3 白山社 彦部字寺沢


白山の山は、彦部の南方にあり、旧彦部村の最高の山で、松の大木10数本が繁り、遠方よりの眺めがよく、その形状は擂鉢を伏せたような形をしている。頂上に登れば、南に新堀、西は北上川を隔てて赤石方面、北は彦部、大巻、星山等の平野を一望できる。この山は、明治中頃までは、国有林であったが、後払下げとなり、個人の所有となった。なお、一時村有となったが、現在では個人の所有である。

頂上にお堂がある。白山姫命を祀った宮であるといわれている。

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