Post date: Nov 16, 2016 10:35:51 PM
みなさま
立冬を過ぎて朝晩の冷え込みが厳しくなってきましたが、いかがお過ごしでしょうか。
12月のKSPでは京都大学こころの未来研究センターの柳澤邦昭が話題提供させていただきます。年末でご多忙のところと存じますが、ご興味がある方はぜひ参加いただけたら幸いです。
【日時】 2016年12月17日(土)14:30~17:00ごろ
【場所】 京都大学 南部総合研究1号館・再生研西館 共同セミナー室3
京阪「神宮丸太町」駅下車 5番出口より徒歩1分
http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/about/campus/facilities/kyoshokuin/nanbu
なお、当日は土曜日のため、正面玄関の自動ドアが閉まっております。14時から15時までは正面玄関近くに係りの者が立っておりますのでお声がけください。もし15時以降になった場合は、私宛てにメールを頂ければ対応させて頂きます。
【発表者】 柳澤邦昭(京都大学こころの未来研究センター)
【発表題目】 死すべき運命を知る人は、いまある時間の価値を知る
【発表概要】
古代ローマの詩人ホラティウスは死を題材に人生の儚さを取り上げ、未来の不確かな機会よりも今ある確かな機会を得ることの賢明さを歌っています。実際に、わたしたちは死を意識することで、限られた時間の価値を知り、その限られた時間の有効活用に思いを馳せることもあるのではないでしょうか。
そこで今回の発表では、自分自身の将来の死を想像することや、自身の残された時間の短さを意識することが、未来よりも今ある機会を優先する時間選好を生じさせるかどうかを検討した行動実験とfMRI実験の研究結果を報告させていただきます。また、これらの効果に未来思考の認知機能がいかに関わるのか、衝動性の観点から議論させていただきます。年末のお忙しい時期での開催ですが、よろしければ足をお運びください。参加者の皆さまからたくさんのご意見を頂ければ幸いです。
また、終了後には忘年会を兼ねて京阪「神宮丸太町」駅周辺で18時ごろから懇親会を開きます(会費5000円程度)。懇親会のみのご参加も大歓迎です!
なお年末の開催であるため、参加人数を事前に把握させていただきます。参加いただける方は12月1日(木)までに以下のメールアドレスまでご連絡ください。
※①KSP、懇親会とも参加 ②KSPのみ参加 ③懇親会のみ参加(いずれかを記載してください)
どうぞよろしくお願い致します。
【問合せ先】 柳澤邦昭 kuniaki1031@gmail.com
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今後のKSPの予定です。
2017年
1月21日 小川 翔大先生(神戸学院大学)
2月11日 三浦 麻子先生(関西学院大学)・山本 隆博先生(シャープ株式会社)
3月11日 藤島 喜嗣先生(昭和女子大学)・樋口 匡貴先生(上智大学)
4月22日 矢守 克也先生(京都大学防災研究所)
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