経営学部ゼミ紹介―鈴木 寛ゼミ

テーマ

マーケティングと消費者行動

担当: マーケティング学科/鈴木 寛(すずき かん)准教授

鈴木ゼミ 集合写真

鈴木ゼミでの様子①

鈴木ゼミでの様子

ゼミの概要

 このゼミでは、私たちの日ごろの購買行動について解明を試みる消費者行動(消費者の視点)と、消費者を引きつけて商品を買ってもらうための戦略を策定するマーケティング活動(企業の視点)の双方を理解することで、マーケティングについてより深い理解を目指します。


 まずは消費者行動に関するテキストの輪読を行い、単に文献を読むだけでなく、本の内容について問題点を意識しながら読み解く練習をします。その後、マーケティングに関する他大学とのディベート大会、学外で行われるコンテストに出場します。これらの活動において資料収集を行い、ゼミのメンバーと議論を行うことで、アイデアを創造し、またその内容を他者に伝える力を習得することを目指します。


 最終的には、身近な事象について「なぜ」そのような現象が見られるのかという問いを立て、その現象がどのように起こっているのかを考え(仮説)を提示し、その考えを検証するという一連のプロセスを通じて大学生として必要な思考能力を身につけられるようにします。


 また、昨年度および一昨年度は産学連携(企業とのコラボレーション)企画ということで東映株式会社からお題を提示してもらい、「映画館を活性化するためのマーケティング戦略」(2020年度)、「東映特撮ヒーローおよび仮面ライダーシリーズの活性化(2021年度)」というテーマで3年生が取り組みを行い、企業の方の前でプレゼンを実施しました。

 今後もこのような形で産学連携企画を行うことも計画しています(ただし、次年度以降も必ず企画が実施されることを約束するものではありません)。

テーマ例

参考として、昨年度のゼミ生が行った卒業論文のテーマを提示します。

・ブランドが環境配慮型製品に与える影響

・化粧における男女間の意識の差異

・承認欲求がInstagramの利用に与える影響

・トキ消費を行う消費者の特性について

・流行と公的自己意識の関係」

・製品関与、コミュニケーション媒体の違いが販促物の見方に及ぼす影響