KSP414th
Post date: Aug 12, 2014 9:13:39 AM
KSP 9月例会は,宍倉由高(ナカニシヤ出版)氏のご担当です.
以下,開催概要と,宍倉氏から頂戴した「お話しする概要」をお知らせします.
【題目】 私はかくして鍛えられ育てられた
【発表者】 宍倉由高(ナカニシヤ出版)
【日時】 2014年9月20日(土)14:00~17:00頃まで
【場所】 京都大学楽友会館(京都市左京区吉田二本松町 075-753-7603) アクセス
(バスの下車駅はいずれも「近衛通」東大路と近衛通の交差点を東へ30m行くと北側に白壁で赤屋根の2階建てのビル)
【概要】
・私が心理学の書籍出版に従事する出発点でのイヴェント
1978年京都での「国際学社会心理学シンポジウム」
木下冨雄,三隅二不二,佐々木薫,原岡一馬,大橋正夫,古畑和孝,星野命,林知己夫ほかの各位。その当時の若手;林春男,島久洋,金児暁嗣,杉万俊夫他の各位
・以降思ったことと鍛えられたこと。
文献,統計,執筆要項
・そうした人々,学会の常識,出版側の当時の現状から見えたこと
Ontology があったことがまず言えるのではないか。
独自の研究領域から発信してネットワークを作り研究上の同士・同僚を集め研究会をもち,もちろん資金も集めたであろうし,(学界内のことは知らないが)少なくとも学会では輝いていた華であった人たち。学問上の階層構造を着実に形成していった。その階層構造の何らかの位置に出版側の人間がいてもいいのではないかということが仄見えてきた。
ある言葉を支えているあるいは浮かばせているマトリックスがあって,その言葉を中心にして関連語が引き寄せられてきて,さまざまな階層構造をつくる。そうしたことを言語情報の世界ではOntologyというらしい。ここでの「言葉」を「研究(領域)」として読み替える。すると研究者の在りようにOntologyがあるか否かといってもいいのではないかと思った。
それで社会心理学会の会報(197号)にOntology在りや否やと問いかけてしまった。
・樹木(学)の話
などが話せればいいなと思っております。
【懇親会】
懇親会有です。参加者は当日会場にて募ります。参加費用等については前例を踏襲します。
****************************************************************************
今後のKSPの予定です。
第415回 10/18 石井敬子さん(神戸大学)
第416回 11/22 工藤大介さん(同志社大学)
第417回 12/13 稲増一憲さん(関西学院大学)
****************************************************************************