43 田甚兵衛家塾跡 大巻字門田


「芝田甚兵衛家塾跡」といわれるところが現在も残っている。屋号間野々の北隣。地目畑591㎡、現況は杉林。屋号白旗竈四代阿部正一氏所有。初代阿部子子松の頃に買った土地という。

 芝田甚兵衛将義師匠家塾跡の説明碑文  (大巻字門田地内にあり)

 芝田甚兵衛将義師匠家塾跡

寛政6年(1794)大巻村民の強い招きにより城下盛岡の有名な芝田塾から芝田甚兵衛師匠が派遣され、大巻村門田地内に家塾を開き、天保8年(1837)まで43年間、大巻村、彦部村等近郷七ヵ村の門弟百人、延べ数千人に、読み、書き、算、絵画、謡曲等を教え、当地方の教育の基礎を築かれた。

天保8酉年(1837)1214日没。享年67歳。正養寺にお墓と顕彰碑がある。

この石碑の建立に際しては、有志30余名からの浄財と(有)紫波石材・佐藤忠雄氏の多大なるご好意によって完成した。

   平成19年(2007)1214日命日

    芝田師匠百七十回忌記念  建立 芝田流大巻御祝い・神唄友の会

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