3月18日、毎年大半が消えゆく運命にある有給休暇を少しでも消化すべく、平日のクルージング講習に参加しました。
後進着岸練習をした江戸川ニューポート発、荒川ロックゲートを通過して小名木川に入り、隅田川からお台場、夢の島マリーナを経由してマリーナまで戻ってくるコースです。
ボートはシエスタ24FV。参加人数は5名ですが、当日は天気がよくて気温も高く、デッキでも快適に過ごせる絶好の海日和でした。
荒川ロックゲートの仕組みはこちらにありますが、要はパナマ運河と同じように2つの水門で水位調整をして船を通過させるためのもの。水位の低い小名木川を船が通行できるようになっています。日曜日は休み、という役所的なものではありますが、その分無料で楽しめるという良さもあります。
ここを通過するには、まずは一旦水門内に入ったところでボートを壁に寄せて軽く固定、水位が2mほど下がり、反対側の水門が開いたら進む、という要領です。ゆっくりではありますが、気がつけば水位がかなり変化していて、ちょっとしたアトラクションみたいな迫力はあります。
小名木川の向こう側には扇橋閘門というのがあり、荒川ロックゲートと逆に水位を上げると隅田川に入ることができるように。そうそう、水門を通過するとき、決してきれいとはいえない水がボタボタとたれてくるので、キャビンのないボートだと傘が必須というのがインストラクターの方のアドバイスでした。
隅田川から運河を通り、佐野造船所、夢の島マリーナを経由して再び江戸川ニューポートに。
今回は全てインストラクターの方が操縦してくれましたが、果たして水門内でスムーズに壁に寄せることができるか...。まぁ、やれば何とかなりそうな気がするのは楽観的に過ぎるのでしょうか...。