびっくり。普通にglobarでFTIRのスペクトルを取るだけならほとんど差はないだろうが、こういう特殊実験になると、色んな要素が効いてくるらしく、面白い。
2013/6/12
朝、台風の置きみやげの強風で空気が澄み、久々に景色が良かった。そこで出勤途中に文系キャンパスの建物から写真を撮ってみた。
1枚目は海に向かって正面、六甲道方向。左手が六アイ、右手がポーアイ。海の向こうの金剛山地や、関空橋の横のタワーもはっきり見える。
2枚目は大阪方面。中央のビルは阪神御影駅前のタワーマンション。その左上、海の向こうのビルはWTC。左端がUSJや海遊館付近で、その向こうには生駒山地がうっすら見える。左手前の建物が自分の研究室がある3号館、右手前の建物が大学本部。
3枚目は灘・三宮方面。真ん中の赤い橋が神戸大橋、その左がポーアイ。橋の右上が和田岬、その上は淡路島の山。右端近くの高いビルが、三宮駅東口にこの春完成したタワーマンション。御影のタワーを抜いて、神戸で一番高いらしい。(住んでみたいとは全く思わないが。)タワーマンションの手前の緑地が王子公園。海の向こうには、紀淡海峡と友が島もうっすら見えている。この1枚は良くピントが合っていて、コンデジで撮ったにしては良く撮れた気がする。
2013/6/6-10
SPring-8マシンタイム。d電子系の高圧低温遠赤外分光で。特にトラブったわけではないが、偏光依存測定で結構時間がかかったため、しんどかった。
2013/5/23-25
SPring-8マシンタイム。近接場分光で。新しく導入されたロックインアンプが結構良さそう。リファレンス周波数が32 kHzとかなり早く、さらにその2倍波を取るので、サンプリング周波数 1 MHzが効いているのだろうか。
2013/5/18
物理学科のソフトボール大会。今年も優勝。全試合出場でまた筋肉痛になったが、守備は正面に飛んでくるライナーやフライが多くて、結構楽だった。打つ方は相変わらず飛ばない。
2013/5/8-13
SPring-8マシンタイム。高圧低温中赤外で、有機物の測定。圧力変化は大きく、しかも再現性も良かった。
2013/5/4
親戚の船で、初めてのシーバス釣りに連れて行ってもらった。大漁。
2013/4/17-22
SPring-8マシンタイム。Ce系の高圧赤外分光。今回はなぜか圧力の制御が抜群にうまく行った。温度を下げてもほとんど圧力が変わらず。いつもは温度を下げる度に圧を入れたり抜いたりと大変なのだが、今回はなぜかすいすいと行った。試料の仕込みもすぐに出来たので、実験はかなりスムーズに進んだ。しかし・・・問題は肝心の圧力変化がほとんど出なかったことである。電気抵抗の圧力変化は大きく、室温からかなり変わるのだが、どうもf電子の混成は大して変わっていないのかも知れない。残念だが、まあこんな事もある。
マシンタイムの間、ボストンのテロ犯の追跡劇がまた気になった。外出禁止令で無人と化した道路を完全武装の警察と軍がパトロールする。まるでハリウッド映画のような光景は、いくらアメリカでも滅多にない。インターネットのおかげで、地球の反対側にいてもほぼリアルタイムで経過を知ることが出来た。生き残った容疑者の確保を知ったのはボストン警察のツイッターから。
2013/4/16
朝からボストンのテロのニュースでCNN.comの映像にくぎ付け。爆弾が仕掛けられたマラソンのゴール地点は、自分が学生として在籍した大学から1kmぐらいで、自分も幾度となく通ったことのある大通り。自分にとって身近な場所でこういう事が起きたショックは大きく、しばらく仕事が手に付かなかった。このマラソンはボストン市民にとっては一大イベントであり、アメリカを代表する、由緒あるマラソンでもある。よりによってそのゴール地点が、警戒をかいくぐってテロ攻撃されたのだから、ボストン市民、アメリカ国民のショックは本当に大きいに違いない。犯人のメッセージは何か? そして、決して人ごとではない。もし箱根駅伝のゴールで同じ事が起きたらどうなるか?恐ろしい世の中になってしまった。
2013/4/14
急に思いついて長峰山に登ってみた。下は途中で撮った写真。(頂上まで登ると、海側はよく見えない)
霞んでいて眺めがよくなかったのが残念。(左下が発達のグラウンド。正面の高いビルが、阪神御影駅前のタワーマンション。)
2013/4/10
新年度になり、4年生が3人来てくれて少し賑やかになった。例年、集合写真を後回しにして結局なかなか全員が揃わなくなるので、今年は研究室集合初日に写真を撮って、さっそく研究室HPにアップしておいた。(カーソルを写真上に持って行くとサプライズ有り)
2013/4/10-11
今年度最初のSPring-8出張。ユーザー支援で。(高圧ではなく常圧での顕微測定) 冬みたいに寒かった。2日目の朝は気温が氷点下まで下がり、6時頃は雪が舞っていたらしい。朝、食堂へ行くと、朝食バイキングの品数がえらく減っていてびっくり。2年前に業者が変わって以後、年度が替わるごとにレベルダウンして、前の水準に戻ってしまった感じ。ひどすぎる。
2013/4/8
統計物理学Iの講義開始。来年度は授業担当が変わる予定なので、今年が最後になる。今年は、去年だいぶ勉強したポリマーの統計力学の話をもっと詳しくやる予定。
2013/4/1
春スキーで息抜き・・・のつもりが、筋肉痛でえらい事になった。
2013/3/26-29
日本物理学会年会(広大)参加。(発表は院生のみ)
2013/3/23
Sr122の高圧赤外分光の論文を、やっと投稿。最初に作ったTeXファイルの日付は去年の2月。時間かかりすぎ。去年の11月頃にほとんど出来たのに、もう一歩がんばってやっつける根性が無かった。あかんなあ。
2013/3/22
息子の小学校の卒業式。式の後半は生徒達が何曲も合唱したり、1年生からのできごとを振り返ったり、かなり凝った進行になっていて、感動を盛り上げるようになっており、最後は卒業する生徒も保護者も大泣き。それにしてもこの学年は歌がうまい。技術的にどうのというのではなく、みんな大きな口を開けて大きな声で必死で歌う。大体、校歌が2部合唱になっていて、ちゃんとハモっている。学級崩壊とは無縁だし、息子も学校が本当に好きで、卒業するのが悲しそう。良い小学校に通うことができて、本当に良かった。対して、自分が小学校の時を必死で思い出そうとするのだが、不思議なことにほとんど思い出せない。学校が楽しいと思った記憶もないし、そもそも卒業式の記憶が全くない。何してたんだろ。
この看板も見納め。6年間お世話になり、ありがとうございました。
2013/3/13
後期入試終了。赤外の研究会と入試が終わってやっと春が来た感じでやれやれ。
2013/3/11
研究会「赤外放射光を利用した機能性材料科学分野の創成」参加、発表(メルパルク大阪)
2013/2/9
息子の中学受験が終わったのでスケート解禁、というわけでこの冬の初滑り。
2013/2/1-2/6
今年最初のSPring-8。金曜の夕方、3月で転出される林先生の最終セミナー(?)が終わったらすでに6時15分ぐらい。でっかいカバンを持ってバスで降りてラッシュの電車で相生まで行く根性がなくて、タクシーで新神戸→新幹線コースをたどってしまった。
土曜の朝、ビームはやはり揺れていたが、日曜以降はずいぶん静かになった。年末のシャットダウンで調査の結果、29 Hzのビーム振動の原因は、隣のBL43LXUの冷却水らしいとのこと。(あっちの冷却水のバルブを閉めると、ダクトの振動が大幅に減るらしい) フロントエンドではBL43IRの輸送ダクトとBL43LXUのX線輸送ダクトは十字型に直結しているので、振動がもろに伝わるらしい。もちろん向こうに罪はなくて、本来BLがあるべきではないところにBL43IRがあるのが悪いのだが。今後対策が必要。静かになったと言っても、まだ肉眼でもビームがちらついているのがわかる。
実験はd電子系の微小試料の常圧低温での顕微測定。中赤と遠赤両方終了。偏光測定なので時間がかかった。測定との戦いより片頭痛との戦いだった。何とか終了。
2013/1/12
自分は今年の誕生日で48歳。昭和が平成になった年に24歳だったから、今年で平成の長さが昭和を追い抜くと言うことだ。早いな。
2013/1/5
本物よりこっちの方がおもしろい。
2013/1/3
仕事始め。しかし元日から3日連続で片頭痛のお出ましに参った。一年の計は元旦にあるとすると、一体どんな一年になる事やら。