コロナ禍が明けてオーバーツーリズムの問題すら話題になる昨今、サンライズ出雲・瀬戸の人気も加熱したためサンライズ出雲の増発のための新編成が制作されました。それがこのサンライズ出雲NEXです。
編成は座席車2両と食堂車を追加することでサービスの多様化・向上を図りました。運転区間は東京ー出雲市だった旧来のサンライズ出雲と違い成田空港ー出雲市となりました。これによって成田へ到着するインバウンド客を一気に出雲観光に招致するとともに、上りでは成田空港早朝発のLCC便への乗客を関西から集めることを企画しています。
そのため食堂車は上りでは成田空港内の共食施設の不足を補うために朝食メニューの充実を図りました。また車内では国際客対応のポケットWi-Fiレンタルなどのサービスも行います。
この車両増結によってサンライズ瀬戸との併結運転は不可能になりましたが、サンライズ出雲NEXはそれゆえ出雲の純然たる増備編成として活躍することになります。
著者が「サンライズ出雲」実車に乗車した思い出とともに大事に扱っております。アメニティも一緒に保管中。
「あまつかぜ」先頭車を作るためにシャーシ供出してあまったサンライズ編成と譲受したジャンクのE259の2両と作った編成だったりする……。模型車両はほっとくと増えるなぞ現象。