関西学院大学大学院の中村早希と申します。このたび、2019年7月開催のKSPにて発表の機会をいただきました。ご多忙かとは存じますが、多くの皆様にご参加頂ければ幸いです。
【日時】 2019年7月20日(土)14:30 – 17:00
【場所】 関西学院大学 大阪梅田キャンパス1003教室(アプローズタワー10階)
【アクセス】 https://www.kwansei.ac.jp/kg_hub/access/index.html
阪急「梅田」駅 茶屋町口から徒歩5分/ JR「大阪」駅 御堂筋口から徒歩10分/地下鉄(大阪メトロ)御堂筋線「梅田」駅から徒歩7分
【タイトル】 複数源泉・複数方向の説得状況における態度変容プロセスの検討
【発表者】 関西学院大学大学院 中村早希
【概要】現実には、1人から説得を受ける状況だけでなく、意見の異なる複数人から説得される状況(例えば、選挙)もあります。しかし、説得研究の多くは、前者が設定されており、複数人から説得される状況に注目した研究はほとんどありません。そこで現在私は、複数人から異なる方向に説得される状況での態度変容プロセスの解明を目的とした研究を行っております。
本発表では、複数人から異なる方向に説得を受ける状況においても、説得の受容プロセスに関する主要なモデル(説得の2過程モデル)が適用可能であるのかについて、(1)説得者間で唱導方向が必ずしも対立しない場合(「AとBどちらが良いか」)と(2)対立する場合(「Aについて賛成か、反対か」)の2つの場面下で検討した実験について紹介します。そして、複数人から説得される状況ならではのプロセスとして、説得者の属性や論拠などの相対的な評価の影響に注目した研究について紹介します。皆様からご意見・コメントを頂ければ幸いです。
【懇親会】研究会終了後、17時30分すぎから阪急梅田駅・JR大阪駅周辺で懇親会を行います。懇親会に参加を希望される方は、恐れ入りますが7/18(木)までに、中村(n.murasaki@kwansei.ac.jp)までご連絡ください。懇親会のみのご参加も歓迎いたします。
【問合わせ先】中村早希(n.murasaki@kwansei.ac.jp)