KSP412th
Post date: May 22, 2014 11:17:16 PM
第412回KSP例会のご案内
みなさま
風薫る新緑の季節となりました。みなさま方には恙なく勉学にお励みのこととお慶び申し上げます。
さて私こと、第412回のKSPの例会を下記の要領でお引き受けすることに致しましたので、ご案内させて頂きます。ご多忙とは存じますがご来場頂ければ幸いに存じます。
記
発表題目:低レベル放射線の身体影響に関する不安の構造とリスクコミュニケーション
発表者:木下冨雄(公財)国際高等研究所
発表日時:2014年6月21日(土)午後2時から5時頃まで。その後懇親会
発表場所:京都大学楽友会館(京都市左京区吉田二本松町 075-753-7603)
JR・近鉄京都駅から:市バス206系統(東山通 北大路バスターミナル行)
阪急河原町四条駅から:市バス201系統(祇園・百万遍行)
京阪出町柳駅から:市バス201系統(祇園・みぶ行)
バスの下車駅はいずれも「近衛通」東大路と近衛通の交差点を東へ30m行くと北側に白壁で赤屋根の2階建てのビル。詳細はネット検索を。
懇親会:研究会の終了後会場内のレストランを借り切り、ビュッフェスタイルの懇親会を開きます。5時半から8時頃まで。会費は3500円程度。学生割引あり。席に限りがあるのでご出席の方は必ず予約をお願いしたいと存じます。連絡先は以下の通り。
tomio.kinoshita.74n (at) st.kyoto-u.ac.jp
発表内容の解説:福島の原発事故以来、ご承知のように、放射線の身体影響に関する住民の不安が高まり対応が迫られています。私も国に依頼されて住民に正しい情報を提供するリスクコミュニケーターの養成をしています。私は本業の社会心理学の傍ら、放射線生物学の研究者と長年仕事をしてきましたので、お鉢が回ってきたのでしょう。その経験の中から、住民が抱く放射線への不安がどのような構造を持っているかが少し分かってきました。今回はその話をさせて頂きたいと思います。それとともに放射線生物学と社会心理学という、一見何の関係もなさそうな学問の間に思わぬ繋がりがあることも発見しました。学際的研究の意味をその側面から考えてみたいと思っています。
木下冨雄
以上
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今後のKSPの予定です。
7月12日(土) 武田 美亜先生(青山学院女子短期大学)
8月 休会
9月 宍倉 由高先生(ナカニシヤ出版)
10月 石井 敬子先生(神戸大学)
11月 工藤 大介先生(同志社大学)
12月 稲増 一憲先生(関西学院大学)
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