100629.霧の木更津
日時 :2010年6月29日 9:00~12:00
ボート :YF-21CC (木更津マリーナでレンタル)
- 何も予定が入らなければ有給休暇を、と思っていた日を何とか死守し、初めて木更津マリーナに行きました。
- マリーナに向かう車ではずっと雨...。キャビンがないYF-21CCではずぶ濡れになるかなと思いながら現地に着くと、見事に雨は上がってくれました。
- が、霧がそれなりに濃い状況で視界はあまりよくありません。今回はクルージングか釣りかと迷っていたのですが、遠くに行くと帰ってこれなくなる可能性があるので釣りをすることにしました。
- 1回目レンタルは、初めの1時間は安全レクチャーです。下図赤のコースを辿り沖堤外側(赤線最左端)でマリーナとしての航行範囲を説明してくれますが、今回は視界不良なのでGPSで説明して頂きました。
- その後、木更津港に入り浅瀬やビジター用桟橋の説明を聞きます(赤線最右端)。レンタルボートではこの桟橋の利用は自由で、係留したまま食事等に行っても構わないとのことでした。また、風が強く木更津マリーナで上架できないときは、こちらの桟橋に付けることがあるとのことです。
- その後、木更津マリーナに戻って着岸、講師の方を下ろします。1ヶ月ぶりの操船なので果たしてどうかと思いながらの挑戦...。
- ...と、着岸直前に講師の方の携帯に入電。マリーナのオーナーさんからのようで、「今日は視界が良くないしゴミも浮いているので...。」というような話をされています。
- 私は、「(まぁ着岸すれば良いのだろう...、むむむ、右舷着岸か...)」などと思いながら操船。講師の方は「XXさん(携帯の相手)、大変申し訳ないんですけど私今船に乗っていまして、お客さんが丁度着岸するところなんです。あ、すいません、ではまた。」と携帯を切った直後、見事一発で着岸しました。
- 「これなら大丈夫ですね。下手くそな方だと何回か練習して頂くんですが、全く心配はありません。では。」と講師の方はサクサクと船を降りてしまいます。「行ってらっしゃい。気をつけて。」、「はい、ありがとうございます。」、この後は、初めて私一人での船上になりました。
- さて、講師の方に聞いたシーバスのポイントは、ホテル三日月竜宮城前、木更津港先の新日鉄周りです。ホテル三日月は遠いので、新日鉄周りを探ってみることにしました。
- 下図オレンジ色のラインを辿って新日鉄周りに到着。魚探でベイトの反応を見ますが、底の方にポツポツある程度です。「(底ということはアジかなぁ)」と思いながらバイブレーションやスピンテイルといった重めのルアーをキャストします。11:30まで、1時間半ぐらいは粘ったのですが、結局はシーバスは無反応でした。
- 今日は天気は良くないものの、海はベタ凪。海を爆走してもほとんど揺れず快適です。ガンガン飛ばした先は、さて、最後は本日2回目の着岸です。
- 最後は船を上架するので、ボートを輪っか状になった2本の帯の中を潜らせる必要があります。作業の方4名が見守る中、「進入角よし。っとここでニュートラル。ハンドルを左に切って...。元に戻して...。よし、ここで後進っと。」
- 「はい、パーフェクトです。」と言って頂けた見事な着岸となりました。これで調子こいてはいけないのでしょうが、目線が着岸に慣れてきたようで、ごく自然に着岸できるようになってきました。
- ただ、陸に上がった後に手は震えています。本人は意識していなかったのですが、4名もの人に見られながらの着岸はやっぱり緊張するようです。
- 今回は釣果はなかったものの、着岸に自信を持てたのが大きな収穫。
- 「木更津港5番ブイ周りが釣りのポイント」になるとのこと。ブイ周りはトロール船が入れないのでポイントになり易いとのことでした。
- また、テトラ周りは船首をテトラに向けて流すと良いとのことです。前が多少ぶつかっても、スクリューさえやられなければボートを引きぬくことができるというのがその理由です。
- 「座礁したとしても上げ潮になれば勝手に浮きますしね~。熊手とか持っていれば潮干狩りできますよ~。」と、講師の方はかなり寛容で楽しかったです。
天気 :曇
気温 :27℃
風 :南東1m
天気図:
コース:
航行範囲:
写真:
霞む木更津沖の大型船
海はベタ凪、絶好調です
10ノットで進む90馬力船外機の曳き波
こんなところを狙ってルアーをキャストしましたが、結局はノーバイトでした