気軽に作れて奥が深いミニモジュール。これは自由環状線チームメイトの一人が作成したミニモジュールです。以下に貰った記事を掲載します。是非ご参考に。
鉄道模型、難しく考えすぎずに手を動かしていくのもヨイ取り組みだとワタクシは思うのです。その方が楽しいし結果発展していいと思うんですよね……。
幹線を高速で走る特急列車の風景を作りたいと思い制作。
高原の風景ですが、中央本線の駅(東山梨とか)を参考にしました。
ミニ新幹線をおけば奥羽本線にも見えなくはないかなと思います(本当か?)
制作期間はJAM終了後~9月末のほぼ1月です。
北急電鉄さんのJAMのサークル参加を2回続けてきて
そろそろモジュールを作りたいなーという機運が高まってきました。
そこで、何かいいアイデアがないかと考えてた矢先
TOMIXの対向式ホームセット(桁式)が発売されることを
2022年のJAMの時に知ることができました。
2023年10月に販売されましたが、そのたびに資金だの売り切れだので
なかなか手に入りませんでしたが、
再販の際にようやく念願の桁式ホームをゲット。
しばらくはバニラの状態のまま使っていましたが
だんだんとこれをベースにモジュールを作りたいなと思うように
しかしながら自分はモジュール未経験のため
なるべく楽なで安い方法をとりたいなと思い(オイ
・TOMIXのワイドレールをベースにする。
・背景部分は極力ダイソーのものを使う。
・面積を極力最小限にとどめる
この3点を基準に考えていくことになりました。
また、踏切を設けたいとも考えたため、
・踏切XC(ジオコレ)
・特殊信号発行機(津川洋行)
を用意しました。
線路にある柵は、桁式ホームの使いまわしであり、
これは、ワイドレールと桁式ホームの板の厚さが
共通している為であります。
ただしホームとの差別化を図るため、
家に余っていたガイアノーツのボトムズブルーで着色。
結果、強い青色がいいアクセントとなりました。
土台はダイソーの
フェイクモスシートとバラストを利用。
踏切付近のレールは、バラストを使用しないといけないため
仕方なく引くことにしました。
ボンド水をかけると思った以上に黒く
そしてでかくなるという現象が
……まぁ、これくらいなら許容範囲内だし、
バラストが車輪に巻き込まれないようにしなければならないため
大きめのバラストを選択したのは
(今回は)正しい判断だったかなと考えています。
また、線路の周りにもバラストを設置
KATOの側溝を利用し、
高速で列車が通過雰囲気を演出する
緩衝地帯を設けることにしました。
特殊信号発行機がいい雰囲気を演出しています。
その周りにはダイソーのフェイクモスシートを設置し
そのおかげで全体的に高原のど真ん中を疾走しているような雰囲気を演出することが
できるようになりました。
駅前はバスターミナルと駅前広場を設置。
バスターミナルはエアロスターのような大型バスは幅が足りませんが
ポンチョのような小型バスは問題なく入ります。
ここは失敗したなーと思いましたが
駅の規模を考えるとポンチョの方が雰囲気に合うためよしとします。
尚、現段階では北急電鉄さんのを借りたため
ポンチョは後日購入することになります。
また、後日バス停も購入して設置する予定です。
また駅前広場に何もないのはさみしいなと思い
移動販売車を買おうかと思いましたが
KATOでは海外製のアイスクリーム屋しかなく
日本の風景にはあまり会わないなーと思っていましたが
北急電鉄さんから
「これ使いなよ」
とスモールワールズTOKYOのお土産のバンの置物をいただきました。
これがなんと、
割としっくりくる移動販売車であったため即採用。
あとは適当に人形を配置すればいい塩梅になるかなーと思います。
今回のジオラマ、
割と引き算の発想で作られたレイアウトだと思います。
余計なものを廃したおかげで
結果的に列車を主役にかつ、その列車が疾走することを
効果的に演出することに成功したなーと実感しております。
良いよねえ……。細密化やリアル化ももちろん良いけど、こういう本当に楽しみを追求して引き算するってのもイイ考え方だし、それはそれで風景や情景の本質へのアプローチとしてアリだと思っております。ありがとうございました!
北急電鉄様から頂いたミニチュアのミニカーは固定し、
少しでもお店として見えるように
桁式ホームセットについてきたシールを流用しました。
小物類としては
ベンチ、自転車、バス停を設置しました。
自転車はかなり細かい造形であるうえ紙製なので、
こればかりは素直に既製品を買った方がよかったのではないかと後悔。
ジオコレ 学生(夏)を配置して夏の通学風景らしくしました。
また、駅看板はオリジナルのものを作成。
広告看板は、友人のを拝借しております。
あと、伊●原の例の看板も。
狭いスペースでも配置しやすいよう、幅もかなり狭めました。
DS1120と比較するとこんな感じです。
詳細は制作過程も含めてこちらの動画にまとめています。
ぜひご覧ください。