厚木市森の里に保存されている1119号機をKATO旧製品D51から再現しました。
着手は今から30年以上前の高校生の時。そこからしばらく放置してましたがそのずっとあとでサードパーティ製パーツで改良しました。
ギースルエジェクタ、かまぼこドーム、船底テンダ、切り詰め北海道型デフなど戦時型要素が多すぎて実は作るのがめんどい罐なのですが、これをD51旧製品から高校時代に作り始めました。
ギースルエジェクタはプラ板で作り、かまぼこドームはノコでノーマルドームを切断後パテ整形、船底テンダもパテ整形表現です。かなりインチキです。
あと機炭間をドローバーに穴をあけることで詰めています。これ失敗するとカーブ曲がれなくなったり走行不能になる一発勝負でしたがうまくいきました。
ナンバープレートはたまたまサードパーティ製ででてたのでそれを後からつけました。ATS車上子や副灯などもパーツが出てたのでつけました。かんたんに細密感上がるのでありがたいです。
ヘッドライトは穴を空けてチップLEDを仕掛けて点灯化しました。レンズはUVレジンで表現。しかし白チップを使ってしまってやたら寒々と光ってしまったためあとから慌ててオレンジをレンズに塗って調整しました。そのため停車中はオレンジが見えてしまいます。反省点です。
かなりインチキな模型になりましたが、牽引力も走行性能も良好で、工作を安く楽しめた上に走行も楽しめるので満足しています。博物館の模型ではないのでこれでいいのだと考えています。
保存されている実機1119号機の写真も添付しておきます。かなり昔の撮影なのでご容赦を。