「AI時代のコーポレートレポーティング(企業報告)~データサイエンスと会計を学ぶ」
ゼミの概要
基礎的な文献の読み方と基礎知識の習得から、経営学会での発表を通じた研究内容のプレゼンテーション、卒業論文の執筆に至るまでを体系的に学び、ゼミ生一人一人が充実した3年間(または2年間)を過ごすためのアカデミックなコミュニティーです。
初年度の基礎演習Ⅰ(春学期)では、ビジネスパーソンに定評あるコンパクトなテキストブックである金子智朗著 『教養としての「会計」入門』(2023年、日本実業出版社)を輪読し、会計学の基本的な事項を新たな視点でおさらいします。
演習Ⅰ(春学期)では、昨今の社会におけるニーズや関心の高まりに応じるため、データサイエンスの初歩についても扱い、伝統的な財務分析、企業分析をより高度に洗練されたものとすることにも挑戦します。
基礎演習Ⅰと演習Ⅰについては連続したコマとなりますので、基本的に連続した一体の演習として行いたいと考えております。それぞれ異なった内容となりますので、できるだけ該当学年ではない演習にも出席することを期待しています。それが各自の予習、復習の機会につながるのはもちろん、同じ志をもつ学生が参加する「1つのゼミナール」としての一体感を高め、討論を通じて学年の壁を越えた学生同士の交流にもつながると考えているからです。
秋学期の基礎演習II、演習IIでは、12月の経営発表大会(経営学会主催)に向けて、各自の関心に応じた研究テーマに本格的に取り組みます。さらに、最終学年の演習III、演習IVでは卒業論文の提出に向けて、研究論文の書き方の初歩から学びます。
ゼミ生主体の学外活動(社会見学、ゼミ合宿、講演会、懇親会など)も積極的にサポートしていきます。社会見学やゼミ合宿の行き先としては、白山キャンパスの地の利を活かしつつ、参加者の希望を聞きながらアレンジします(過去の訪問先:東京証券取引所、JAL整備工場、鴨川セミナーハウスなど)。
テーマ例
2024年度経営学会経営発表大会より
会計士監査におけるAIの利用可能性
コメダ珈琲のビジネス戦略:セグメント分析と財務分析の視点から