さて、まだまだ離着岸練習は続きます。着桟ができないと、永久にお家に帰れないですから。
2月25日、平日に有給休暇をとってシースタイルのマリン塾、離着岸マスターに行きました(有給とはいっても、夕方からのミーティングには参加しましたけど...)。マリン塾は結構料金が高いですが、平日だと5000円安いというのが嬉しいです。
場所はニューポート江戸川、東西線の浦安と葛西の間にある妙見島という島にあるマリーナで、私の家からだと最も近い(車なら15分程度、電車と徒歩でも30分ちょっと)ところです。
この日のボートは新艇のFR-23。何と雑誌「ボート倶楽部」の取材が入るとのことで、失敗しまくると恥ずかしいなと、多少気合を入れての参加でした。
さて、この日は春一番が吹いた日。南からの風、時間帯も上げ潮でしたので、舵の効きがよい着桟は後進着岸とのことで、これを徹底的に練習しました。
後進着岸の要領は、右図のとおり(②~④について、実際はこれほどボートは移動しませんが、重なると見にくいのでちょっと大げさに書いておきました)。
ポイントは、②で「微妙に」舵を右に切ること。15°くらい、という感じでしょうか。プロペラが右回転ということもあり、この角度がバッチリ決まっていると、沖でただ単に前後進しているだけでもどんどん桟橋に近づいていくとのこと。実際にインストラクターがやってくれましたが、不思議なことに桟橋がどんどん近づいてきます。
この日は私も絶好調でした。後進着岸だと後ろを振り返りながらの操縦なので、常に船外機が目に入る場所にあります。いちいち視線を移して向きを確認しなくてよいため、楽に着桟できるのがこの方法のいいところです。
何回もきれいに着桟が決まり、ボート倶楽部取材陣の方にも拍手を頂いたりして、気分良く過ごせた一日でした。