旅行の最初はベルリン。今ではベルリンの壁は跡形もなく、ベルリンのあちこちで首都移転に伴う大建築ラッシュが進行していた。特にすごかったのは フィルハーモニーの近く、ポツダム広場(ヒトラーが自殺したと言われる所)あたり。ソニーのヨーロッパ本部("Sony Plaza")と新しい地下鉄の駅、その他のすごい大規模の工事中。改装のために閉館中の博物館も多かった。ホテルはブランデンブルグ門の少し旧東独側。 国立歌劇場やコミックオペラ、フンボルト大学の近く。
ベルリンでは、ベルリンフィルのコンサートと国立歌劇場のオペラに行く。コンサートはハイドン、現代曲のホルン協奏曲、メンデルスゾーンの「スコットラン ド」。指揮はノリントン、フルートはパユが乗っていた。席もよく(前から7番目ぐらい。80マルクぐらい)すばらしかった。フィルハーモニーはとにかく広 い。後ろの方はステージの遙か彼方という気がした。オペラは「ばらの騎士」で、これは失敗。よく知らないオペラで字幕が無いというのは自滅行為に等しい。 ほとんど寝ていた。国立歌劇場はとても古い感じの作り。