こんにちは、長野大学です!お盆が明け、新たな段階に突入した新棟建設プロジェクト。ついに1号館階段教室の本格的な外部解体がスタートしました。解体重機のハサミ部分が現場に届き、いよいよ建物がその姿を少しずつ変えていきます。
解体重機が1号館階段教室に取りかかり、そのハサミ部分が建物を力強くつかみ、ミシミシと音を立てながら壁や柱を削り取っていく様子は圧巻です。鉄筋やコンクリートが次々と破壊されるたびに、現場全体に響く音と振動。見ているだけで、その力強さと技術に感心せざるを得ません。
しかし、騒音による影響を最小限に抑えるため、防音対策も万全に取られています。仮囲いや防音シートの設置により、周辺環境への配慮も徹底しています。これにより、解体作業が進む中でも、学生や近隣の皆様にできる限りの影響を与えないように努めています。
建物が削られていくたびに、その中に隠されていた内部構造が少しずつ露わになり、長い間そこで多くの学生が学び、教職員が働いてきた記憶が少しずつ消えていくように感じます。何十年もここにあった建物が解体される様子を見るのは、少し寂しい気持ちもありますが、新たな未来へのステップと捉えています。
解体作業中に発生する粉塵を抑えるため、現場では常に散水が行われています。解体重機が動くたびに、粉塵が舞い上がるのを防ぐための水しぶきが飛び散り、その中で行われる作業は、まるで映画のワンシーンのような迫力があります。
水の流れが光を反射してキラキラと輝きながら、解体作業が進んでいく様子は、まさにダイナミックな現場の象徴です。職人さんたちも、粉塵対策と作業の進行を慎重に両立させながら、一つ一つの工程を丁寧に進めています。
解体された鉄材は、そのままではかさばるため、2台の重機が連携して鉄材をコンパクトに折りたたんでいきます。まるで巨大なパズルを組み立てるかのように、重機たちが絶妙なチームワークを発揮している光景には驚かされます。
熟練の職人さんたちが操る重機の動きには、まさに職人技が光ります。重機同士が息を合わせ、無駄なく効率的に作業を進める様子は圧倒的です。
号館階段教室は、多くの学生や教職員にとって思い出深い場所でした。新入生ガイダンス、授業、そしてサークル活動など、さまざまな時間がここで刻まれてきました。その建物が姿を消していくのを見ると、心に少しの寂しさを感じます。
しかし、この解体は新しい未来の始まりでもあります。これから新棟が建ち、また新しい思い出がここで作られていくでしょう。長野大学の新たな歴史がここから始まります。
これからも「長野大学の未来を築く – 新棟建設日記」で、最新の情報や進捗状況をお届けしてまいります。プロジェクトが順調に進むことに感謝しつつ、これからも皆様のご支援とご理解をいただきながら、長野大学の未来を築いていきます。