amazonで購入した黒光石という名前で売られている玉砂利が玄武岩であると記載されていた為、それが真実か確認したくなり、薄片の練習も兼ねて作成したもの。作業は電着#150と、ラッピングフィルム30µm(#600相当)のみで一次研磨を行い、同じく二次研磨も電着#150と、ラッピングフィルム30µmで仕上げて、とりあえず接眼レンズを覗き込んだもの。これは適切な番手ではないが、早く確認したかったので確認に最低限必要なだけ研磨した。
オープンニコルで黒色の恐らく磁鉄鉱と思われる鉱物と、斑状組織を確認した。
撮影はXiaomi redmi note 13 pro+を接眼レンズに直接合わせて行った。
クロスニコルでは斑晶がかんらん石であることと、石基部分に大量の斜長石等を確認したため、おそらく玄武岩であると推測している。 amazonの玉砂利は入手性が良い事と、薄片にしやすい大きさに既になっているため、少し成型すると薄片用チップが完成する。業者に連絡すると産地は中国であるが、どこの地方のどの採石場であるかは企業秘密であるということだった。残念。教育用途としては少し使いづらいかもしれない。
E-gardenのTAIKOHから黒光石8分(23~29mm), 10kgとして購入した。
元々は学校の遠赤外線の加熱実験用の試料として購入した。