ピパイロ川8/6~7

投稿日: Aug 10, 2011 1:23:36 PM

今回はお盆に転勤で群馬に行ってしまうN澤さんの帯労で行くとりあえず最後の山行です。

朝からいい天気でウキウキしながら林道後をたどり河原を歩き864の二股へ、ここから今回まづ一つ目の谷へ

伏美とピパイロの間の1546へあがる谷に入る。最初から水量も少なくもしかしてブタ沢か?と思い歩く

少し行くと3mのF1難無く中央をあがりそこからはひたすら何も無くなってしまった、少し行って1350あたりでこの沢詰めてもいい事なさそうなので早々に方向転換する。引き返して本流の100m二股付近にテン場を設定して今度は1000m二股から右へ、国境稜線分岐に向けて上がる沢へ偵察へ行く。この沢がなかなか良い沢、入ってすぐから滝が出てきて適度な難しさと適度なスケール感、たとえるならオムシャの北西面を一回り大きくして一段階難しくしたようなそんな沢です、次々と出てくる滝を直登や小巻をしながら小気味よく歩けるとても良い沢です。今回は時間的な関係から二股から1400m位までしか上がっていないが今度ぜひ機会を設けて訪れたい、良い谷でした。 その後テン場に戻り静かな良い夜を過ごし、翌朝からはピパイロ直登沢右股を登り左股を下るルートで頂上を目指す。

ピパイロ川は滑滝の連続で高さもスケールもあるが少し傾斜が寝ているので慎重に行けばさして難しい所は無く、素晴らしい天気の中グイグイと高度を上げて行く。

源頭にはたくさんの花畑があり日高でこんなに沢山の高山植物を見たのは久しぶりだった。

8:20にはピパイロ山頂着、戸蔦や幌尻、1967が堂々と並び日高の夏を眩しく目に書きつけて下山開始する。

下山に今回の一番の核心が待っていた、途中ガレを下りそろそろ水が出てくるかなと思っていたら水は水でも雪だった

雪渓です、そこそこ長くて傾斜もありバイルもアイゼンも無い我パーティーは止むなく左岸の尾根上を1時間以上も藪漕ぎする羽目になった。暑くて嫌になってきた所でようやく雪渓が終わり大雑把な滑滝を慎重に下りテン場着12:30

車止めに16:00ジャスト。今度は是非ニタナイを伏美へ登り北西面を下って1000m二股へ1泊して翌日国境稜線分岐の沢を詰めて稜線へそこから稜線から今回下った沢をつないで下山なんかもなかなか面白いかもしれないと思って、また来る事を考えながら今回の山行を終えた。今回でしばらく一緒に山に行けなくなるN澤さんに感謝ですあまり長い時間では無かったですが楽しく有意義な山行をたくさんありがとうございます。今度はこちらから群馬にお邪魔しなければなりませんね、その時はよろしくです。 記 upepe