こんにちは、長野大学です!今回は、中庭に残されていた巨大なヒマラヤ杉の伐採についてお伝えします。以前の記事「ヒマラヤ杉とクヌギの木の物語」で取り上げた際には、まだ建物があったために伐採ができなかったこのヒマラヤ杉。しかし、建物が解体されてから、ついにその伐採作業が実施されました。伐採はクレーン車や高所作業車を使い、まさに迫力のある光景が広がりました。
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このヒマラヤ杉は非常に大きく、高さも相当ありました。伐採はまず、高所作業車で職人さんが木のてっぺんにクレーンを結びつけ、木の上から3分の1ほどの部分をチェーンソーで切り、下に慎重に下ろしました。その後も同じ作業を繰り返し、2回目、3回目と、木を順次切り落としていきました。最終的には、根元から杉の木全体が切り取られ、全ての作業が無事に終了。
作業中の職人さんたちの姿は、まさにプロフェッショナル。クレーンを杉の木に正確に結びつけ、チェーンソーで切る際には、木の切りくずが飛び散る迫力あるシーンが展開されました。この瞬間を写真に収めたので、ブログ内でご紹介します。かっこいい職人さんたちの姿もぜひご覧ください。写真を見れば、杉の大きさや作業の難易度が伝わることでしょう。
驚くべきことに、あれほど太く大きなヒマラヤ杉の伐採作業が、わずか30分で完了しました。職人さんたちが手際よくクレーンやチェーンソーを使い、スムーズに作業を進める姿には圧巻の一言です。プロの仕事が光る瞬間を目の当たりにし、杉の木が次々と切り倒されていく様子はまさに見応えがありました。
このようなスムーズな伐採が可能なのも、長年の経験と技術力によるもので、改めて職人さんたちのプロフェッショナルな姿勢に感心せずにはいられませんでした。
伐採後、数えられる範囲の年輪から、この杉の木には39年分の歳月が刻まれていることが確認できました。年輪が数えられなかった部分も含めると、「ヒマラヤ杉とクヌギの木の物語」に登場したヒマラヤ杉と同じくらいの年数を重ねていたと思われます。中庭にそびえ立っていたこの大木も、長い間大学と共に歴史を刻んできたのだと感じられます。
今回の伐採作業は、安全に迅速に行われ、現場のスムーズな進行を支えてくれました。職人さんたちの技術と杉の木の歴史に感謝しながら、次の新棟建設プロジェクトのステージへと進んでまいります。どうぞお楽しみに!
引き続き、新棟建設の進展を見守りながら、最新の情報をお届けしていきます。お楽しみに!