Welcome to KSP

関西社会心理学研究会は,1974年(昭和54年)6月以来,既に400回ほどの開催を重ねてきた伝統ある研究会です(「KSPとは」もご参照ください).
いつも自由闊達な雰囲気の中で議論が行われています.2013年3月30日に第400回記念シンポジウムが行われ,120名を超える多くの方々のご参加を得ることができました.
月1回(8月はお休み)の例会には,社会心理学,あるいは当該発表テーマに関心をお持ちの方であればどなたでもご参加いただけます.

このWebサイトでは,研究会の最新情報をお知らせすると共に,過去の発表資料の一部を提供しています.また,これまでの歴史を振り返ることができるコンテンツも作成しています.

直近の開催のご案内
  • KSP456th
    神戸女学院大学の木村です。

    6月のKSPを担当させていただきます。

    今回、数年前から取り組んでいる119番通報に関する研究を発表します。通報者の調査、通信指令員の調査、通報状況・内容の分析について、共同研究者
    と分担して発表し、通信指令員の教育プログラムと心理学の導入に関する取り組みについても報告します。

    多くの皆様のご参加をお待ちしています。

    【日時】
    2018年6月23日(土)14:00-17:00

    【場所】
    神戸女学院大学 理学館1階 S19教室
    (〒662-8505 兵庫県西宮市岡田山4-1)

    【題目】
    緊急通信の心理学 -通報者と通信指令員による119番通報のコミュニケーション-

    【発表者】
    木村昌紀 (神戸女学院大学 人間科学部 心理・行動科学科)
    塩谷尚正 (関西国際大学  人間科学部 人間心理学科)
    匂坂 量  (国士舘大学大学院 救急システム研究科)

    【共同研究者】
    北小屋 裕(京都橘大学 健康科学部 救急救命学科)

    【概要】
    119番は、火災や救急・救助等の対応を要請するため、市民が消防機関に通報する際の緊急用電話番号である。119番通報では、消防機関の通信指令員が通報者から火災や救急の場所・状況を聴取し、消防車や救急車を出動させる。また、通信指令員は傷病者の状態に即して応急措置を通報者に指導することもある。これらの通話は、消火や救助活動、緊急医療の初期対応に位置し、迅速かつ適切に対応できるかどうかが被害規模や人命を左右するため、極めて重要なコミュニケーション状況である。しかし、時間的に切迫する中、感情的に動揺する、通報経験に乏しい一般市民の通報者と、専門家の通信指令員が、音声のみを手がかりにしてコミュニケーションを行うことは非常に困難でもある。

    今回の研究会では、まず、発表者の木村が、119番通報のコミュニケーションを心理学の枠組みから整理した後、通報者に関する調査結果を報告する。これは、通報経験や通報理由、感情状態、通報の知識が、通信指令員とのコミュニケーションに及ぼす影響を調べたものである。次に、発表者の塩谷氏が、通信指令員を対象にした調査結果を発表し、指令員教育の取組みを報告する。これまで長い間、通信指令員には標準的な教育手法がなく、指令業務の遂行が経験則や個人特性に依存していた部分がある。そこで、全国の消防組織から協力を得て通信指令員を対象に業務遂行に関する質問紙調査を実施した。今回はその結果と、通信指令員のためのモデル専科教育の取り組みについて報告する。最後に、発表者の匂坂氏から、消防機関の協力のもと実施した、通報状況・内容の分析結果をお話する。この研究では、119番通報の中でも特に迅速かつ適切な対応が必要な、心停止に関する通報に注目した。心停止の通報では、通信指令員が通報者に心肺蘇生法を指導する際に、まず心停止を認識しなければならない。そこで、通報状況・内容の分析から、通信指令員による正確な心停止判断を阻害する要因を検討した。これらの木村・塩谷氏・匂坂氏の発表時、消防組織や119番通報に関する専門家として、共同研究者の北小屋氏から随時情報提供をしてもらう予定である。

    いずれの研究・取り組みも進行中のため、皆様からご意見をいただき、よりよいものにしていければと考えています。よろしくお願いします。

    【アクセス】
    阪急「門戸厄神」駅から徒歩で来ていただく場合は、「正門」を通り、キャンパス内の案内をご覧になって会場までお越しください。駅から正門まで10分、正門から会場までは割と急な坂道で10分ほどになります。あるいは、阪急「西宮北口」駅からタクシーで、神戸女学院大学の「西門」を通り、坂を登ったところまでと指示いただくのが便利かもしれません。タクシーを降りた、ちょうど目の前の建物が会場になります。学内のセキュリティが厳しくなっていますので、いずれのルートの場合も、途中で警備員に声をかけられたら本研究会に参加する旨をお伝えください。

    【懇親会】
    研究会終了後、18時頃から大学周辺で懇親会を行います。参加いただける方は、恐れ入りますが6月16日(土)までに、木村までご連絡ください。懇親会のみのご参加も歓迎いたします。

    【問合わせ先】
    木村昌紀 m-kimura@mail.kobe-c.ac.jp

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    今後のKSPの予定です。

    7月14日 閻琳先生(岡山大学)
    8月 休会
    9月 増田匡裕先生(和歌山県立医科大学)
    10月27日 金政祐司先生(追手門学院大学)
    11月10日 稲葉美里先生(関西大学)
    12月8日 鹿子木康弘先生(追手門学院大学)
    投稿: 2018/06/02 14:20、Asako Miura
  • KSP455th
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    第455回KSP(関西社会心理学研究会)のお知らせ

    5月のKSP例会を下記のとおり開催いたします。
    多くの皆様にご参加いただけますよう、お願い申し上げます。
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    KSPの皆さま

    下記の通り、5月の例会にて報告させていただきます。
    初のKSP報告に、研究チーム一同緊張しております。皆様のお越しをお待ちしております。
    なお、会の終了後に懇親会を予定しております。

    どうぞよろしくお願いいたします。

    慶應義塾大学 平石界

    日時:5月26日(土)14:30〜17:30
    場所:関西学院大学梅田キャンパス1005
      ※アプローズタワー10階 https://www.kwansei.ac.jp/pr/pr_001746.html

    タイトル:放射能リスクへの態度は変わったのか
    発表者:池田功毅、中西大輔
    共同研究者:横田晋大、井川純一、平石界

    要旨:
    福島第一原発事故から7年。「放射能」や「福島」への日本人の態度にはどのような変化があった、または無かったのだろうか。私たちの研究チームで進めてきた二つの研究から見えてきた状況を報告します。どちらの研究にも皆さまからの意見を伺いたいので、当日は前半と後半に分けて進行する予定です(報告順は調整中です)。ぜひお越し下さい。

    ■リスクへの態度にネットワーク分析を応用してみる
    発表者: 池田功毅(中京大学)
    性格や態度など、従来であれば因子分析等の潜在変数を用いて分析が行われてきた対象に対して、近年、ネットワーク分析を応用する研究が出てきた(e.g. Epskamp et al. 2016)。本発表では、こうした性格・社会心理学におけるネットワーク分析の導入状況と、その利点・問題点などについて概略し、ひとつの応用例として、放射能を含む各種のリスクに対して、2014年から3回に渡って縦断的に測定された、態度をはじめとする様々な質問項目を対象とした分析を紹介する。

    ■買い控えと科学リテラシー
    発表者: 中西大輔 (広島修道大学)
    本研究では、福島県産品の買い控えに科学リテラシーが与える影響を検討する。震災時には様々なデマが広がり、消費者のメディア・リテラシーが問われた。また、食品に関するリスク・リテラシーは人々の購買行動に影響すると思われる。しかし一方で、科学リテラシーが高ければ買い控えをしないのかどうかは自明ではない。「賢い」消費者がイメージに左右される例は枚挙にいとまがないし、情報を精査することがかえって買い控えを誘発する可能性もある。本報告では態度としてのリテラシーと知識としてのリテラシーを区別し、それらが買い控え行動にいかなる影響を与えるのかをについてこれまで行った3つの調査結果を報告する。

    ※懇親会
    18時より,会場至近の古民家イタリアン「バルコラメント」にて開催します.人数確認のために事前に参加フォーム(https://goo.gl/forms/Ejejukedrzj8OJBx2)からの登録にご協力下さい.

    ※本セミナーは関西学院大学社会心理学研究センターとの共催です.

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    今後のKSPの予定です。

    6月23日  木村昌紀先生(神戸女学院大学)
    7月    閻琳先生  (岡山大学)
    8月    休会
    9月    増田匡裕先生(和歌山県立医科大学)
    10月    金政祐司先生(追手門学院大学)
    投稿: 2018/05/02 16:29、Asako Miura
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