2022年5月4日-6日 私、O先生、M氏 5/4は移動・5/5が東赤石登山・5/6が大阪帰還 特に何か明確な目的があったわけではなく、M氏とどこかに行こうということで東赤石山に登山する事になり、M氏も山頂には行った事が無いので行く事に。そこにどうせならとO先生とお誘いした次第だったと思う。
垂水ジャンクションがパンパンに詰まっており、地獄の渋滞。全く動かずここで3時間ほどロス。かなり手前から詰まっていたので下の道から垂水までショートカットしようと降りるもそちらも詰まっていて全部詰まっていて終わり終わり。
しょうがないので3時間ほどやたらめったらお喋りしまくった。
恐らくいつものGW渋滞に加えて、垂水ジャンクションを丁度抜けるところでジェットスキーを載せたトレーラー+ピックアップトラックがスタックしていた。これだから金持ちのやることは大衆に迷惑をかけて困る。もっと課税すべきだと悲憤感慨する一同であった。
とりあえずいつもの具定展望台に寄ったあと、銅山川をさかのぼるコースで全て支流を見る時間は渋滞で亡くなったので、肉淵谷に絞って黄鉄鉱混じりの柘榴石角閃岩等を岩石薄片用に探す。
土石流で堆積する礫は、垂直方向の重力が卓越する通常の堆積作用とは異なり、水平方向の押し流す力が卓越するために礫もその向きに堆積する。つまり、平たい石は縦向きに整列しやすい。
ここが一番安定すると思います。
ルートとしては、確か瀬場から登り、赤石山荘から山頂へ至り、その後赤石山荘から東は等高線沿いに巻くルートで保線路に至り、保線路を下り登山路と合流する流れだ。また、その際に今後遭難しないように保線路との分岐地点の写真を重点的に撮影する事とした。
黄色に表面が風化したダナイト
この後気づいたが、山頂の看板が立ててあるところから少し西側に行くと、ごはんなどを落ち着いて食べる事が出来るスペースがあった。
大昔の岩雪崩跡を解説する
冬は寒すぎる。夏は厚すぎる。これぐらいのシーズンが一番登山しやすいよと説明する。
レルゾライト層からダナイトとクロミタイト(クロム鉄鉱)に分離していく。そのためクロミタイトの大きな鉱床はダナイト中に見られる事が多い。
途中行程がわかりにくくなる所もあるが、なかなか楽しい登山だ。
少し西側から東の権現峠を眺める。
重点的に撮影しよう。
こちらです。これが出てくるまでは登山路沿いに安心して進むべし。
本当は関川沿いに俎上していくと、山頂まで残り300m地点まで昔は行けたという。どこまで行けるのか気になったので行く。
ここは途中のなんとか公園。この公園沿いの河原に面白い転石があるか気になったが、橋が朽ち果てていたので諦めた。
この後侵入禁止の巨岩が設置してあった
保線路分岐ではオレンジ矢印方向が保線路方向になる。こちらのほうがよく整備されていて全体的には歩きやすい上に、道中に勉強になる転石が多数落ちている。
青テープでくくってある場所はオレンジ矢印方向に進むべし。矢印の先が山頂方向。