最後までご覧下さいまして、ありがとうございました。
乱文により解り辛い箇所もあったかと思いますが、ホームページの製作方法を一から学び、なかなかはかどらない日々が続きましたが、構想から約2年かかってなんとか完成いたしました(*_*)。
紹介した内容はほんの一部でありますが、皆様方へ少しは歴史、そして先人達の努力や思いの奥深さをお伝えする事ができたのではないかと思います。
今回「わかりすぎ 日本近代史」を製作するにあたり、自宅で埃を被っていた本をあらためて読み直したり資料映像を見直してみると、私自身が偶然にも平和な時代に産まれてきた事に、改めて感謝の念を抱きました。
そしてなにより、国難と向き合いながら生きる人々や犠牲となられた人々の気持ちを考えると、読んでいるうちに涙で字が霞みその先を読むのが辛くなり、「私自身に日本人の血が流れているんだ」という事をあらためて実感いたしました。
その昔、国難に立ち向かった兵士達は戦争に行くまでは我々と同じ会社員や商店主・農家・漁師などをしていた「普通の人」です。
そんな我々と同じ普通の人間が、いざ戦地へ行くといくら敵とは言え人間を殺して「万歳」を叫び、手を挙げ喜ぶのです。
普通の人に普通では考えられない事をさせる、戦争とはまさに人を狂気にさせる悪魔なのです。
我々日本人は過去の歴史や工業の発達を見てもわかるように、学習し進化させる事を得意とする民族であり、特に昭和の悲惨な時代には自らが惨劇を経験し様々な事を学んだはずです。
再び同じ過ちが繰り返されないように、より多くの方が当サイトをご覧になり、ひとりひとりが今一度「平和」について考える材料として頂ければ幸いです。
過ちは二度と繰り返してはなりません。
現代を生きる 日本人が今するべきこと それは感謝
700年もの昔、まだバラバラだった日本が初めて大きな外敵と戦った元冦から最後の戦い大東亜戦争まで、日本人は外国の侵略を恐れ祖国防衛の為に一丸となって戦って参りましたが、長い日本の歴史の中で一度だけ外国に敗れ、昭和20年より7年間白人による統治を許してしまいました。
しかし逆に言えば、たった7年間で独立を果たし、さらに12年後にはオリンピックを開催するまでの劇的な急成長を遂げました。
それを可能にしたのは、つらい国難の時代を乗り越えた日本国民の努力より他ありません。
そして平成に入り、残念ながら現在の日本は努力というものを忘れ「金満日本」と言われるような自己主義、営利主義精神の国になってしまいました。
もはや日本人が汗にまみれ努力に明け暮れた「昭和」は過去の歴史となってしまい、日本は豊かになった反面、心は非常に貧しい国となり、国民の代表者である政治家は自己営利主義の金権政治を行い、お金に魂を奪われた国民は感謝を忘れ、殺人が毎日のように報道され、麻薬が蔓延し、学力の低下が著しくなり、そして国防だけではなく最も重要である食糧まで他国の力を借りなければ生きていけない、醜く危険な国になってしまいました。
それは、「教育勅語」を廃止し東京裁判史観の教育を推し進め、真実に向き合う事をせず独立後には憲法すら自国で作る事をしなかった、「怠け者国家」の当然の成れの果ての姿なのです。
学校だけではなく家庭教育においても、嘘の戦後教育を受けてもその考えを改めない人々が親となり子育てをするのですから、挨拶すらできない人間が増えていくのも無理はありません。
もはや古来よりの美しい日本(精神的に)は消滅してしまった、と言えます。
戦後70年近くの積み重ねによって崩壊した日本を立て直すのには、その倍以上の時間が必要かもしれませんが、今からでも決して遅くはありません。
その昔、吉田松蔭が解いた新しく良い物を取り入れつつ、良い伝統をも守る大和魂(戦時中の大和魂の意味ではありません)を国民すべてがもう一度実践する事により、100年後の日本は本来の美しい国となり復活できるでしょう。
それには日本国民自らが自国の真実の歴史について学び直し、それまでの過ち(教育の在り方)をただす事から始めなければならないと思います。
誇れるところは誇り、反省すべきところは反省する。
そして真実を永遠に忘れる事なく、後世に語り継いでいかなければなりません。
誤った歴史認識を持ったり、歴史自体を知らないという事は、同じ過ちを再び繰り返す可能性があるという事なのです。
感謝の気持ちがあれば国家の代表である首相の靖国参拝は自然な行いであり、その事自体を論議する事は日本人としてあってはならない事であり、また必要すらないはずです。
今後の日本の為に道徳教育をはじめ正しい歴史教育が全国で行われる為に、とくに現在第一線で日本を動かしている40代50代の方に当サイトを通じて、「日本の誇り」「民族の魂」を考えていただき、今こそ先人達が築き上げた美しい国土と美しい日本民族精神の再生を図る時ではないでしょうか。
西洋では日本文化は中国より譲り受け継いだ物である、と考えられています。
日本人の中にもそう考えている方がたくさんいらっしゃいます。
確かに、ある分野での文化・文明は中国を手本に築き上げた事に間違いありません。
しかし、日本は世界に類い無き文化の国柄です。
日本は古来より他国から新しいものを取り入れ、さらにそれを独自に進化させ日本独自の物として世界に確立してきました。
私達が使う文字ひとつとっても日本が独自に作り上げた文化であり、文明です。
中国より漢字を取り入れ、ひらがな・カタカナを発明し、仏教が伝わって来ると、時にそれまでの日本独自の信仰であった神道と程よく組み合わせ(と言うより、適切に使い別けると言った方がいいかもしれません)「日本的仏教」が誕生しました。
幕末から明治にかけ来日した欧米の貿易商たちは、日本を中国と似た文化を持つアジアの島国と見なし来日し、その時感じた事を様々な日本見聞録に記しています。
あるイギリス人商人は、
「ヨーロッパ人でもないのに、こんなに商いの約束を守る民族は、スエズ運河以東では見たことがない。 もしかすると、後でものすごい料金を吹っかけてくるのではないか。 それとも、よほど人を酷使して無理矢理に納期を守っているのではないのか。」
とか、
「盗品ではないのか」
と疑っています。
ところが、どうもそうではないらしいとわかると、アジアとは違う日本を発見し、帰国後に様々な印象記を残す事になるのです。
このように、日本人は約束を守る事を当然とし信頼を得てきました。
これは「忠臣蔵」等に見る事ができる、武士道と繋がる美しい日本精神なのです。
明治に入ると、当初国家を一つにまとめる事を目的とした道徳教育教育勅語として広められますが、国民は日本道徳精神を守る事は当然であり美徳であると考え、さも当然のように自然とその精神をもって生活していました。
しかしながら残念な事に、現在の日本ではこのような「美しく誇り高き日本精神」が欠如しています。
これでは世界どころか、現在の同盟国に対しても信頼を得る事はできず、普段の我々の生活においても大変な事態を招きかねません。
未来の日本を背負うかわいい子供達、さらにはその子孫達へ本当の意味での美しい日本精神平和で美しい国、日本を残す事が、現在を生きる我々一人一人の使命ではないかと思います。
そして国民すべてが
「日本に生まれてよかった」
「次も日本人に生まれてきたい」
と素直に心から思える日が来る事を願ってやみません。
我々現代人は、様々な事を教えてくれた長き日本の歴史と先人達の努力と犠牲、そして日本が戦ってきた相手国や他国の犠牲となられた方々にも感謝しなければいけないのです。
100年後の日本と世界平和の為、いつまでも忘れずに・・・