2012/12/31
諸事情により今回の年末年始は大掃除も帰省も無しで、ほとんど平常通りの生活。大晦日の大学はさすがに人気がなかった。2012年は、"Valentine Experiment"が大失敗してまさかの最下位に沈んだRed Soxと同様、今ひとつな1年であった。(毎年同じことを言っている自分が情けない。このままあっという間に10年ぐらい過ぎそうで恐ろしい。) 来年は上向きにしたいと思いつつ、久しぶりにCDで第9を聴いた。ハイティンク指揮コンセルトヘボウ管の1980年ライブ録音。既に絶版になっている無名の録音だが、大学の頃から聴いている。来年の暮れにはナマの第9を聴きに行けるぐらいの時間と心のゆとりができるよう、がんばろう。
2012/12/14
SPring-8へ日帰り。打合せとちょっとした作業で。
この週はビームの揺れはほとんどなくなっていた。原因はまだ不明。フィリングに依存するのか?それともどこかのIDがイタズラをしているのか??隣に新しくできたBL43LXUに入るX線は、BL43IRへ向かう赤外ビームを横切る形になっているのだが、まさかその影響?(これはあり得ないか。するとBM43の直ぐ上流の直線部にある、BL43LXUのためのIDの影響か?? ナゾは深まるばかり。)
2012/12/7
確かに、訳わからん学部名をよく目にする。これも大学が多すぎるせいか。
2012/11/29-12/4
SPring-8マシンタイム。高圧低温赤外分光。今回はd電子系の新しい測定試料で、かつ偏光依存測定。DACで偏光依存がちゃんと出るか不安だったが、結構きれいに出た。圧力依存も電気抵抗の結果と定性的によく一致するので、なんとか行けそう。この物質は圧力効果が大きいので、f電子系よりもだいぶ楽である。ビームゆらゆら現象は継続中。ところが途中で、なぜかゆらゆらが止まり、数時間後にまた始まることがあった。ゆらゆらの原因はまだ不明。
2012/11/19-22
SPring-8マシンタイム。近接場の実験の継続だったが、BL43IRに出てくるビームが結構大きく揺れていることが判明。(強度ではなく位置が揺れている) 肉眼ではチラチラと見えるに過ぎないが、光学チョッパーを通して観察すると、約29 Hzでぴたっと像が止まり、ずらすとうなりでゆらゆら揺れて見える。揺れの方向は軌道面方向。 またビデオで見ると、ビデオのフレームレート30 Hzとのうなりで、1 Hz程度のゆっくりな揺れとなる。2012B以降、顕微実験でもこの「ビームゆらゆら現象」に気付いていたが、やっと原因がわかった。しかし揺れの原因そのものは不明。位置が揺れると検出器の出力も揺れるので、信号が微弱な近接場実験はちょっと無理。
2012/11/12
大学設置不認可の取り消しにまつわる大騒ぎ。確かに大臣が言い出したタイミングは悪かったが(また自分は真紀子大臣のファンでもないが)、日本にこんなにたくさん4年生大学は要らないと言う点について反対する人は少ないはずだ。格好の攻撃材料ができて大はしゃぎするマスコミと自民党。しかしそもそもこんな状況を招いたのは歴代の自民党政権のはずだ。一体何やってんだか。(岡崎に4年制の女子大を作って経営が成り立つのか、本当に必要なのか、とても不思議。名鉄特急に30分も乗れば名古屋にいくらでも大学があるのに。)
(追記:もちろん、大阪や京都に大きな大学があるのに、なぜ神戸に大学が必要なのかは自問自答しなければならないが・・。)
2012/11/10
アメリカの大統領選が終わり、YouTubeにこんなビデオが出ていた。
このビデオの主張はごもっともだが、実行するのは大変そうだ。アメリカ同様に日本の高校教科書でも、物理以外の多くの分野では20世紀以降に発見、提唱された内容がどんどん教えられているのに、物理では相変わらず19世紀までの内容が主流になっている。高校の物理教科書では、実は量子力学やニュートリノ等々、新しい内容が多く載っているが、大学入試に出ないので教えられていない。
2012/11/7-8
高圧討論会参加・発表(阪大豊中キャンパス)。
会場は大貫先生の最終講義があったのと同じ大阪大学会館。
2012/11/3
今回のマシンタイムは激しく疲れたらしく、帰って3日ぐらい体がだるくて、ぼーっと頭痛が継続。ほとんど仕事になっていない。もうダメだな。
2012/10/25-30
SPring-8マシンタイム。Yb系の高圧実験で。実験3日目の日曜午後、信号も安定で、調子よく測っていたらビームが落ちた。付近の落雷により、60 msにわたって20 %電圧降下したとのこと。相手は雷だから仕方ないが、なかなか再入射されず、やっと入ったと思ったら直ぐにまた落ちた。これが、どうもおかしい。
上の履歴で赤い矢印の部分。一度目の再入射で、80 mAのままEXP MODEの黄色いランプが点灯してビームが出てしまった。80 mA運転?何で??そんなの聞いたこと無いぞ??? と学生にぼやいていると、直ぐにまた落ちた。その後、2度目のアボートの原因はあるBLでビームモニターが異常を検知したため、というアナウンスがあり、今度は直ぐに再入射で100 mAに戻った。しかし、その後も特に説明はなかった。このため、何で80 mAのままで運転に入りかけたのかは不明のまま。2度目のアボートが無かったら、あのまま運転続けたのだろうか。マシングループのうっかりミス? いずれにせよ一連のアボートで約2時間半ロスしたため実験のサイクルが狂い、後半が非常にしんどかった。マシントラブルでもないのに、何で再入射にあんなに時間がかかるのだろう。
2012/10/24
人間ドック受診。
2012/10/22-23
SPring-8へ1泊で。Neaspec社の社員がBL43IRに営業へ来るのに合わせて、実験の現状を説明。
2012/10/18
面白い記事が出ていた。
ケチャップだけでなく、マヨネーズ、ゼリー、マスタードの場合の映像もある。
このコーティングって車のウィンドウやミラーのはっ水処理に使えないんだろうか。
2012/10/17
先日SP8で高圧実験の最終日の朝、ゲストハウスへ戻ろうとするとすごい霧。SP8のある丘の上はクリアだが、ちょっと低い所は全部霧の中。とてもきれいだったので写真を撮ってみた。
中央管理棟の屋上から。左端の建物がゲストハウスと食堂。
これも中央管理棟から。普及棟の屋根(左端)が既にかすんでいる。
これはゲストハウスのD棟から見る日の出。時間的にはこれが最初。
2012/10/14
ノーベル賞を受賞された山中氏の言葉"Vision and hard work"。SP8で疲れて実験をしながら、自分は"Hard work with no vision"になっている気がした。日々の事に追われて、何となく仕事をしている気になってるが、では一体何をしているのか。
2012/10/12-13
またSPring-8へ。高分解能測定のテスト2回目で。今度はボロメーターを使って遠赤外領域の測定。色々準備不足でSRを使った測定は余り上手くテストができなかったが、分光器内蔵の熱光源でかなりいい所まで測れるのは中赤外と同じ。熱光源で測れない領域となると、小さなアパーチャーを入れて干渉計内のビームの平行性を上げ、低波数かつ非常に高い分解能、ということになる。準備を整えて再度トライする予定。
2012/10/4-10
SPring-8マシンタイムで出張。高圧実験と近接場実験の両方で1週間滞在。こんなに長くいたのは久しぶり。
2012/9/27-28
ワークショップ「カゴ状構造に宿る強相関物性」参加、発表。(首都大)
新幹線からまた富士山がきれいに見えたので撮影。上り列車から。(前もって北側の窓際を指定しておいて良かった)夕焼けの方は新横浜にだいぶ近づいた所で、かなり後方へカメラを向けて。(隣のオッサンの冷ややかな視線を感じつつ)
2012/9/19-21
日本物理学会参加(横浜国大)。初日は会議で参加できず2日目から参加。えらい暑かった。
2012/9/4
朝6時半に家を出てSPring-8へ朝駆け・日帰り。行きは三宮から相生までずっと立ちっぱなしだった。
2012/8/27-28
SPring-8へ出かけて装置整備。BL43IRの高分解能測定機能のテスト。
FT-IRの真空を少しリークして10 torrぐらいで、内部光源、Ge/KBrビームスプリッター, 内部MCTで測ったのが上のデータ。物性物理ではこんなスペクトル絶対に出ないから、美しくてちょっと感動してしまった。CO2のbending modeの左右にΔJ=±1を満たす回転準位間の遷移がたくさん出ている(上図)。こういうスペクトルは極性2原子分子のCOやHClなどで良く教科書に載っているが、今回測ってみて初めて知ったのは、真ん中付近の、狭く不等間隔なたくさんの線(下図)。2原子分子では禁制なΔJ=0がCO2では許容になるらしい。そして振動状態が変わるとミクロな慣性モーメントも変わるため、E(n=0, J)とE(n=1, J)のエネルギー差がJと共に少しずつ増加するのが見えるらしい。しかし3原子分子ではなぜΔJ=0が出るのか、恥ずかしい話だがよくわからない。直感的には3原子分子のbendingでは直線からずれるから、だろうか。とにかく高分解能は今でもちゃんと機能していることはわかった。SRでどこまで出せるか調べるのが次の宿題。
2012/8/25-26
SPring-8シンポジウム参加、発表。(阪大コンベンションセンター) 初日は山田からモノレール、2日目は昔通り北千里から歩いたが、どっちにしても不便。吹田キャンパスは本当に陸の孤島だ。
2012/8/24
院試終了。
2012/8/4
試験が終わってやれやれと言ってる場合ではなかった。2日間採点に明け暮れ、今日成績を決定して入力完了。期末試験の略解も教務システムにアップして、今度こそ本当にやれやれ。期末の出来具合はちょっと残念。
夜は自宅ベランダから、神戸メリケンパークの花火大会を眺める。視界を遮るものは無いのでよく見えるが、ちょいと遠い。直線距離約8kmなので、ピカッと花火が光ってからドーンと音がするまで約25秒。見た目と音は直ぐに対応が付かなくなってしまうが、夜景をバックに上がる花火もきれいだった。 この夜はあちこちで花火大会があったらしく、大阪湾の向こう側でも花火が上がっているのが見えた。
2012/8/1
統計物理学の期末試験終了。やれやれ。
2012/7/30-31
第2回コンパクトERLサイエンスワークショップ(KEK)参加、発表。
帰国した翌日、昼から3限の授業をやった後で移動し、夜につくば着。2日目だけの参加となった。とにかく暑かった。帰りの新幹線からきれいな富士山を久しぶりに見た。(富士山が見えるとなぜかうれしい小市民の私。)
2012/7/29
会議も終わって帰国。サンフランシスコ空港と関空の気温差は20℃。参った。
2012/7/23-27
LEES 2012参加。会場はカリフォルニアワインの産地として有名なNapaの高級ホテル。初日午後だった自分の発表は、まあまあ受けたようで良かった。発表も終わり、晩ご飯も食べてポスターセッションも終わってやれやれと部屋に戻ると、イチローがヤンキースへ電撃移籍したとのニュース。MLBは何でも有りだが、さすがにちょっと驚いた。さっそくMLB.comにつないで、ハイライトを見た。ヤンキースでの初打席で、総立ちのマリナーズファンに帽子を取ってイチローが深々と礼をしたシーンをみて何かじーんと来た。強い人気チームへ出ていく選手にスタンディングオベーションの観衆も素晴らしいし、イチローが日本人らしく、かっこつけずに深々と礼をしていたのもとても良かった。
2012/7/22
LEES 2012が開かれるNapaへバスで移動。
2012/7/21
土曜はLEES 2012への移動の谷間でフリーになったので、夕方からAthletics-Yankeesの試合を見に行った。試合は投手戦で、2-1でA'sの勝ち。4時間以上の試合も多いアリーグで、なんと2時間半弱で終わってしまった。淡々と試合が進んで盛り上がる見せ場も無かったため、正直Yankeesが追いついてもうちょっと長引いて欲しかった。(イチローの移籍があと3日早ければ、見られたのだが)6時試合開始だったので、終わったときはまだ空が明るかった。(夏時間のせいもあるが)
2012/7/20
熟睡して早起きし、朝からLawrence Berkeley National Laboratoryの放射光施設、Advanced Light Source (ALS)の赤外ビームラインを見学に行った。
写真はホテル横の通りから見上げたALSのドーム。(えんじ色の丸い屋根) ここはちょっと古い施設だが、研究のactivityはとても高い。Lawrence以来の加速器科学の伝統を引き継ぐ由緒ある研究所でもある。ドーム型の実験ホールの中央には、かつてここにあった巨大なサイクロトロンのための電磁石のヨークが残っている。(その上にクレーンを設置してあるため除去できないらしい) 赤外BLでは近接場実験の試みの話も聞かせてもらい、大変参考になった。最近始めたという割にはちゃんとデータが出ていて、うかうかしてられない。ちょうど何かのイベントをやっていてFree Lunchにありついた。BL担当者のMike Martinに感謝。その後Mikeが彼の車で(日産リーフ!)研究所のある山の頂上まで連れて行ってくれた。Bay Areaを見下ろす絶景で素晴らしかった。
右側遠方がGolden Gate Bridge, その手前にAlcatraz Island, 左手の橋がBay Bridge, その向こうがSan Franciscoのダウンタウン。手前はUC BerkeleyキャンパスとBerkeley市街地。ALSのドームも右半分だけ見えている。(右手手前)
San Francisco方面(安物のデジカメではこれが限界か)。帰りはUC Berkeleyキャンパス内を散策しながらホテルまで戻った。プリウスがたくさん走っていてびっくり。
2012/7/19
アメリカへ出発。留学してた頃いつも乗ってた大阪-SFOのユナイテッド直行便に久しぶりに乗った。(最後に乗ったときは確かまだ伊丹空港だったなあ) 昼ごろにサンフランシスコ着。あの頃は乗り継いでボストンまでさらに5時間飛んでいたから、それに比べるとかなり楽。
ホテルにチェックインした後、時差ボケの体にむち打って夜はサンフランシスコ交響楽団のコンサートへ。無理をした理由は、大学の吹奏楽で必死になって練習したバーンスタインの「ウェストサイドストーリーよりシンフォニックダンス」がプログラムに含まれていたから。とてもよい演奏で大満足した後、ホテルに戻って沈没。
2012/7/14
下の写真は学外の某実験施設の食堂にある張り紙。間違いは何カ所あるでしょう?
(このポスターの言う通りにしたらえらいことになるぞ。)
2012/7/9
Facebook経由でこんなの教えてもらった。かなり笑えた。
それにしても、Higgsのニュースが一般ニュースのトップで騒がれているのに、ちょっとびっくり。
データでHiggs事象に対応するというピークがほとんどノイズに見えることに、またびっくり。
2012/7/8
下の問題。量子統計で化学ポテンシャルがゼロのボーズ粒子を考えると、(n+1/2)hvはn個のフォトンと自然に解釈できることが判り、確かにそれもそうかと納得。(第2量子化は必要ない) ただしこれは自分が担当しない、統計物理学2の学習内容。
2012/7/4-6
"International Workshop on the Dual Nature of the f electrons"(姫路)参加、ポスター発表。
2012/7/2
午後から2コマ授業。やっと黒体輻射からグランドカノニカル分布に入った。授業が終わってやれやれと思っていると、学生が1人質問に来た。彼の質問の主旨は「空洞内部のある定在波モードのエネルギーを調和振動子のエネルギー(n+1/2)hvで置き換えるとき、量子数nはどう解釈するのか?」普通の解釈はもちろん「フォトンがn個」であるが、分配関数を計算するときはn=0からn=∞までボルツマン因子の和を取る。すると「粒子数一定のカノニカル分布なのに、粒子数が0個、1個、2個、・・・の状態の和を取るのはおかしいのではないか?」 ・・・うまく答えられない。確かにそう言う気もする。しかしエネルギーnhvの状態をh(nv)と解釈すると振動数がn倍のフォトンになり、これは例えば光電効果で違う結果を与える。(彼は意欲的な学生さんで、光電効果や仕事関数のこともちゃんと知っていた) ここは古典的な振動数vの電磁場を量子力学的調和振動子で置き換えられるという仮定をしているから、やはり「振動数vの電磁場の強さ」→「振動数vのフォトン数」と考えるのが、物理的描像として一番しっくり来るやろ、という苦しい答をした。(結局この置き換えが正しいことは、黒体輻射スペクトルの実験との一致でしか正当化できないのだから、直感的には正しい答に思える) もっとうまい説明ができる方、教えて下さい。(ただし学部3年生の授業なので、第2量子化はNGです。場の理論を使えば自然にn=フォトン数は出るのかもしれませんが・・・) 2コマ授業の後、彼とこれを1時間考え込んで疲労困憊。
2012/7/1
超過密日程だった6月が終わった。1ヶ月に4回もマシンタイムがあり、その合間にも中間試験、重要会議、集中講義などがあり、大変だった。今日は久しぶりの何もない日曜で天気がよければ六甲山に登ろうかと思ったが、あいにくの雨。かといって物理をやる気もしなかったので、久しぶりにスケートで体を動かしてきた。しかし今年も半分が終わり、国際会議も目の前で、論文原稿も止まったまま。ぼーっとしてる暇もない。
2012/6/28-29
SPring-8マシンタイム。近接場分光の実験で。信号は相変わらず弱いが、一応チップ先端直径程度の空間スケールで見える信号が出るようになった。後期は強度をいかに増加させて、実際の試料の測定に持って行くかが課題。
2012/6/20-25
SPring-8マシンタイム。Yb化合物の高圧低温中赤外。常圧で見えているmid-IR peakは10 GPaではかなり弱くなり、その温度変化もずっと小さくなったように見えた。やはりCe系とは逆の結果で、後期に再現性チェック。今回はグリセリン:水=3:1混合液という新しい圧媒体を使ってみた。これが6.5 GPaまで固化せず、固化後も静水圧性が高いという報告が出たので。確かにルビー蛍光の線幅はほとんど広がらない。しかもその体積圧縮率がグリセリン単体より大きいらしく、10 GPaまで加圧してもガスケットが全く広がらず、いい感じ。(むしろ、わずかに縮んだ) 今後、液体媒体はこれで行く予定。
2012/6/19
学外の先生に集中講義に来ていただいている最中の台風直撃。今日は午後から半日の予定だったが、神大では大雨警報だと休講にしないが暴風警報だと休講という決まりで、暴風警報だけ遅れて10時前に出たものだから、連絡で大騒ぎ。何とか先生が神戸へ出発される前に連絡が付いた。結局台風は予測より南よりのコースを通ったので、神戸では雨も風も全然大したことなかった。なんのこっちゃ。(喜んだのは小学校が休校になった息子だけ)
2012/6/13
<ESTA申請詐欺にご注意!>
来月の米国出張が近づいたので、既に期限が切れたESTAを再申請しようとGoogleでESTAと入れると、トップに「ESTA(エスタ)日本語申請」と出てきた。さっそく入力していくと、支払い画面で$74と請求額が出た。有料化されたのは知っていたが、いくら何でもそら高いやろ、と思って「ESTA料金」で検索すると、$14と出てくる。そこでさっきのサイトをよく見ると、米国政府機関の名前がなく、しかも.govドメインでもない。これって詐欺か??と思って今度は「ESTA申請 詐欺」で検索すると、類似サイトでだまされた話がヒットする。これはひどい。「代行」と明記しているところもあるが、自分が入ったサイトは「代行」という言葉すらなく、パッと見ると本家のサイトに見える。もし$30だったら、不審に思わずそのまま決裁したかも知れない。しかも代行と言っても入力内容は本家とほぼ同じ。こんな明らかな詐欺サイトの広告を検索結果ページのトップに出すGoogleもお粗末。(広告の内容は審査しないのか??)
GoogleでESTAと入れて表示される以下のサイトは、詐欺サイトです。ご注意を。
www.estaapply.net/
www.touristsesta.com/
正式なESTA申請サイトはここです。(料金は$14)
2012/6/6-11
SPring-8マシンタイム。高圧赤外分光で。最初はいろいろトラブルでどうなるかと思ったが、ひとたび立ち上がると後はスムーズに進んで再現性も良好。前に測って温度・圧力変化が大きすぎて怪しいと思った物質だが、再測定してもほとんど同じ結果。
2012/5/31-6/2
SPring-8マシンタイム。近接場分光の実験で。手強い。
2012/6/3
久しぶりにコンサートへ。今回も兵庫芸術文化センターオケで、指揮は金聖響。曲目はマーラーの7番1曲だけ。久しぶりにこの曲を生で聴けて面白かった。 (前に聴いたのはサイモン・ラトル指揮ボストン響という、今では聴けなくなったコンビだった)全然違う曲想が次々と脈絡無く出てくる変な曲だが、自分は昔から結構好きである。
2012/5/28
物理学専攻のウェブサイトで始まった「物理専攻blog」に執筆を依頼されたので、一つ書いてみた。次のネタは何にしようかな。
2012/5/21
我が家も朝から金環日食で大騒ぎ。鶴甲ではきれいに見えた。以前買った偏光板を2枚クロスさせて観察しようと思っていたら、肝心なときに見つからない。仕方なく封筒に針で穴を開けて即席ピンホールカメラを作ってみたら、意外によく見えた。下の写真は、金環食が終わって出勤する際、自宅前で撮ったもの。
木漏れ日が欠けた太陽の形になっている。(既に半分ぐらい太陽が顔を出していた。怪しい人影も写っているが) これも木の葉の隙間がピンホールカメラの役割をしたため。今日は日食の感動に加えて、ピンホールカメラの威力を実感した一日でもあった。
2012/5/12
大学院オープンラボ第1回。今回は全体の参加者が多く盛況で、量子ダイナミクスの見学者も5人いた。
今週はこのビデオでとても癒された。コペンハーゲンには行ったことがないが、ぜひ行ってみたくなった。Niels Bohrの時代、世界中の優秀な物理屋が集まった街だし。
2012/5/10
液化機が仮復旧してヘリウムの供給が再開したので、久しぶりに自分で遠赤外の実験。徹夜でがんばったが、結果はイマイチ。色々細かいことを忘れていて、これが積み重なってどんどん深みにはまった感じ。でもだいぶ思い出したので、来週やる予定の再測定はうまく行くだろう。(腕の立つ院生が卒業して自分で測定したらうまく測れない、というのは情けない話である。)
2012/5/2
連休の谷間の統計力学講義は、やはり出席率低かった。
Facebook経由で友人にこんな記事を教えてもらった。
「放射能が怖いのは文系、低所得、非正規、無職」 (←記事の元になった慶應大のプレスリリース)
う~ん。興味深い結果だが、コメントは差し控えよう。(統計の数字を良く見ると、文系と理系ではっきり差があるようには見えないが)
2012/4/29
大幅改訂して再投稿した論文のアクセプト通知が来た。なぜかレフェリーに戻さずにエディターがアクセプトしてしまった。何でだろう? 新しい図も加えたので当然レフェリーとのやりとりを覚悟していたのだが。拍子抜けしたが、とにかくアクセプトされたのはよかった。
2012/4/25
ダルビッシュ投手の好投に拍手。(相手がRed SoxでなくYankeesでよかった) SwisherとGrandersonを三振に取った変化球が特にすごかった。何で1人であんなに多くの種類の変化球が投げられるんだろう? Pedro Martinezは体は小柄だが異常に長い指を活かして多様な変化球を操ったが、ダルビッシュはどんな指をしているのか?? 今後Red Sox戦に登板が当たらないことを祈るばかりである。それにしてもRangersは強い。ガンガン打つのは昔からだが、とにかく投手陣がいい。(4,5年前までは10点取っても13点取られるような試合が多かったのに。やはりNolan Ryanが球団社長になって変わったのだろうか。)一方のRed Soxは今日でやっと5勝目。ここ数年、4月は大きく負け越すのが恒例になってしまった。この先どうなる事やら。
2012/4/18-23
SPring-8マシンタイム。今回は高圧低温中赤外実験。新しいM1院生2名がSP8デビューを飾ったが、SP8生活をエンジョイしてくれた(?)ようだ。実験結果はまあまあ。常圧の中赤外ではほとんど温度変化しない物質だが、16 GPaでは相当大きな温度変化を示して少しびっくり。それにしても、年度が変わったら食堂が格段にレベルダウンしていたのは呆れた。昨年春までのレベルに完全に戻った感じでがっかり。
2012/4/11
統計物理学の第1回授業。無事終了したが、久しぶりに長時間しゃべって疲れた。これからまた半年間、統計物理学との楽しいつきあい。今年はバネの熱力学、ゴムの統計力学、それから自由エネルギーをもう少し深くやる予定。
上は先日西日本を襲った「爆弾低気圧」のつめあと。通勤経路にある法学部前の階段のステンレス手すりが、突風で倒れた直径30cm以上ある木の下敷きになってひん曲がっていた。木は根元から切って取り除かれ、切り株だけが写っている。(中央より少し左の藪の中) もし人が歩いていたら・・・やばかったかも。
2012/4/5
この春で退職される物理学科秘書さんの送別会。場所は元町のイタリアン・レストランで、送別されるのが女性と言うことで、いつもの物理学科の宴会とは違う雰囲気。しかしワイン飲み放題の宴会というのは非常に危険である。よりによって片頭痛の大敵である赤ワインを飲み過ぎるという過ちを犯してしまった。翌日になっても頭痛+胸が悪かったのは自分だけかと思っていたが、多くの先生方が飲み過ぎて二日酔いだったらしい。翌朝の実験セットアップはかなりしんどかった。次からワイン飲み放題の宴会は要注意。
2012/4/3
FT-IRの中で光は45°反射を何度も繰り返す。45°反射ではp偏光の方がs偏光より反射率が低いから、FT-IRから出てくる光は偏光子を入れなくても鉛直方向に偏光している、という話を前に聞いて、何となく信じていた。今週は結晶軸によってスペクトルがはっきり異なる異方的物質を測ったので、ちょっと試してみた。スペクトルの異なる2つの結晶軸が試料面内で直交する試料で、偏光子を鉛直方向に入れた時と水平方向に入れた時で反射率スペクトルを比較した。すると鉛直と水平の平均を取ったものが、偏光子無しで測ったスペクトルに完全に一致した。もし偏光子無しでも鉛直方向に偏光していたら、偏光子無しのスペクトルは鉛直に入れたスペクトルに近いはずだから、この結果はFT-IRから出てくる光はほとんど偏光していない事を示す。透明物質の斜入射ではp偏光とs偏光の反射率が大きく異なるが、ミラーのような金属物質の場合、赤外領域では大して違わないんだろうな。(紫外になると話は別だろうが)
2012/3/30
年度最後の大学営業日に大学生協へ行くと、残った予算を消化するため文房具をやたら買い込んでいる教員を多く見かける。今日は自分もその1人だった。(4千円ぐらいだったが)
2012/3/27
投稿していた高圧低温赤外分光に関する論文のレフェリーレポートが帰ってきた。2人のレフェリーはいずれも、「以下の点をちゃんと考察すれば出版していいよ」的なコメントだが、「以下の点」がやたら多くて細かい。恐らく同業者だな・・・。
2012/3/24-27
日本物理学会年次大会(関西学院大学)・参加発表。
2012/3/23
卒業式。朝からあいにくの土砂降りで、着物の女子学生には気の毒だった。岡村研になって最初に配属された学生たちが修士を修了していった。がんばれよ。
2012/3/17
兵庫県の公立高校入試でおかしな問題が出たらしい。
確かに、受験生の学習範囲で正解が出せない問題を出しておいて、「本当の正解と中学生の正解は異なります」はまずいやろ。
(もし神戸大学がこんな入試問題を出したら、絶対えらい騒ぎになるぞ。)
2012/3/16
産経新聞のサイトにこんな記事が載っていた。 震災後、政府の対応に対する産経の無責任な批判記事には相当腹が立ったが、良い記事も書くらしい。
その後兵庫県知事や神戸市長の会見記事を読んでみたが、がれき処理に関しては「検討中」程度で他人事みたいなコメントだった。ひどすぎる。
2012/3/15
学生実験引っ越しのための荷造り。疲れた。(今回の引っ越し先は当初学生実験をやっていたA棟への里帰り) 教務から2度目の名指し直接催促が来たので、やっと来年度シラバスを入力。
2012/3/14
がれき処理の話がメディアでより活発に取り上げられるようになった。実はがれき処理の利権も絡む複雑な問題だと言うことは自分も自覚していなかった。色んな話の中で、例えば
をみると、ちょっと短絡的すぎる批判に思える。でも確かにそこで批判されている
の主張を読むと、原発周辺の実際に高レベル放射線を出している汚泥やがれきと、そうではない被災地のがれきを区別せず、とにかくがれきは全部放射能汚染されていて絶対に危険と決めつけている。その根拠も合理的とは思えない。
2012/3/12
政府より各地方自治体に、被災地のがれき処理に対する協力要請がされている。もっとキャンペーンをすべきだと思う。被災地を助けようと熱心に寄付をする人たちが、自分の身近に被災地のがれきが来ると聞いた途端に拒否するのはなぜだろう。原発周辺の避難地域ではなく、被災した方々が今も生活している地域のがれきである。それを処理したからといって放射線被爆するかどうか、普通に考えればわかりそうなものだが。それにしても、95年の震災で他の地域の方々にさんざん助けてもらった神戸市の当局が、積極的に役割を買って出ようとしないのが悲しい。(自分が知らないだけ?)
2012/3/10
連日実験室にこもっていると時間の経つのが異常に早く、あっという間に1週間経った。院生の努力によりトランスファーチューブは2本完成。修論のフォロー実験もほぼ終了。年度末で報告書の催促が異様に多いが、全部ほったらかし。これも何とかしないと。
2012/3/4
久しぶりに釣具屋へ行った。(液体Heトランスファーチューブ製作に必要な釣り糸が足りなくなったため) 自分は小学生から中学生まで釣り少年だったので(小学生の頃から「週刊釣りサンデー」を毎号買っていたし、中学生の頃はバルサ材でルアーや浮きも自作した。ルアーは中に空洞を作っておもりを入れラトリングさせる念の入れよう。当時からマニアックで工作好きだった)今でも釣具屋に行くと、色んな釣り具を手にとって時間の経つのを忘れてしまう。(道具好きでもあるので、コーナンへ行くとついつい色んな工具や部品を手にとって時間を忘れるため、家族には評判が悪い) 釣りに行かなくなって30年経つが、この間の釣り具の進歩は本当にすごい。釣り糸の種類もえらい多くて驚いた。そのうちナノテクを駆使して、グラフェンでできた超軽量釣り竿とか、カーボン・ナノチューブ製の見えない釣り糸とかができるかも知れない。買ったのは道糸5号1巻きだけだが、長時間うろうろして楽しかった。
2012/3/2
大貫先生の最終講義を聴講するため朝から阪大豊中キャンパスへ。菅先生の時は缶詰業務と重なって行けなかったが、今回は幸い重ならなかった。場所は昔イ号館という講義棟だった、今は大阪大学会館という記念館になっている建物。朝10時開始と時間が早い上にあいにくの雨で、大貫先生クラスの最終講義にしては聴衆は少なかったと思う。最終講義の内容はご自身の幼少時代の話から時系列に沿ってすすみ、集中講義や学会発表では聞けない試料合成の裏話や院生、助手時代のお話がたくさん聞けて、大変面白かった。自分がこれまで出席した最終講義の中で、歌を披露されたのは大貫先生が初めてだ。
2012/2/29
この時期恒例の缶詰業務終了。(と書くと缶詰工場で働いたみたいだが) 今年はいつもより長くかかって疲れたが、これでやっと自由な時間が取れる。3月上旬はずっと実験をする予定。
2012/2/20-23
UVSORマシンタイム。BL7Bで紫外、真空紫外の反射率測定。BLに着いたが、必要なモノがどこにあるか全然判らない。最後に来たときの実験ノートを見ると、2年半前だった。忘れるのも無理ないか。(このBLの建設メンバーだったことが遙か昔のことに思える)今回は1人で行ったので、院生に戻った気分でのんびり測定した。G1とG2のつながりは結構よかったが、G3はやはり変な構造が出るので直ぐ諦めた。G3領域は大学で測ることにして、2日間で測定終了。
2012/2/19
日曜出勤して採点を終わらせ、物理学B2と学生実験の成績を入力。
2012/2/17
やっと物理学B2(電磁気)の採点開始。100枚ある答案のうち、今日で何とか半分終了。出来は相当悪い。「オウムの法則より」と書いている答案があって、笑うに笑えなかった。この学生(1年生)、よほど勉強さぼっているんだろうが、地下鉄サリン事件も知らないんだろうな。
この週末で実験レポートの採点も終わらせないと行けないので、これまた大変。
2012/2/15
今週は修論発表。連日日付が変わる頃まで発表練習で激しく疲労したが、何とか終了。毎年思うことだが、院生のエンジンがもうちょっと早くかかるといいのだが。
修論の合間を縫ってPrRu4P12の高圧論文をやっとCond-matに上げた。まもなく投稿。
次は物理学B2の期末試験採点だがこれも相当手強い。そして来週はUVSORマシンタイム。まだ当分は息つく暇がなさそう。
2012/2/9
4年生の卒研発表。指導する学生の発表を黙って聞いているのは、針のむしろに座らされているようなものだ。疲れた。
2012/2/2-3
今年最初のSPring-8出張。近接場分光の実験で。折からの寒波で、相生からのバスが山にさしかかると雪が舞い始め、山の上は約5 cmの積雪。
リング棟から宿に戻った2時頃の外気温は-6.5℃だった。多分SPring-8で今までに経験した最低気温。
2012/2/1
学振「テラヘルツ波科学技術と産業開拓第182委員会」第12回研究会(大阪産業大学梅田サテライトキャンパス)・参加発表。
赤外放射光の話をと招いていただいたので、話題提供してきた。会場は大阪駅前第3ビルにある会議室。第3,第4ビルのあたりは学生時代にはよく行った場所だけど、卒業以来初めて行った。当時と余り変わっていなかった。普段は徒歩通勤片道15分の生活だから、スーツにネクタイで平日に梅田へ出るなんて、年に一度あるかないかの一大イベントであった。
2012/1/23
大丈夫じゃなかった。転倒して頭を打ったとき、少しむち打ち症になったらしい。肩から首筋、のどの辺りが痛くてかなり不調。
2012/1/22
朝一番で今年初めてのスケート練習。またバック滑走の練習ばかりしていて、久しぶりに派手にこけて後頭部を氷で強打。でも今日一日でだいぶ交互クロスがつながるようになった気がする。午後は野球。疲れた。明日大丈夫かな。
2012/1/21
M2院生の実験で、遠赤外の測定終了。変化がとても小さい試料だけど、あれこれ手を尽くして、やっと正しそうなデータが取れた。30L買ったヘリウムをボロメーターにトランスファーしたのは、結局4回だけ。使ったのは10Lぐらいで残りの20Lは飛んだだけ。これで5万円ナリ。やれやれ。
2012/1/18
D論審査で分子研へ日帰り。遅れないようにと早めに出たら1時間も前に着いたので、東岡崎の駅前で久しぶりに味噌煮込みうどんを食べた。おいしかった。(名古屋で、有名な味噌煮込み専門店に行ったことがあるけど、うどんが固すぎてちっともうまいと思わなかった。ここのは自分にはちょうど良い) D論の審査委員は初めてだったが、自分の時の審査会を思い出した。3時間近く絞られて、終わった後で胃が痛くなった。精神的理由で胃が痛くなったのはこの時だけである。アパートに帰ると友人がワインを買って待ってくれていたのが嬉しかった。
2012/1/14
ニューヨーク・フィルの演奏会で、携帯の着信音が鳴り続けたために指揮者が演奏を中断して、着信音を止めるように促したという記事が出ていた。
信じられない。世の中ついにここまで狂ったか、という感じ。バーンスタインやカラヤンが指揮者だったら、どうしただろうか。(クライバーだったらその場で帰ってしまっただろう) 自分が先日行ったコンサートでも、着信音こそ無かったが、マナーモードにして着信する度にごそごそ携帯を取り出してチェックするオバさんが近くにいて大いに迷惑した。そのたびにストラップがカチャカチャ本当にうるさい。そしてあのアメを包みから出すときのかさかさ音。あの人種は、近くで同じ事をする人がいても気にならないんだろうな。
2012/1/11
ヘリウムを30L買って遠赤外の実験を開始。しかしボロメーターのためだけにヘリウムを買うのは本当に不経済である。一回ボロメーターにトランスファーすると2Lぐらい使うが、これで36時間持つ。その間、ベッセルのヘリウムも2Lぐらい飛ぶ。実際はずっと使い続けるわけではないから、結局買ったヘリウムのうち実際に使うのは半分以下で、半分以上はベッセルの中で蒸発してしまう。早く液化機直らないかな。 幸い譲ってもらったBruker FT-IRと、元々うちで使っていたマルチレイヤー・マイラーBSの相性はとても良い。以前はKBrからマイラーに換えるとスキャナーが止まって、ミラーを大きく調整する必要があったのだけど、今度はそのままスキャナーが動作してレーザー振幅も大きく、赤外の信号も非常に強い。結局、うちの(壊れた)Brukerはハズレだったのかも。
2012/1/8
ニセコへスキー。今年は昨年より空いていたような気がする。不況のせい? スキー客の半数ぐらいはオーストラリア人で、ここではまるで英語が標準語みたい。今回は息子のスキーが急に上達してびっくり。追い越されるのも時間の問題という気がする。そしてどんなに滑っても疲れないので、直ぐに置いて行かれる。それにしても一冬に一回ではいつまで経っても上手くならない。
今回は羊蹄山にはずっと雲がかかっていた。(立っているのは息子)
2012/1/4
仕事始めはスペクトルのフィッティングに明け暮れて一日が終わり。