2009/12/28
仕事納め。朝来て、最近買ったけど箱を開ける時間の無かった27インチモニターを立ち上げる。今まで21インチのデュアルでやっていたが、文書を並べて編 集する時など左右モニターにまたがって不便なことが多く、やはり単一の大きいやつを買うことにした。とにかくデカい。画面が広くて文書編集がやりやすく、 すばらしい。(色とコントラストの設定に手間取ったが)一度慣れるともう元の小さいモニターには戻れそうにない。(値段も安い。3万円ちょいだった)
その後居室の掃除をするが、分厚く積み重なった未開封の郵便やら学会誌やらをやっつけるだけでも相当時間がかかり、掃除は少しだけでタイムアップ。この一年も色々あったが、雨のち曇り、ときどき晴れ、というところか。来年は良い年になりますように。
2009/12/25
科研費「重い電子」研究会参加・発表
今回は「先端光電子分光による重い電子系研究」という題目の研究会。自分は公募研究に採択してもらったので光電子ではないにも関わらず発表させてもらった のだが、他の発表は(当然だが)光電子ばかり。みんなARPESの美しいデータを次々に見せて細かい議論をしている中で、まだ遠赤しか取ってない(つない でいない)汚いデータを見せて大雑把な話をするのはかなり気が引けた。早くデータをためないと。(問題は中赤外の測定である。仕分けを受けて来年のマシン タイムがどうなるかも気になるところ・・・)
2009/12/17
昼から研究打ち合わせのため阪大へ。
2009/12/15
物理学B2の中間試験答案をやっと全部(103枚)採点して返却した。「金属の自由電子に関するパラメータのうち、電気抵抗の大きさに強く影響するものを 3つ挙げよ」という問題を出したら、「電子の大きさ」「電子の固さ」などの解答があった。うーん。(大きさは仕方ないかなと思うが、固さはちょっ と・・・)
2009/12/10
日本分光学会・赤外ラマン分光部会シンポジウム(梅田)参加・講演。
赤外放射光の紹介と、その応用例として高圧赤外分光のお話をした。
2009/12/3-12/7
SPring-8マシンタイム。今回はPrRu4P12の高圧低温遠赤外。今回も予期せぬトラブルが色々。前回の反省でちゃんと試料取り付けをして行って 現地で仮測定-->OKとなったがダフネオイルで封入するとサンプルがはがれてしまう。2度失敗を繰り返しているうちに試料も割れてしまった。しか し割れて小さくなることでかえってダイヤにピッタリ付いたらしく、干渉縞もグリースの吸収もほとんど無くなった。7474は諦めてグリセリンで封入。その 後真空漏れでダイヤが曇るトラブルも何とか解決して、結局室温から10 Kまでの温度サイクルを4つの圧力で測定完了。しかし8 GPaまで押してもギャップは全く変わらなかった。次回は小さいダイヤでさらに高圧を狙う予定。
2009/11/26
Wootenの名著"Optical Properties of Solids"入手。自分の分野では誰でも知っている名著だけど絶版で、ずっと欲しいと思っていた本。(今まではコピーしか持ってなかっ た)Amazon.comで中古が出品されていて、$15と安かったので注文してみた。図書館処分品なので表紙はそれなりに傷んでいるが、中身は書き込み も少ない良品。とても良い買い物をした。(出所はStanfordのEngineering Libraryだった)
2009/11/20
2000年頃に立ち上げた学生実験の分光システムではWin 98+LabVIEW Ver.5.1で制御ソフトをかいた。ネット不要だからOS更新も不要だし、ずっとそのまま使ってきたのだけど、今回Win XP+LabVIEW Ver.10へ更新。更新には何と半年以上もかかった。その笑える経過は以下の通り。
・去年の年末にプリンターが壊れて印刷できなくなった。
-->市販プリンターのドライバーはもはやWin 98に対応しなくて使用不可能なことが判明。
-->仕方ないのでWin XPパソコンを購入。
-->LabVIEW 5.1はインストールできたが、従来のI/Oボードを認識しない!
-->LabVIEW 7+ドライバーを借りてきてインストールしてみたが認識せず。ソフトよりハードの問題らしい・・・。
-->諦めて最新版のLabVIEW 2009とI/Oボードを購入。
-->しかし(!)何とLabVIEW 2009はVer 5.1で作成したファイルを開けない。そのまま使えず修正が必要というなら判るが、同じソフトのバージョンが古いだけで開けすらしないとは。NIはふざけるなと言いたい。
-->前に借りて入れたVer.7で試してみると、これは開けた。そこでまずVer.7でセーブして、それを今度は2009から開いてみると、何とか開けた。
-->Ver 5.1の古いコマンドを全部デバッグして、やっとコンパイル完了。
-->I/Oボードの専用ケーブルのコネクターまで前と変わっていた。(同じならケーブルはそのまま使えたのに)コネクタブロックではなく、ケーブ ルを途中で切断して結線していたので、これも全部やり直し。100本近くあるケーブルから、必要な6本ぐらいのケーブルを探し出すのはそれなりに時間がか かる。
-->ぶつぶつ文句を言いながら結線を終え、やっと分光器の動作を確認。ちゃんと動いた時はやれやれと座り込んでしまった。
ソフトもハードも、メーカーはせっせとバージョンアップを繰り返すが、本当に迷惑な話である。
2009/11/12-16
SPring-8 BL43IRマシンタイム。今回も高圧・低温・遠赤外。院生が試料のDAC仕込みを上手くやってくれていたのに、自分が欲を出してちょっかいを出したため に(「もう少し調整したらより良いデータが取れるんじゃないか?」という例の誘惑に負けた大バカ者)試料セットがぐちゃぐちゃになってしまい、結局初日か ら実験予定が遅れまくった。あと、今回初めて使ったダフネ7474が600-800cm-1に吸収があり、試料とダイヤの間に回り込んだ分が強い吸収を示 すことも、使って初めて気づくという失態。(論文が出ていたのに)結局何とか4セットの冷却サイクルを測定できたが、やはりかけてる時間と労力に比べて取 れるデータの量が少ない。何とかできないか、さらに知恵を絞る必要アリ。
2009/11/2
科研費の書類をやっと出した。今年は例年になく難航した。(下書きを提出したあとで内容を大幅に変更して全面的に書き換えたため)
2009/10/24
大阪府内の高校へ出前授業。進学校で、講義後に質問に来た生徒も結構いた。
2009/10/22-23
SPring-8 BL43IR マシンタイム。近接場分光の続き。たまには国内製を、と思って買った某メーカー製のMCTをテストした。素子径25ミクロンの高感度なやつだが、どうもお かしい。スペクトルに変な構造があるし、アンプのゲインを上げると信号が落ちる。サチってるのかと思って光強度を絞っても改善しない。やはり失敗だった か?
2009/10/9-12
SPring-8 BL43IRマシンタイム。高圧・低温・遠赤外実験。今回は試料の仕込みが上手くいかず、初日から徹夜になった。
2009/10/6
誕生日にYbSの論文がPRLに通ったとの良い知らせ。
2009/9/25-28
日本物理学会秋季大会(熊本大学)参加・発表
またYbSの高圧赤外について発表したが、全然考えていなかった所を質疑応答でつっこまれて答えられず沈没。
2009/9/14-17
WIRMS 2009参加、発表(カナダ・バンフ)
早いもので淡路でやったWIRMSからもう2年経ち、今回の開催地はカナダのバンフ。標高1300mで周りはカナディアンロッキーの3000m近い山に囲まれており、眺めはとても良い。会場はThe Banff Centreと いう、夢舞台国際会議場と似た感じの所でホテルと会議・研修施設が一体になっており、コンサートもできるようになっている。(自分が発表する前夜は Winton Marsalisがコンサートをやっていて非常に行きたかったが、発表準備もあるしさすがに諦めた。)部屋も会場も食堂も広くてきれいで快適だった。ここ に缶詰になっての会議は中々密度が濃かった。特にホットな話題はアレー検出器を使ってのイメージングに、コヒーレント放射光か。ドイツのANKAが計画し ているTBONEという野心的プロジェクトでは、中赤外をカバーする白色かつ強力なコヒーレント放射光発生を狙っている。実現するかはまだわからないし安 定性など問題もあるだろうが、そんなもんができたら他の赤外放射光施設は立場がなくなってしまいそうである。次回はイタリア・トリエステでの開催で、これ も今から楽しみである。(ちゃんと結果を出さないと)
去年のカナダ出張と違ったのは飛行機。NorthwestとAir Canadaが関空から撤退したので成田乗り継ぎ。関空から飛べるのが当たり前だったときに比べると、かなりしんどかった。
2009/9/3-4
SPring-8シンポジウム参加、発表(東京ステーション・コンファレンス)
PU課題についてポスターを出せ、とのJASRIからの要請により、シンポに行ってきた。場所はJR東京駅につながった新しいビルの中でアクセスは非常に便利。全体のセッションでの主な話題は産学共同という感じだった。
2009/8/21-24
「物性若手夏の学校」参加(志賀高原)
サブゼミ講師で招いていただいたので喜んで行ってきた。物性若手夏の学校の存在は学生の頃から知っていたが、自分自身は行ったことが無く、どんなものかも よくわかっていなかった。先生が組織するのではなく、毎年学生有志によって運営が引き継がれてずっと続いているとのこと。運営に積極的に関わっているメン バー達のmotivationの高さに驚いた。ポスターセッションも熱気があってよかった。あの中から将来日本の物性の中心になる人材が出てくるのだろ う。自分はいつも通り光物性と赤外放射光、高圧分光の話をしたのだけど、リクエストにより20代に何をしていたか、留学時代のこともお話しした。アンケー トを見るとそれなりに楽しんでもらえたようで良かった。会場は志賀高原の、学生時代にスキーで泊まった宿の隣だった。夏休みと言うことで隣のホテルからは 女声合唱、反対側の隣は吹奏楽、とあちこちで合宿をしていた。久しぶりに乗った特急しなのが新しい車両になっていて、快適だった。
2009/8/19-20
科研費・新学術領域研究「重い電子の形成と秩序化」 第2回研究会参加・発表(広島大)
久々に広大へ。今後2年間の研究計画について発表。
2009/8/3-7
UVSORマシンタイムで出張。BL7Bで紫外、真空紫外の反射分光。先週の国際会議直後で息つく暇もなく準備不足で来て、しかも久しぶりで色んな事を忘 れていて苦労した。BL備え付けのフォトダイオードは焼けて感度ムラがあるからと2年前に買ったマイ・フォトダイオードだが、なんと既に焼けていることが 判明。なんのこっちゃという感じでスペクトルがつながらず苦労した。またナゾの怪しい干渉縞にも悩まされた。最終日の実験終了後はUVSORのBBQパー ティーに他のユーザーと共に招待していただいた。ごちそうさまでした。
2009/7/26-30
高圧国際会議参加・発表(東京・お台場)。
初めて行ったお台場は、1980年代のまだ活気があった頃のポートアイランドに似ていると思った(お台場の方がずっとでかいが)。海があり、運転手のいな い新交通システムがあり、モダンなビルが並び、○○博物館・科学館がたくさんあり、観覧車も回っている。宿は開店記念で安く(半額ぐらい?)泊まれたサン ルート有明。超快適で夜も熟睡。
会議初日午後に自分の発表。40分のInvited Talkで、準備不足(忙しくて声を出してのリハーサルができず)もあり、いつもの英語講演よりかなり緊張して噛みまくった(ネタはYbSの圧力誘起金属 転移)。しかし結構質問が出て、休憩時間に話した海外の何人かが良かったよ、と言ってくれた。(最悪だったよとわざわざ言いに来るヤツもいないだろうが) ホテルに戻りパソコンを開くと、科研費新学術の公募研究に内定とのメールが入っていた。よかった、というより助かった、というのが正直なところ。来年度 までは何とか首がつながった。(良い成果が出せるよう、大切に使わせていただきます)
2日目のセッション終了後、せっかく近くまで来たからと、晴海地区の探検も兼ねて月島までもんじゃ焼きを食べに行った。前に来た時(15年ぐらい前) に比べると高層マンション、ビルが多く建って、聖路加タワーの存在感はかなり薄れていた。「もんじゃストリート」近くのお店で食べた久しぶりのもんじゃは おいしかったが、お好み焼きに慣れている関西人にはやはり不思議な食感だった。その後晴海トリトン(でかい!)を通ってゆりかもめの駅まで、南へひたすら 歩いた。本当に広い。
3日目は午前でセッションを切り上げ、午後はホテル近くの東京ビッグサイトでちょうど開催中だった「マイクロマシン/MEMS展」を 見に行った。赤外近接場分光に使う試料やチップ関係の情報収集が目的。目当ての企業のブースで、色々話を聞いて見積もお願いした。この手の企業展示会は初 めてでとても面白かった。リソグラフィによる微細加工はもちろん、精密研磨、微細工作など様々な会社の出展があって勉強になった。(大学研究室のブースも 結構あった)ビッグサイトは巨大な施設で、他にも「下水道展」「管工機材展」を同時にやっていて、すごい人出だった。
4日目の午後セッションの途中で抜けて帰神。(「等身大ガンダム」は時間がなくて見に行けなかった) 高圧のプロの話を色々聞けて、有意義な学会だった。DACの圧媒体はメタ・エタかダフネでないと信用しないという国際的雰囲気を感じた。今後は考えよう。
2009/7/24
所用で久しぶりに阪大豊中キャンパスへ。少し早く出て、昔住んでた下宿の辺りを歩いてみた。下宿があった場所は大きなドラッグストアが建っていて当時の面 影は全くなくなっており、よく行った周囲のお店の多くも無くなっていた。周辺を歩き回っても、自分が昔住んでた所という感じが余りしなかった。阪大キャン パスは理学部の改修が終わってきれいになっており、学内に阪急バスが乗り入れていた。昔の「留年バス」に変わるものらしい。
2009/7/10-13
SPring-8マシンタイム。今回はCe115の高圧・低温・遠赤外。試料の自然成長面をそのまま使ってDACに仕込んだところ、圧媒体の吸収や干渉縞 が全く出ない良いスペクトルが取れた。とは言っても温度変化は小さいが、常圧と高圧で、ちゃんと違いが見えた気がする。DACで4.8 Kに到達したのも収穫。シールド周りを改善して、でかいポンプでちゃんと減圧したら、もう少し下がるかな?
前期のSP8マシンタイムがすべて終わったので、夕方に研究室で打ち上げ。
2009/7/2-7/5
SPring-8出張。ユーザー支援で。慣れない有機物で上手く測れるかどうか心配だったが、高圧のデータがちゃんと取れて一安心。
2009/6/23
人間ドック受診。難波先生と一緒になった。すごい偶然である。(お元気そうだった)
2009/6/12-15
SPring-8マシンタイム。初日から徹夜になって大変だったが、先月うまくいかなかった中赤外で今度はちゃんと温度変化が取れた。前回は試料の良い面 が出せていなかったらしい。DAC用クライオに初めてNaCl窓を試したが、マシンタイムが終わっても曇っておらず、思ったより湿気に強いみたい(少なく ともKBrよりは)。なかなか良い感じ。
2009/5/26
ひょうご科学技術協会の助成金贈呈式に出席。科研費は結局今年も空振りしたので、この助成金のおかげで何とか命がつながった感じ。自分の名前が50音順で 一番らしく、代表で理事長の熊谷先生(自分が阪大を卒業した時の総長だった)から贈呈書を受け取った。会場は自分が結婚した時に披露宴をやった同じホテル で、その時親族一同の記念撮影を行った同じ写真室で、贈呈式出席者一同の記念撮影。何かおかしかった。(平日午後で閑古鳥が鳴いていた)
2009/5/22-25
SPring-8マシンタイム。(休校は5/22までなので、院生は5/23来所でいけた。出かけるときのバス・電車内でのマスク着用率は7割ぐらい か。)鉄系超伝導体の高圧・遠赤外実験。今度は試料に気をつけた甲斐あって、圧力によって温度変化にはっきりと違いが見えた。ただし100 cm-1以下は測れないので、超伝導ギャップ形成に対応する反射率の増加は見えなかった。今後に期待。
2009/5/20
休校の学内はとても静かで快適。(はしかで休校になったときもそうだった)ずっと休校でも困るが。
SPring-8から連絡が来て「インフルエンザで休校になった大学の学生は来所を禁止する」との通達。ウイルスのキャリヤが来てJASRI職員が感染すると困るというのが理由らしいが、頭に来て抗議のメールを返信したのでJASRIのブラックリストに載ったかも。
2009/5/15-18
SPring-8マシンタイム。鉄系超伝導体の高圧赤外に初挑戦したが、イマイチ変化が判らなかった。試料の仕込みに問題があったらしい。来週再挑戦。
今回のマシンタイム中は物理よりもインフルエンザがメインの話題であった。2日目(5/16)の朝から情報が交錯してネットのニュースに続いて神戸市が正 式に休校を発表、その後大学も休講決定となった。だいぶ前から息子の学童保育所関係で「県内に1人でも感染者が出たら休所するかも」と通達が来ていて、そ んなアホなと思っていたがまさか全国のトップを切ってこんな事になるとは。
マシンタイムが終わって電車で帰るとき、車内でのマスク使用率は50%ぐらいだった。神戸では売り切れと聞いたので、わざわざ姫路で下車して探してみたが、やはりどこも売り切れ。駅前の商店街には休校になった中高生がたむろしていた。
2009/5/12
ずっと難波研のHPをほったらかしだったのだが、連休中にHP作りに没頭して、何とか形ができた。
結局ホームページビルダーは使ったが、入門本はほとんど使わず。やはりウェブから既存のソースファイルを読み込んで、見よう見まねでいじり回す方が早かった。まだまだあちこち未完成なので、これは少しずつ。来週も再来週もマシンタイムである。
2009/4/24
物理学科談話会で発表。学部生にも判るレベルから最後は専門の内容を60分で、という主旨だけど、これはなかなか難しい。光物性の基礎で必ず出てくるロー レンツ・モデル、ドルーデ・モデルは学部生にも十分わかる電磁気学なので、これから初めて高圧赤外分光の話まで。また学部生に感想を聞いてみよう。
2009/4/16-19
SPring-8マシンタイム+ユーザー支援で4日間滞在。近接場の実験は手探り状態だけど、少しずつ進歩している。がんばろう。
2009/4/10
新年度に入ってやっとノートパソコンを買えた。Mebius --> Let's Noteと来たので、次はVaioにしようかと思ったけど、やっぱり軽さを買ってLet's Noteにした。実物を見ずに買ったのだけど、来てみると前のに比べてえらく分厚くかさ高い。どうも電池の形状に合わせているらしい。(本体だけならもっ と薄いはず)しかしノートPCはやはり便利でありがたみを実感。
2009/4/9
岡村グループのキックオフ・ミーティング。初代4年生が2人やってきた。まずはモノの移動から始める。
2009/4/6
SPring-8マシンタイム。NSOM整備で。新学期のため早めに切り上げて大学へ戻った。
2009/4/1-3
3日間休暇を取って北の大地へ逃亡。さすがにもうパウダーとは行かず山麓はザラメだったけど、一番上のリフトだとまだ良い感じで、待ち時間もなし。とても良かった。
2009/3/31
難波先生ご卒業。今日はさすがに寂しそうなご様子であった。秘書のIさんも退職されて、お二人ともお疲れさまでした。
自分の定年は(63歳として)あとちょうど20年であるが、定年の日の自分はちょっと想像できない。逆に20年前はM2で進路に悩んでいた頃だが、さすがにあれから今まであっという間というほど早くはなかった。この先20年も大変そうだが、まあ楽しみでもある。
2009/3/27-30
日本物理学会年次大会参加、発表(立教大学)
宿は池袋サンシャイン60の直ぐ横。そこで学会2日目の夜、お上りさんらしく頂上の展望台へ登ってみた。方向によって夜景が変わるのは確かに面白いが、やはり夜景は六甲から見下ろす神戸の夜景に限ると思った。
2009/3/14
難波先生の最終講義と記念パーティー。参加してくださった卒業生や、遠い他大学から参加してくださった方々、どうもありがとうございました。
2009/3/12
去年の4月に購入したPCへの引っ越しをやっと完了。最近は何をするにもパスワードが必要で、面倒でPCに記憶させているからどれも完全に忘れていて、 引っ越しは大変だった。ずいぶん早くなったしデュアルモニターでも問題なくて快適。しかしCPUのファンがえらくうるさいのが問題。CPUがパワフル (Core 2 Duo, 3.16 GHz)な為か、CPUの使用率が50%でも、ファンはもうフルスロットルで暴走族の空ふかしみたいである。もっと静かで冷却パワーの高いファンが欲し い。
2009/3/9-11
科研費新学術領域研究「重い電子系の形成と秩序」第1回研究会参加・発表。
2009/2/28
修論発表、入試委員の仕事に加えて後期入試、さらに科研費書類作成、期末試験採点で嵐のような2週間。いつもは秋に集中する科研費書類が別の時期にあるのは良かったが、よりによって年度末とは。参った。
2009/2/13-15
SPring-8出張。BL43IRユーザーの支援で。実験は結構うまくいき、次回に期待できそう。
2009/2/7
息子の日帰りスキーツアーに同行して10年ぶりぐらいのスキー。面倒くさくて行かなくなって久しいが、初めてのスキーがえらく気に入った息子はまた連れて 行けとうるさい。しかし行くなら物理学会の直後しかないし、その時期にまだちゃんと雪が残っている場所となると・・かなり遠いな。
2009/1/15
研究室HP改定に向けて、この際だからとホームページビルダーを買った。そしてさあ、と附属マニュアルを開いたが、これが超わかりにくい。かといってマ ニュアル抜きでソフトをごちゃごちゃやっても、自分はhtmlをある程度知ってるにも関わらずうまく使えない。仕方ないので本屋で攻略本を買うことにし た。(わざと附属マニュアルを判りにくくして、入門本や攻略本の売り上げを増やそうというメーカーの陰謀か??)
2009/1/10-12
日本放射光学会年会(東大本郷キャンパス)参加・発表。
前に東大本郷で放射光学会に行ったのはずいぶん昔で、その時に比べると新しいビルがたくさん建っていた。特に、歴史的価値のために壊せない古い建物をまた ぐ形で、真上に新しいビルを建てているのに驚いた。(強い地震が来ても本当に倒れないのだろうか?)学会のあった小柴ホールのフロアには小柴先生のノーベ ル賞メダルと賞状が無造作に展示してあって、これもびっくり。(あれで盗まれないのだろうか)学内にはコンビニだけでなくドトールやスタバも複数できてい た。神大も早く見習って欲しい。(今時学内に生協以外はコンビニしかないなんてふざけている。)