せっかく船舶免許をとっても、ボートに乗れなければ話がはじまりません。
まずはお手軽なレンタルからスタートと思い、ヤマハのシースタイル会員になりました。
シースタイルは、入会金2万円、月々3150円で会員になれ、全国でボートを借りることができるようになります。関東近辺でも30箇所ほどのマリーナにレンタル艇があり、種類によりけりですが1回1万円弱~でボートに乗ることができます。
早速Webサイトから申し込み、すぐに仮会員証が届きます。
会費引き落とし用の口座振替依頼書を返送すると、何と印鑑相異で返却されてしまいました...。過去からよくやってしまうミスなのですが、最近はクレジットカード引き落としが多く久々のこと。すぐに正しい印鑑を押して再送しましたが...これが後々一騒動になります。
さて、その「一騒動」です。
ある日、会社で普通に仕事をしていると、携帯にシースタイル事務局から電話です。何だろうと思って受けてみると、「あなたはシースタイル会員から退会しているので、4/29のレンタル予約は無効です。」との一言。「へ?そんな訳はないですよ。」と詳しく聞くと...。
どうやら私が再送した口座振替依頼書の到着と引落し日との関係で月会費が未払いとなり、自動退会になったとのことです。「手元に来て直ぐにお送りしているし、何の連絡もせず自動退会は酷くありませんか?」と聞くと、「口座引落しができなかったお客さまには通知を送っていますし、その後も電話連絡するようにしています。」とのこと。
実際には私に通知はきておらず、電話もかかってきていないのです。その旨お伝えすると、「フリーダイアルからの電話なので、お出にならないお客さまも多いんです!」「...私はこの電話に出ていますよね。フリーダイアルからでも出るようにしてますよ。着信履歴見てもらってもいいですけど、本当にお電話は頂いていないですよ...。大体、退会の意志があれば予約なんかしないと思いませんか?」
こんなやりとりをしましたが、埒があかないので「じゃ、どうすれば良いでしょう?」と聞いてみました。すると、「再度ご入会頂くことになります。現在Webで抽選で入会金無料キャンペーンをやっていますので、それに当たれば入会金は不要ですけど...」とのこと。
さすがにここまで言われると私も腹がたち、「一方的に自動退会だ、あなたがダラシないからだと言われ、再度入会金払え、はは有り得ないと思いますよ。」と抗議。事務局の方も、仕事だから形式上そう言えと言われているのでしょう。事情を考慮して上司と相談してくれるということになりました。
翌日再び電話があり、「入会金は無料ですが、遡って月会費をお支払いください。」とのことで決着しました。レンタル予約日が迫っており、「再度申込書を送りますので、急いで返送くださいね。」と念を押されたのですが...翌々日まで待っても申込書は到着せず...。
シースタイル事務局にこちらから連絡し、その旨伝えると「宅急便で再度お送りします。」とのことになりました。最初からそうしてくれれば楽なのに...と思っていると、翌日には宅急便到着。急ぎ返送してレンタル予約日前に手続きが完了しました。
最初に送ってもらった申込書はというと、何と宅急便の翌日に到着しました。
この騒動、何とか収まったので良かったのですし、後半はシースタイル事務局の方も親身に対応して頂けたので良かったのですが、最近の日本では感じることが少なくなった「不条理さ」を久しぶりに垣間見た気がしました。