2022年11月21日ー23日 私、Sさん
埼玉県立自然の博物館で「蛇紋岩展」という特別展示が行われている事を知り、二人で行く事になった。彼は電車に詳しいので彼の立てた合理的なプログラムに便乗させて頂いた。
新幹線で東京へ向かう
京王プレッソイン池袋はなかなか良い所だった。
ごみ焼却場か何かの煙突だったらしい。
なんだか特別な電車に乗って埼玉県の長瀞へ向かう
産地は長瀞らしい。ヘマタイトが沢山入った片岩なのだろうか。
緑泥石が入っているので恐らく低変成度?
待望の「蛇紋岩」展に到着。
およそ蛇紋岩に焦点が当てられた非常に珍しい特別展。学芸員さんもなかなかセンスの良い方だ。
マントル捕獲岩も恐らく非常に珍しいが、近畿地方のそれも大阪府下で玄武岩が取れる場所も珍しい。現地には岩脈状に玄武岩が貫入している形になっていると後にお聞きした。
八方尾根にあるCleavableなかんらん岩が記憶に新しい
スピニフェックス様の構造は南アフリカなどに産するコマチアイトなどに代表される非常に温度の高いマントル質の超塩基性岩などが急冷された時に出来る構造だったような。蛇紋岩が変成作用を受けるような、それよりはタイムスケールの長い作用で似たような形状が出来るのは大変面白い。
確か長崎県の蛇紋岩は有意に繊維状の構造が目立っていたので、クリソタイルに富んだ蛇紋岩だったのだろうか?
まずCO2を大気から効率的に回収する技術が必要かもしれない。そしてそれは既に植物に実装されているのかもしれない。
かなりタイヤが摩耗していた。
クリソタイルが目立つ
蛇紋岩繋がりで翡翠を見に行く。
非常にしっかりとしたキャプションが設置されており、昨日に蛇紋岩展で見た内容と一致している。
昨日にこのナトリウムが周囲の岩石を蛇紋岩化させた後の強アルカリ性で珪質に貧する水が運搬することを学習した。
インド産の鉄盤柘榴石の非常に綺麗な石材を壁面に大量に貼りつけた別館?を建設中とのこと。2024年現在にグーグルマップで見ると完成が危惧される状態と書き込みがあった。
恐らく翡翠関連の繋がりがあるのだろうか?これにて東京から退散した。