- 10月14日のクルージングでボートを上架する時、マリーナスタッフの方からドライブの不調を指摘されました。曰く、ギアをリバースに入れた時、ドライブが浮き上がってくるようだったとのこと。
- ネットで調べてみるとVolvoのドライブではよくある現象らしく、チルトポンプの不調もしくはドライブ側のキャッチという部品の摩耗が主因みたいです。
- その後も何回か出航しましたけど、ギアをフォワード、リバースに入れた時に散るとメーターの値が変わります。リバースに入れた直後に回転数を上げるとメーター値が+20ぐらいにまでなることも。クラッシュアスターンすることなんてないので、問題ないといえば問題ないんですけどね。ちょっと気持ちが悪いので、自己点検してみることにしました。
- まずはチルトポンプから。オイル漏れの確認のためひとまずタンクを見ますけど、オイルは減ってないですね。オイルの劣化もないようなので、どうやらチルトポンプは関係ないらしい。
- 続けてドライブの部品を確認。パーツリストと睨めっこしながら確認、これもどうやら問題なし。
- 念のためチルトアップして、シリンダー近辺の確認です。どこかが壊れてロックが外れると怖いので、ロープで固定しての作業。オイル漏れはなさそう。
- 一体何でだかよくわからないですね。まぁいいか、他にもメンテした方がいいところがないかとパワステのATFオイルを確認したところ、ちょっと量が少なめでした。よし、補充しておこう。
- この後、話が多少複雑なんですけど...どうやらこれでドライブの跳ね上がりも直ったみたいです。
- まず、オイルを補充したことは間違いでした。パワステオイルのFullは、「冷えている時」と「温まっている時」の2つがあったんです。私が少なめと判断したのは、「温まっている時のライン」に達していないため。オイルは冷えていたので、少なくて当然なんです。
- 次に確認した時はオイルが温まっている時。Fullのラインを超えていて、こりゃマズいと追加した分のオイルを抜きました。
- 次にパワステベルトが緩んでいたので張り直したんですけど(別のページに書く予定)、その後は跳ね上がりがなくなったんですよね。ただし、チルトメーターの値は下限が+2に。元々は-5~+5だったので、7を加えた状態になったようです。実用上困ることはないんですけどね。