ここに紹介する出来事は、それぞれがまったく違った意味や原因により引き起こされ、それぞれがそのつど紛れも無く終結しているものではありますが、当時の両国の考え方の違いなどにより日中戦争勃発の要因となった可能性は否定出来ないところです。
日中戦争は各国の政治的策略があったにせよ、日中は最終的にお互いが宣戦布告をせずに戦争状態に入った事から、本来は「戦争」ではなく「事変」と呼ぶべき戦いです。
この戦争はのちに大東亜戦争の要因の一つとなったのも事実です。
「満州事変」から「日中戦争」「大東亜戦争」は連続したものとして「十五年戦争」と表現される場合もありますが、各々は全く別物であるという事を見誤らないようにしなければいけません。
当サイトでは、それらのいきさつをわかりやすくする為、昭和時代に起こった日本と中国の戦争をすべて「大陸での戦争」のページにて紹介し、それぞれを詳しく書いていく事にします。