野塚岳~楽古岳
(野塚トンネル尾根~主稜線~楽古夏道)
○1995年5月6日~7日
○L大山菅原(男2名)
○コースタイム
6日
04:50 R236号・Co368mゲート発
05:50 野塚トンネル(Co638m付近)
08:00 Co1260m主稜線
09:00 野塚岳頂上(P1353m)
10:40 オムシャヌプリ(P1379m)
13:00 十勝岳頂上(P1457m)
15:40 Co1285m(C1)
7日
08:30 C1
09:20 楽古岳頂上(P1472m)
11:00 楽古林道車止め
○装備
スキー・わかん無し
今回も大山さんとのパーティーだったので計画よりかなり速いペースで歩くことができ、充実感のある山行でした。
計画ではオムシャを越えられれば大丈夫と思っていたのですが、雪がよく締まっていたのと、かなり軽量化を図ったため1日目に楽古のすぐ手前まで行ってしまいました。
野塚トンネルから外れて沢を少し歩いてすぐ左岸の尾根に取り付く。
よく締まった雪の上を楽に国境稜線まで上がり、アイゼンを付けたり外したりしながら、ガシガシ歩く。
この調子なら「15時には楽古岳に着く」などと話していたのです。けれども、十勝岳の登りくらいから急にペースが崩れバテバテになりながら、何とか眺めのいいところに天幕を張ったのでした。
大山さんと明日のことを相談すると、彼はなんと「広尾岳まで歩かないか?」と言うのです。
しっかりと広尾岳の地図を持ってきているのには驚きました。残念ながら広尾岳は、迎えに来てもらえる車が無線で手配できなかったため中止となりましたかもし行っていたらかなりハードな山行になったでしょう。
天幕の中では、大山さんのウイスキーをたらふくいただき、かなり酎いました。
次の日は空がとても青く、とてもすがすがしい天気で気持ちがいいのです。
ハイマツの緑と畑のミドリ、空のアオサと海の達 そして残雪の白の上に昨夜降った雪のシ仁幸せの瞬間ですね。
我々が楽古岳に着く頃には周りの山にかかっていたガスも少なくなって、最高の景色でした。
楽古岳を下る途中、最後の沢を渡るちょっと手前で大きなデブリがあり、直径が40cm以上ある木が折れているのにはびっくりしました。
(茶房多種No.203記録・菅原)