皆様
菊花の候、いかがお過ごしでしょうか。
2019年11月のKSP例会を担当させていただきます、大竹恵子と申します。貴重な発表の機会をいただき有り難く存じます。今回の発表では、昨年度修了した博士学位研究(同志社大学大学院)の内容を中心にご報告させていただきます。
会場につきましては、同志社大学の久保真人先生のご厚意により、下記の要領で開催させていただくことになりました。お忙しいこととは存じますが、多くの皆様にお越しいただけますことを心よりお待ち申し上げております。
【日時】2019年11月30日(土)14時30分~17時ごろまで
【場所】同志社大学・今出川キャンパス 良心館 RY106教室
【タイトル】ワーク・ライフ・バランス支援が介護職の就業継続意図に及ぼす効果―組織風土とマネジメントに着目して―
【発表者】大竹恵子(立命館大学経営学部・非常勤講師)
【概要】 近年、日本においては高齢化にともない、介護サービスへの需要が高まっています。一方で、介護職においては人材確保に関する課題が深刻化しています。本研究では、介護職の特性や就業状況に関する実態を踏まえ、ワーク・ライフ・バランス(WLB)支援に焦点をあて、就業継続意図へ与える影響について検討しています。WLB支援については、組織風土とマネジメントの視点から、「WLB支援制度」、「働き方」、「WLBに関する職場風土」に着目しています。3つの要因について、それぞれを構成する要素に関する検討(質的分析)、それぞれが介護職の就業継続意図に与える影響に関する検証(量的分析)を行っています。さらに、WLB支援に効果的なマネジメントのあり方の特徴に関しても、質的データから検討しています。本発表では、問題の背景や、WLB概念に関する整理なども盛り込みながら、本研究の分析結果についてご報告させていただきます。特に、WLBに関する職場風土(組織風土)については、今後も引き続き検討を行っていく予定のテーマです。皆様からのご意見やご助言を頂戴できれば幸いです。
【懇親会】研究会終了後、17時30分ごろから今出川駅付近にて、懇親会を行います。ご参加いただける方は、恐れ入りますが、11月27日(水)までを目安に、下記のメールアドレスにご連絡いただければと存じます。懇親会のみのご参加も大歓迎です。
【問合わせ先】大竹恵子 keiko.39@hotmail.co.jp