2000/12/29
西暦2000年の仕事納め。1年間がまた嵐のように過ぎ去った。忙しい割に大して成果の上がらない、「貧乏暇無し」を地で行くような1年だった。
2000/12/26夜
岩城宏之指揮京都市交響楽団の「第9演奏会」を聴く。
2000/12/26
高校生のための体験学習2日目は、バス2台をチャーターしてSPring-8へ見学ツアー。 参加したのは高校生約60人+神戸大の学生・職員10人、合計70人。事故もなく、無事に終了。昼前に現地に着いた後、弁当を食べながらSPring-8 の説明ビデオを見たのち、広報部の人の説明を聞く。そして実験ホール内部へ。3つの班に分かれて、JASRIの木村さん、森脇さん、広野さんにお願いして リング棟をぐるっと1周案内してもらう。高校生には「何だかよくわからんが、でっかい装置がいっぱいでお金がかかってる、すごい施設」と感動してもらえれ ばうれしい。(それ以上を望んでも仕方ない)彼らが家に帰って家族にパンフレットを見せて「この中を1周したんやでー」と話をしてくれることを祈りつつ SPring-8を後にする。
2000/12/25
物理学科主催による高校生のための体験学習1日目。朝8時前に大学に来て、立て看板を設置し て回る。その後受付の手伝い、SPring-8との連絡、昼飯もそこそこに午後からは3時間「体験実験」を行う。目の回るような忙しさ。その後立て看板を 集めて回り、終わってほっとしたらどっと疲れた(腰に来た・・・)。明日の朝は起きれるかちょっと不安。
2000/12/23
昼前に分子研から帰ってきた後、12/25の体験学習の準備に追われる。自分自身でやる「体 験実験」と、全体のための立て看板・ポスターの準備など。結局帰ったのは夜9時前。家に帰って初めて祭日だったと知り、妻にあきれられる。それにしても今 回出前授業・体験学習には莫大な時間がかかっている。まあ、引き受けた以上やらないと仕方無いのだけど、ついついぼやいてしまう。執筆中の大事な論文は、 結局まとまらないまま年越しモード。
2000/12/18-12/22
分子研BL7Bマシンタイム。YTiO3の偏光測定。
2000/11/27-12/1
マシンタイム3週目は再び分子研UVSOR BL6A1。今度は遠赤外領域でのMCD測定。まあまあ。しかし疲れた。
2000/11/26
小林研一郎指揮、ハンガリー国立フィルの演奏会を聴く。
2000/11/24
市内の某高校へ出前授業。講義は木村氏に任せきりで、こっちはもっぱらプリズム、He-Ne レーザー、回折格子、など小物を運搬・セットアップする。今の高校生ってどんなんかなあーと非常に先行き不安だったが、終わったら質問に来た生徒もいて、 ほっと一息。その高校(男女共学)では、理系クラスの割合は1/8ぐらいらしい。自分が高校生の時は1/2ぐらいだったのに。
2000/11/19-23
2週目はSPring-8 BL43IRマシンタイム。日曜に始まり祭日に終わるという酷な マシンタイム。406バンチ運転のSPring-8とピコ秒パルスレーザーを同期させ、可視光ポンプ、赤外放射光プローブでGaAs量子井戸のレーザー誘 起赤外吸収の時間分解測定を試みる。測定の手順は確立できたのだが、信号の安定性がまだ不足していて、時間遅延に依存する信号は現在のS/Nの範囲では残 念ながら検出できず。今後は信号をいかに安定させるかが第一の課題。(プラスより変化の大きそうな測定対象を見つけること)
2000/11/13-17
恐怖の3週連続マシンタイムの始まり。1週目はUVSOR BL6A1。CMRを示すパイロクロアTl2Mn2O7のMCDを中赤外で測定。調子はまあまあ。
2000/10/31
毎年10月は書類作成に追われるシーズン。今年もやっと出し終わった。当たりますように。
2000/10/22
神戸シンフォニックバンド第21回定期演奏会。中学生の頃からおなじみの神戸文化大ホールだ が、舞台裏にエレベーターが付いたり、舞台のひな壇や反響板が新しくなっていたり、トイレが広くきれいになっていたり、いろいろと改装されていた。演奏を 聴いているとやはり自分もステージに乗って演奏したくなってくる。しかし、こう忙しくてはねえ・・・。
2000/10/11
今年もノーベル賞が発表された。化学賞に日本人が選ばれたこともあって、ノーベル財団の化学賞ページには、なんと日本語の受賞発表もある。物理学賞は 一昨年に続いてまた半導体物理から。「キルビー特許」のJack Kilby、それにHerbert Kroemerと後は知らないロシア人。(キルビー特許侵害で訴えられて大損した日本企業はどこだったかなあ)Kroemerは昔よく勉強した教科書の著 者で、これも身近な名前。導電性ポリマー、IC、ヘテロ構造と、役立つ物を発明・開発した人たちが受賞したのはとても良いことだ。それにしても高齢者が多 かった今回の受賞者たち。長生きはするものですねえ。
2000/10/9
豊中市民管弦楽団定期演奏会を聴く。今回は初めていずみホールでの開催。音響が究極に悪いい つもの市民会館と違って、コンサート専用ホールでどのように響くかが注目。結果は・・・2曲目のリスト「レ・プレリュード」が良かった。残響に包まれて美 しい瞬間がたくさんあった。メインの「エロイカ」交響曲は・・・。ううん、やっぱりいくら残響が長くても、弦楽器の実力がもろに出てしまうのがこの曲。で も、3,4楽章には良いところも多くあった。ホルンもよく響いていた。自分も一度ああいうホールで演奏してみたかった。
2000/10/5-8
SPring-8マシンタイム。遠赤外の信号増強計画を進める。あのでっかい重いボロメーターを抱えてあちこち動き回る。もっとコンパクトなやつを一つ買っておくべきだった。信号は弱いが、前よりは倍ぐらいに改善した。何とかなるかも知れない、と少し希望が出てきた。
2000/10/4
Phys.Rev.B Rapidsに投稿中だった、希釈近藤半導体(Yb,Lu)B12に関する論文がアクセプトされた。今回はレフェリーのコメントが一切帰ってこない「無条件受理」で、こんなのは初めて。よかったよかった。
2000/10/2
4F学生実験室の整理に一日を費やす。昔の大きな木製机を6台運び出し、でっかい黒板を外してホワイトボードに交換。普通の会議用テーブルを入れたため見た目は貧弱だが、前よりずいぶんすっきりした。手伝ってくれた皆さん、どうもありがとうございました。
2000/9/27
Bruker FT-IRのHe-Neレーザーが昇天。学生実験で使わなくなったHe-Neレーザーが同じメーカーの同じ型だったため、それに交換したらすぐ動作した。ほっと一息。
2000/9/26
物理学会終了。自分の発表はCMR物質Tl2Mn2O7に 関して一件。前回の発表ではパイロクロアのセッションに入れられて、内容から言うと場違いだったけどまあまあ質問は出た。今回はちゃんとMn系のセッショ ンに入ったけど、反響は全然(というか、白けていた)。他の発表はすべてペロブスカイトだったので、みんなペロブスカイト以外には興味が無いのかなあ。 (データはとてもきれいだと思うんだけど・・)次回はMCDについて発表する予定だけど、放射光のセッションに出した方が良いような気がしてきた。
2000/9/5
佐渡裕指揮、大阪フィルハーモニー管弦楽団の演奏会を聴く。
2000/9/2
日本○○力研究所の研究助成事業のHPで、採用されたある課題に対する講評に、こんなのが あった。「原子には・・(中略)・・で測定を試みる、ということで極めて野心的である。成功するとも思えないが、まあやらせて見ることである。」 これ、 あんまりだと思いません?○研の良識を疑ってしまう。まじめに提案書書いて不採用になった人が怒るよ。
2000/8/21-25
ベルリン工科大学にて放射光の国際会議に参加。ベルリンは2年前に訪れたときはすごい工事 ラッシュだったが、今でもあちこち工事していた(特に旧東側)。巨大な工事現場だったポツダム広場は、モダンなショッピングモールに変貌していた。学会の 合間を縫って、前回行けなかったところを中心に訪れる。コンツェルトハウスでコンサート(ドビュッシー、バルトークなど)を聴き、フィルハーモニー(ベル リン・フィルの本拠地)の見学ツアー(ホール内部や楽屋を案内して説明してくれる。大ホールと室内楽ホール、合わせて1時間半)に参加し、Check Point Charlie(かつての東西ベルリン境界線検問所)とベルリンの壁博物館を訪れ、新婚旅行で滞在したホテルのあるフリードリッヒ通りを散策する。今で も、パリに比べると日本人は格段に少ない。ベルリン大聖堂地下の歴代プロイセン王族の墓(棺桶がずらっとならんでいる)も見た。前回はほとんど外食しな かったが、今回はやっとEisbeinを賞味。毎日昼からビールを飲み、のんびりと楽しめた学会だった。
2000/8/8-9
SPring-8に出かけ、ノイズ評価のための測定をする。今回はアンプのゲインをうんと下げて、検出器位置の最適化によって信号強度を稼いだ結果、ノイズはあまり気にならないところまで改善できた。とりあえず、当分はノイズを気にするよりも、光学系の調整で信号をなるべく強くする努力を続けた方がよさそう。
2000/8/7
Yb1-xLuxB12の光学測定の論文をやっと投稿。 今回は今までで最も難産だった。大体できてから半年間もいじくり回したが、結局出来はイマイチ。実験結果に対してちゃんとした物理的イメージが描けていな いから、こういうことになる。力不足の一言。PRBのRapid Communに出したけど、Brief Reportに回されそうな気がする。まあいいけど。
2000/8/3
Abraham Pais死去のニュース。著名な物理学者がまた一人なくなった。ここ何年か の間に、Wigner, Peiels, Mott, Hund, Ising、日本人では久保亮五など、「現象やモデルにその名が残っている」人たちが亡くなっている。原爆開発に携わった大物たちで今でも健在なのは Bethe, Weisskopf, Tellerと言ったところか。特にBetheは、今でも原著論文を書いている。90才を過ぎて現役なのは、物理ではHans Bethe、音楽では朝比奈隆だけだろう。恐るべし。
2000/8/1
近藤半導体CeRhAsの遠赤外反射率測定。ギャップ形成による巨大な変化が出た。YbB12よりもずっと大きい。まあ、電気抵抗のデータから十分予測できたことだけど、とりあえず感動した。
2000/7/14-15
SPring-8 BL43IR検討会。赤外ビームラインの問題点をいろいろ議論する。が、 なかなか頭の痛い問題が多い。同時に開かれたSPring-8見学会には、物理、化学の学生さんに加えて他大学からも参加者があり、合計25人ぐらいで盛 況だった。なんと全員でリングを一周したそうで、予定時間を大幅に過ぎて終了。興味を持った方々、ぜひ難波研へ来て下さい。
2000/7/8
分子研UVSORマシンタイム(BL7B)終了。測定試料は(Fe1-xVx)3Al (x=0.33 - 0.37)。無難に終了。
2000/7/1
神戸大学交響楽団定期演奏会を聴く。物理の学生さんからチケットをもらったので、ありがたく 聴きに行かせてもらった。場所は尼崎アルカイックホール。学生時代、自分自身何度もステージに上がった懐かしいホールだが、今回は12年ぶりぐらい。阪神 尼崎駅前が昔とえらく変わっているのに驚いた。演奏は学生オケだからミスも多いけど、熱気にあふれていて良かった。メインのブラームス2番は、実は自分で 演奏した以外では初めての生演奏だった。
2000/6/28
佐渡裕指揮、大阪フィルハーモニー管弦楽団の演奏会を聴く。
2000/6/25
デジカメ購入。Sony Ciber Shot 2.1というやつ(210万画素)。カメラメーカーと比較して光学系の性能はよくわからんが、とにかく便利。USB対応でPCへの取り込みもあっという間 だし、液晶モニターは回転するから自分の写真も撮れるし、なんとMPEG動画も音声付きで取れて、写真に音声の注釈も付く。電池も2時間以上持つらしい。 かなり遊べそう。
2000/6/20-21
科研費特定領域「遷移金属酸化物」研究会に参加。張り切って朝一番乗りしたのはいいが、回りにえらい有名な先生ばかりが座られて、小さくなっていた。
2000/6/16
Bruker FT-IR制御用PCのDドライブがクラッシュ。Cと Dにパーティションしてあるうちの、制御ソフトとデータが入った方。仕方ないのでDをフォーマットして制御ソフトを再インストール。ところが、なぜかCド ライブにしか入らない。一応分光器はちゃんと動いたが、Cドライブの容量は残りわずか30 MB。こんどクラッシュしたときはシステム共々昇天か。まあ、そのときに考えよう。
2000/6/3
2週間の分子研マシンタイムより戻る。今回は2週目が6A1と7Bの同時進行だったが、松波 君、是常君がしっかりやってくれて、何とか乗り切った。それにしても、この4週間は出張ばかり。SPring-8 BL43IRの公開が始まってからは、従来と同じように分子研にもマシンタイム申請を出してたら体が持たないことを悟った。しかも、学生実験と演習をやり くりするのも至難の業。なんせ週の真ん中、水曜、木曜の午後だから、マシンタイムとの両立は本当に難しい。後期の申請からは分子研を減らそう。
2000/5
今世紀を代表するフルート奏者、ジャン=ピエール・ランパル死去の知らせ。ランパルを生で聴 いたのは、結局10年前に1度だけ、それもマイナーなコンチェルト1曲だった。同じコンサートでランパルの後に登場してアリアを歌ったチェチリア・バル トッリがブラボーの嵐だったのと対照的に、ほとんど印象に残っていない。若くて元気なときのランパルを、是非一度リサイタルで聴いてみたかった。
2000/5/18
ひょうご科学技術協会の研究費授与式に出席。場所は兵庫県公館(県庁のそば)で、石造りの立 派な洋館。内装もとても立派。奨励研究は採択率1/8だったそうで、やはりSPring-8利用だったことが効いたようだ。協会理事長の熊谷先生は阪大在 学当時の学長で、卒業式の時よりはずいぶん身近にお話を聞くことができた。
2000/5/17
SPring-8で1週間を過ごして戻る。疲れた。TsunamiとSPring-8の同期は不安定で、なかなか大変。(ひとたび安定すれば、タイミングは自由に変えられるのだが・・) BaF2窓での中赤外は、信号の強度、安定性ともまあまあ。しかしダイヤ窓にするとめちゃめちゃ弱くなる。先が思いやられる・・・。
2000/5/7
浜松交響吹奏楽団定期演奏会を聴く。全日本吹奏楽コンクール3年連続金賞の実力派バンドの演奏を楽しむ。
2000/5/6
浜松市立楽器博物館を訪れる。前回来たときよりもオーディオが充実していて、ほとんどのブー スで展示楽器自身を用いた演奏、あるいは展示品と同種類のものでの演奏の録音がヘッドフォンで聴ける。展示スペースはそんなに広くないけど、展示品の質、 量とも、ベルリン、パリで訪れた楽器博物館に全くひけを取らない、すばらしいもの。
2000/5/3
祖母の米寿の祝いで岡山へ。今でも自転車こいで畑仕事に出かける祖母は、88歳とは到底思えないぐらい、しゃんとしている。88まではあと54年。是非ともそれまで生きて世の中がどうなっているか見てみたいもんだ。
2000/4/28
ノートパソコンが来た。VaioかMebiusか迷った末、Mebiusにした。CPUは300 MHzだけど、メモリーを128 MB積んでいるので、結構早い。
2000/4/26
SPring-8出張より戻る。やっと吸収反射分光ステーションもサンプル位置でのスペクト ル測定を行った。横の顕微分光ステーションでは福井医科大のグループが、スペクトルを見ながら「このピークはエステルだ」「コレステロールだ」などと言っ ている。分野が変わると用語もずいぶん違う。試料はと言うと、「ガン細胞のついたネズミの歯」を測っているらしい。(人間には移らないらしい)
2000/4/19
学生実験新テーマ「光スペクトル」2回目。色フィルターの透過スペクトルと金、銀の蒸着膜の 反射スペクトルをExcelでプロットさせる。しかしこれが結構面倒で、かつこっちも効率的なプロットの仕方がよくわかっていないことが発覚。プロットソ フトなら何の苦労もないのに・・と思うが、しかし学生実験でOriginを使わせるのも考え物。 というわけで、やはり学生の個人所有PCにも大抵入っているExcelをもう少し勉強することにした。
2000/4/18
科研費奨励が当たった。 3年ぶり。
2000/4/12
学生実験II開始。組分けは、すべての実験を定員内に納めることができた。(自主的に他の実験に移ってくれた方々、ありがとうございました。)そして、新実験「光スペクトル」もついに開始。焦 点距離10 cmの回折格子分光器を見た学生の反応は、予想通り「ちゃちやなあ」。しかしそれが30万円すると聞いたときは驚いていた。(無理もないか。分光器って基 本的にはただの箱だし。)また、LabVIEW画面から分光器を動かす測定も興味を持ってくれたようだ。一回目にしては上出来。
2000/3/31
学会がやっと終わった。 やはり発表3つはしんどかった。(しかも学会の前の週まで2週間マシンタイムだったし)
2000/3/6
某財団に申請していた研究費が当たった。これでやっとノートパソコンが買える。
2000/2/29
今日は400年に一度の「うるう日」らしい。朝からSPring-8のHPで実験者登録をし ようとすると、エラーが出てはねられた。調べてもらうと、日付が1900年2月29日と認識されてエラーが出たそうだ。身近で起きた初めての2000年問 題でした。(締め切り日まで登録をしなかったこっちが悪いんだけど。)
2000/2/28
「海の上のピアニスト」をみた(映画なんて見るのは?年ぶり)。1900年に豪華客船に置き 去りにされた赤ん坊が凄腕のピアニストに成長して一生を船の上で送るというストーリー。とてもよかったけど、彼の船室に貼ってある写真の一つにバイオリン を弾くアインシュタインが写ってたのが笑えた。確かに時代は一致するが・・・。
2000/2/23
今年も新4年生のための研究室紹介ページを作った。さて、今年はどうでるか・・・。
2000/2
青色発光ダイオード/ダイオードレーザーを世界で初めて実用化した中村修二氏が、会社を辞めてカリフォルニア大学サンタバーバラ校の教授になったことを 知った。サンタバーバラ校はあのGossardもいるし半導体量子デバイス関係では非常に強力なんだけど、それにしても驚きました。プレスリリースはここ。
2000/2/19
(Fe1-xVx)3Alの光反射の論文がPhys. Rev. Lett.にアクセプトされた。投稿から丁度4か月。教訓その1:あきらめずに出してみるもんだ。教訓その2:PRLに論文を通すには根気と時間が必要。
2000/1
最近、インターネットで放送をしているFM局が多くある。留学時代に毎日のように聴いていたクラシック専門局 WCRB (Classical Radio Boston) にアクセスしてみたら、やってるやってる、なんと神戸にいながらボストンのラジオがリアルタイムで聴けてしまう。えらい時代になったもんだ。WCRBでは 毎週土曜日の夜、シンフォニーホールでのボストン交響楽団のコンサートをライブ放送するので、日本時間の日曜朝にこれがちゃんと聴けてしまう。すばらし い。
2000/1/14
佐渡裕指揮、大阪フィルハーモニー管弦楽団の演奏会を聴く。
2000/1
あれだけ騒がれた2000年問題、結局ほとんど何も起こらず。やったことは大晦日の夜に水道の水を鍋に少しためただけ。(ほとんど慰め程度)1ヶ月分の食 料品などを買い込んだ人はさぞや悔しかっただろうなあ。結局得したのは「2000年問題特需」で繁盛したスーパーだけじゃないだろうか。