こんにちは、長野大学です!4月9日、キャンパスに突如として巨大戦車が出現しました。その正体は・・・120トンクラスのクローラクレーン!地上から空へ一直線にジブ(クレーンの腕)を伸ばすその姿は、まるで“建設の番人”。遠くからでも目を引くその存在感に、「新棟建設、いよいよ本格始動!」と感じた方も多いはずです。
このクレーンの最大高さは約80メートル。組み立てられたそのスケールには思わず「うわっ」と驚きの声が出てしまいます。その組立て作業は、まさに職人技。大きな鉄のパーツを一つ一つ組んでいく様子はまるで巨大なレゴブロックのようで、職員の間では「一夜城ならぬ、一日クレーンだね!」と話題になりました。
クレーンの後方には、カウンターウェイトと呼ばれる約50トンの重りが搭載されています。これは、クレーンが安定して動けるようにする重要な装備。クレーンの揚重能力は最大で120トンあり、吊り上げる荷物の重さとバランスを取るために背中に超重量級の重りを背負っています。まるで巨大な戦車の背中守る盾のようです。
このクレーンは、今後およそ半年間にわたり、鉄骨の吊り上げや躯体の組み立て、資材の運搬など、あらゆる工程を担ってくれる“縁の下ならぬ地上の力持ち”。いよいよ工事は、地中での準備から地上の“見える”変化へと移行していきます。
この日、そびえるクレーンともうひとつの見どころを現場で発見しました!この日は大学構内の桜が咲き始めたタイミングで、青空と青いクレーン、そして桜が織りなす風景はまるでアートのよう。塩田平の山並みを背景に、春と未来が重なる一枚となりました。
長野大学の新棟建設プロジェクトは、ここからが本番。キャンパスの風景がどのように変化していくのか――
ぜひ、皆さんも一緒にこのワクワクを感じながら、見守っていただければと思います!