第485回関西社会心理学研究会(KSP)は滋賀県立大学人間文化学部の後藤崇志さんにご発表いただきます.今回も是非多くの方にご参加いただければ幸いです.
【日時】2021年11月13日(土)14:00-17:00
【発表題目】ICTを活用した学力テストは小・中学生とその保護者に受け入れられるのか
【発表者】後藤崇志(滋賀県立大学・人間文化学部)
【概要】 COVID-19感染拡大に伴う遠隔授業への移行も後押しとなり、全国の学校では教授・学習過程へのICTの導入が進められています。ICTの活用によって期待される効果の一つに、学習者に合わせた教授・学習過程の個別最適化があります。個別最適化はICT機器により学習者の学習状況を把握することで可能になると考えられています。しかし、ICTにより学習状況を把握する仕組みの中には、これまでの学校教育の慣習を変えるものもあり、こうした仕組みが学習者やその保護者に受け入れられるのかについては議論が必要です。
本発表では、ICTを用いて学力を把握するテストの小・中学校への導入が、学習者やその保護者にとって受け入れられるものであるのかを検討すべく行われた調査について報告します。具体的には、実際に15校以上の小・中学校で学習者によって出題される問題が変わるテストを実施した調査や、調査会社を通じて全国から募った親子を対象にZoomと調査用紙の郵送を併用して行った調査の結果などを報告します。
進行中のプロジェクトで、結果の解釈に頭を悩ませている部分などもあるので、皆様からのご助言・ご意見をいただきながら議論をさせていただけますと幸いです。どうぞよろしくお願いいたします。
※参加方法※
開催はZoomミーティングとして行います.参加に際しては,以下のURLから事前登録をお願いします.
登録:https://zoom.us/meeting/register/tJIudeCurTsuH9PqUzK0yDT0VT2gUsj2vTDA
ミーティングID:963 2963 0457
登録完了後,「第485回関西社会心理学研究会(KSP)2021年11月例会事前登録完了 」というタイトルで確認メールが届きます.「ここをクリックして参加」をクリックするか,ZoomにアクセスしてミーティングIDとパスワードを入力して参加してください.
ご不明な点は三浦麻子(asarin@hus.osaka-u.ac.jp)にお問い合わせください.