03.結論はPS-730
「02.ボート選定基準」を整理すると、以下の結論が出ます。
- キャビン艇
- 船外機 or 船内外機
- 24フィートまでの国産艇
おっと、最も大切な購入費用のことを忘れていました。
普通のビジネスマンである私だと、とてもではないですが新艇は購入できません。上記を満たすものだと、オプション付けたりすれば800万円以上になってしまうでしょう。
ボートは中古市場が発達しており、贅沢言わなければそれなりの金額で購入することができます。それでもピンキリなので、私がザックリと決めた予算は...
いいとこ250万円。
ボートに人生賭けるわけではないし、あくまでも週末の趣味ということでは、まぁ車1台分が目安かなと思いました。安めのマリーナだと保管料は月4万円弱なので、車をもう1台持って、都内の駐車場に停めているのと同程度ということです。
あくまでもイメージの問題ですけど、「ボートを保有する」というと贅沢しすぎ感がありますが、「車を2台持っている」といえば多少はお手軽っぽい感があるかもと...普通はあんまり思わないか...
ボートを買おうと思っている人間は、既にどこかズレた感覚になってしまっているのかもしれません。
さて、予算まで含めて選択肢になりそうなものを中古艇ドットコムで探すと、ニッサンのPS-730、ヤマハのFC-24とSRV-23があたりが狙い目になりました。
本当はニッサンのサンクルーズ24、ヤマハのシエスタ24あたりも良いのですが、年式が新しくちょっと予算オーバー気味だったので、欲をいわずこれら3艇に絞り込みです。
さて、それぞれの良いところと悪いところは、右表のとおりです。
ヤマハが無難といえば無難なんでしょうけど、PS-730のサンルーフは魅力です。船体フォルムが低めに作られており、風の影響を受けにくそうなのも良さそうに感じます。
「価格も安いし、やっぱPS-730かなぁ。」
そう思っていたところに、何と佐野造船所カスタムのセンターキール付きのPS-730が!
センターキールが付いていると、風流れを抑えられるし波の乗り越えもソフトになるはずです。
「よし、これだ。」
早速、見学を申し込むことにしました。