2015年3月 私、妹
松本市美術館で草間彌生の常設展があるということで妹氏の紹介のもと向かった。しかし、どうやら定休日だったらしく閉まっていた。神城から松本までわざわざ来たのにやることがなくなってしまった。
仕方無いので正面に展示してある病める花の前で記念撮影。これも確かに草間彌生っぽいので違いは無いだろう。
あちらのほうに国宝の国宝旧開智学校校舎があると妹氏は主張しておられたがどれなのだろうか。
昨年度に行った地学研究会の巡検をなぞり、姫川駅から徒歩でフォッサマグナミュージアムへ向かおうとするも、大変な暴風雪(警報か注意報が出ていた)のため、徒歩で移動出来る環境ではなかった。やむなく駅員さんに聞いてタクシーを呼び、向かってもらう。運転手さんに帰りの便も予約しておき、帰りは姫川駅ではなく糸魚川駅に寄せてもらった。妹氏は美術系だけれど岩石の博物館にしてはだいぶ色彩豊かな方だと思うので訪問を推奨した。
地学研究会の初巡検後に改修工事が入ったと聞いて気になっていた。
丁度改修後すぐに訪問出来たので大変うれしく思う。
入場前からすでにだいぶ新しく変わっていて期待できそうだ。
この後のキャプション等でヒスイが蛇紋岩帯から産出することなど、結構きちんと解説されている。
地学研究会の巡検で来た時にはなかった魅惑的な展示が増えていた。
まるでジュエリーショップのような
どの場所でどういった岩石が採れるかの模式的な展示がなされている。これはすごい。
こんなところにも出てきたかナウマン
明治期の歴史に少しでもかすると理系の博物館でも文系の博物館でもすぐに顔を出してくるナウマン。その手広さには驚きである。
ここだけ室内に屋根がはってあり、ナウマンの館が出来ていた。
フォッサマグナミュージアムを退場したあと、二手に分かれた。
妹氏は何かをしに、私はラベンダー海岸で翡翠を探した。探し過ぎて電車の時間を間違え、大変な遅延にあう。
ラベンダー海岸の最寄り駅(日本海ひすいライン)で電車を乗り過ごし、その後乗るはずだった大糸線の電車も乗り過ごしてしまったため、2時間半ほど何もやることがなくなってしまった。今(2024年)思えば一旦改札を出て、糸魚川駅構内をぶらぶらしていればよかったのにとは思う。当時はそんな応用力は無かった。
なんかそういう電車の最終便らしい。よくわからないがみんな写真を撮っていたので私も撮った。
20時ぐらいにようやく神城駅についた。大変な時間がかかってしまった。
疲労しながらようやくたどり着く。日が落ちてからのこの辺りは侘しい。
遠見山の家から神城駅まで。およそ徒歩で10分ほどかかる。
さようなら神城。青春18きっぷでおよそ8~9時間の旅が始まる。