2015年9月28日ー2015年9月29日
教員養成課程理科で開講されている集中講義の地学野外実習Ⅱに参加した。単位としては一般教養扱いになってしまうが、フィールドワークに興味があったので行ってみる事とした。地学研究会部員らから理系2人と、美術1人で参加した。大変勉強になったことを覚えている。
初日は半日かけて広島の帝釈峡へ。
基本的に石灰岩地帯で、石灰岩による浸食について学習した。
川べりに出来た小さい鍾乳石を観察する
フィールドワークにおいて撮影する写真は、きちんとスケールも入れて撮影する必要があることを学習する。
帝釈峡の地形は元々地底にあった地下河川の上部が崩壊していき、陸上に河川が姿を現したものだという。
この雄橋は、当時の構造が一部現在まで残っているもの。
雄橋とM氏
大変巨大である事がわかる。人間もスケールとして使える事を学習した。
近くで石灰岩を採取する
ここは引率してくださったH先生の研究のフィールドであったという。当時の研究の様子も含めて話を伺う事が出来た。
幻の鍾乳洞は水の出入りが少なかったようで、およそ石灰系の構造物は全て土があまり含まれておらず、白色で透明感がある。
コアストーン